フランス パリで乳がん治療

フランス生活20年目の節目に乳がんになってしまいました。パリのガンセンター、キュリー研究所で治療を始めます。

ビオプシー 生体検査

2017-08-15 22:21:06 | 乳がん
一昨日のIRM の後、いきなり決まってしまったビオプシー。どんな検査なのかすごく不安でネットで調べまくりました。先生も大丈夫、麻酔をしてするから痛くないし、するからと言って、ガンが決まったわけでもない。白黒つけるには必要な検査だから心配しなくて大丈夫と言ってくれました。私が泣きそうな顔してたのか、ユーモアいっぱいで、なんでも質問に答えてくれたし、元気づけようとくれたりして、今振り返ってみると、この先生が一番人間味がある先生でした。
検査室に入るとモニターがあり、診察台に上半身裸で横になります。この時点で、左をしますと言われ、びっくり。いえ、右ですと答えると、その通り!って。検査の際はこうやって患者と受け答えして進めるそうです。でも、実際フランスなら間違えそう~と密かに失礼なことを考えながら、検査の説明を受けました。
まずは右手を頭にしいて脇をみせます。麻酔はほんの少しだけちくっとするだけで大丈夫でした。
何カ所か麻酔をした後、時間を空けずに、長くて太い針がついた大きいピストルのような物をエコグラフィの画面を見ながら打つという検査でした。検査の最中、痛みを感じますかと聞かれましたが、痛みは感じず、ピストルで打つたびガシャンと音がするぐらいでした。ただ、大きなピストルを見たときは怖かったです。見なければよかったと後で後悔。30分ほどで6本ほど検体を取り検査を終えました。検査途中、気になる部分があるので予定より2本ほど追加したと言われました。あとは絆創膏を貼って終わり。シャワーは2日後から。
検査室を出るとき、先生が、ほら、痛くなかったでしょ、僕は嘘つかないもんね、ブラボーって言わなかったのはあなただけだ!なんて言われて思わずブラボー!って。気遣いがすごくうれしかったです。
この日は夫が車で連れてきてくれたのでそのまま帰宅。麻酔が切れ始めたのか少し、痛みが出始めたのですぐにドリパン(鎮痛剤)を服用。痛みは我慢しないように言われていました。
アスピリンは血の流れが速くなるので、検査前、検査後、手術前、手術後、服用してはいけません。
この日は安静にして、次の日からは普通の生活に戻りました。検査結果は2週間後です。この2週間がまた長く感じました。


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