吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年7月10日/〈海とまちなみの会〉038・NHKが「津屋崎の貝がら展」を取材

2007-07-10 18:32:04 | 海とまちなみの会
写真①:テレビ局の取材を受ける「津屋崎の貝がら展」会場で〈三十六歌仙貝〉を見る女性たち
     =福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2007年7月10日午前11時21分撮影


「津屋崎の貝がら展」がNHKテレビの取材を受けました
黒田藩主への献上貝21種の絵を新たに展示
――「海とまちなみの会」会員数も50人に

 福津市・〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指す住民団体、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・海とまちなみの会)が、同市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」1階で開催している初の町興しイベント・「津屋崎の貝がら展」が10日、NHK福岡放送局のテレビ取材を受けました=写真①=。近日中に放映されそうです。

 この日、会場には江戸時代後期の寛政12年(1800年)、津屋崎浦を訪れた当時6歳の第10代黒田藩主・黒田斉清(なりきよ)に、貝手頭(かいてがしら)佐治徳左衛門が献上した津屋崎浜で採った21種類の貝の絵図(松崎文書館蔵)のコピー=写真②=が新たに展示され、注目を集めていました。


写真②:新たに展示された第10代黒田藩主への21種類の献上貝の絵図コピー
     =「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、10日午前11時13分撮影

 『藍の家』」2階で開かれたオカリナ教室を受講している女性グループも、教室の帰りに日本の和歌集から貝に因んだ名吟を選び、それに相応する小貝36個を箱に入れた〈三十六歌仙貝〉の標本を見学。標本箱の周囲に放射状に置かれた名吟の36歌を揮毫した短冊に見入り、「藤原定家が詠んだ桜貝の歌よ」「あこや貝の歌は西行法師ね」などと談笑し、楽しそう。

 「津屋崎の貝がら展」は、福津市津屋崎北本町の大賀孝男さん(75)が、〝貝寄せの浜〟といわれる津屋崎の海岸(津屋崎浜、恋の浦、勝浦浜)で、妻康子さんと収集した貝殻約420種の標本を22日(日)まで展示。入場無料。問い合わせは、『藍の家』(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)へ。

 「海とまちなみの会」会員数は、この日2人が新加入し計50人になりました。

◇お知らせ

「津屋崎の盆踊り唄と踊り」の講習会を開きます
――7月16日午後2時から、『藍の家』で

「海とまちなみの会」では、福津市津屋崎の〝生き字引〟の長老・中村キクさん(大正10年生まれ、北本町)と津崎米夫さん(大正13年生まれ、新東区)を講師に、7月16日(月=祝日)午後2時から『藍の家』で、昔懐かしい「津屋崎の盆踊り唄と踊り」の講習会を開きます。消え去ろうとしている津屋崎独特の盆踊り唄と踊りの継承を図るのが狙いで、参加無料。一般の方の受講も歓迎します。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、07年2月16日に設立しました。会員は、福津市津屋崎と市内外の20代から90代までの男女です。〈津屋崎千軒〉通りの古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(一般会員、賛助会員=会活動に賛同し、例会出席は不要=とも年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。年会費などの振り込みは、西日本シテイ銀行福間支店(店番214。℡0940-42-1231)の普通預金口座(名前:「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長 吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

07年度総会案内=7月26日(木)19時、『藍の家』。予算案や事業計画案などを話し合います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2007年7月10日/〈津... | トップ | 2007年7月11日/〈今... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

海とまちなみの会」カテゴリの最新記事