fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事の無断転用はお断りいたします

『まく子』(福音館書店)サイン本

2016年06月16日 | 日記
  ふふ。

西加奈子さんとリリー・フランキーさんの講演会があるというのをネットで見つけ、ダメ元で応募していたところ、なんと当選。出かけてきました。
 お二人の対談、2時間半も。1時間くらいなのかと思っていたので、まずそこがびっくりでした。あとで聞いたら、1時間オーバーで、何度も「終わりの時間」という合図をされていたらしいです。すごいなあ。しかも、西さんはその後、大勢のファンに一人一人の顔を見て似顔絵を描き、その間会話もしながらのサイン会ですから。
 私の前の女性になど、「あれ? 前にも来てくださいましたよね」とちゃんと覚えてらっしゃる様子もあって、いい方だあ。

 お話はとても自然で、リリーさんならではのくだけた話に西さんが関西弁でつっこむという、聞いていて心地よかったです。
 書くことは知力より体力が必要というように、うんうんとうなずけることも多く、一番心に残ったのは、

 何を言われても魂は傷つかない。 という一言でした。別の見方をすれば、魂は守れってことなのだと思います。

 *『まく子』のカバーですが、夜電気を消すと、びっくり! 書店にならんでいるだけではわからない。個人がちゃんと自分の部屋へ連れてきた場合にだけ、わかるという心憎いデザイン。これは、ひっそりやってみる価値があり。幸せな気持ちになります。

最新の画像もっと見る