浜松マジシャンズソサエティ

浜松マジシャンズソサエティ蔵書記録

私家版 和国智恵較 上下

2015-07-03 19:57:40 | 本と雑誌



和本蔵書の最後です。最近は観る事に集中して演じることがなくなってきました。もともと少ないですが…
解説としてDVDの長所短所から本の長所短所、それぞれを駆使してDVDでは解説ではなく演技を観たくてたまらなくなりました
演技を観るだけのためにDVDを購入する機会が増えています。ただクロースアップ物がDVDシェアを占めていますね。

で今回は和国智恵較です。
少ないですがちょっとパズルっほい

ます目の拾いもの…碁盤上の碁石の取り合い
八つ橋の拾いもの・矢の拾いもの…碁盤上の碁石の取り合い
まんじの取リもの・片根矢の取リもの…碁盤上の碁石の取り合い
四つ石総取リ碁…碁盤上に敷き詰めた白黒の碁石を筋でつたい取る
四つ目総取リ・三ツ星総取り…碁盤上に敷き詰めた白黒の碁石を筋でつたい取る
二回方曜という並べもの…二重円に並べた数字を同じ数になるように取る
六回円曜置きという並べもの…三重円に並べた数字を同じ数になるように取る
三角の約し算…三角に並べた二辺をくずして一辺の横に並べる、約し算
白黒片挟並という盤もの…白黒の碁石を並べて個数を当てる
長方形の紙を一回切って正方形にする
うろこ形の紙を使って正方形を作る
一回だけ切って三階菱を作る
のの字置きということ…お互いに黒と白の碁石を持って本の中で「の」が出て来たら即座に置く
金歩将棋…歩だけと他の駒を将棋盤の端に並べ早く相手方へ着けば勝ち
新風流まま子立て…8個ずつの黒と白の碁石を円形に並べ8人目を取り除いていく、まま子立て
客が抜いた歌力ルタを当てる
十石二個飛びという並べもの…2個ずつ飛び越して1石おきに二個重ねに並べなさい


さぁ次は何をUPしようか???


私家版 和国たはふれ草

2015-06-22 21:02:07 | 本と雑誌


最近、TVであまりマジックを見なくなりましたが、代わりにと言いますか海外から物凄いマジシャンが来てくれて
レクチャーなのですが、私にとってはもうマジックショウそのもので楽しむ事が出来ました。
ますます私がマジックを知らない人になって行く快感を覚えます。いいなぁ マジックって
で和書の紹介です。昔の人は凄い、今の人も凄い、その時代時代の凄い人に酔いしれます。

で目次を紹介
房ようじの曲芸
豆を口に入れて目から出すこと
びょうぶに掛けてある帯をひとりでに動かすこと
鼻紙を手中でもんで御幣にすること
鼻紙を手中でもみ落花として散らすこと
腕に並べた数枚の内下ろしてまた戻した銭を見ていないでにおいで当てること
水入リ茶わんを紙で包みこぼれないこと
盆の水を茶わんに吸い込ませること
三味線がひとりでに鳴ること
パズル
小刀で天の水を取り寄せること
銭を通したひもを二人に引っ張らせまん中から銭を抜き取ること
鼻紙を卵にすること
鼻紙に水をかけて絵を現すこと
鼻紙になベ墨をかけて絵を現すこと
鼻紙を火であぶると文字が現われること
鼻紙に墨を塗って文字を現すこと
水面に文字を浮かせること
ささの葉をどじょうにすること
紙をもちやくりまんじゅうにすること
鉢に水を入れてそうめんを出すこと
水中に入れた砂が乾いて飛び散ること
文字を書いて丸めた紙玉のにおいで文字を当てること
湯わかしのふたが鳴り、ひとりでにふたをすること
十二支の動物の神通力
扇子の扱い
なわ切り
結束用のなわをひと続きにすること
水入り茶わんをきせるで吊り上げること
茶わんをたもとにつけること
小皿をきせるにつけること
銭を縛ったひもを燃やしてもちぎれないこと
盆でふたをしたとうふをひっくり返せぱ二つに切れること
杯をひとりでに歩かせること
パズルの抜き方
鼻紙で人形を作り踊.らせること
ようじをロにくわえ先端に卵を三つ積み重ねること
一つの紙玉を二つに錯覚させること
虹を出現させること
くまの黒焼きのこと
銭を抜き取ること

スリじゃぁないんだから、銭は他人から抜き取ってはいけませんぞ!!

私家版 料理こんだて手品伝授

2015-06-16 18:36:13 | 本と雑誌


手品本のはずなのにタイトルが料理こんだて??料理も材料を変化させ味を加える手品なのかも
今までご紹介してきた本の中とタイトルが重複している部分も多く目立ってきました
しかし、昔は今のような情報の伝わり方はしませんから、常に新鮮だったかもしれません。
昔もマニアな人がいればこういった伝授本を集めていそうなので案外重複を承知していたかもしれません。
時代背景が違うと言われればそれまでなんですが…

で、目次を紐解きます

料理献立・手品 秘伝教授書
旅行中に足の痛まない法
いぼやほくろをとる法
卵を積み上げる法
夜間に文字を光らせる法
目の妙薬
かすみ目を治す法
ばかを利口にする法
家出した人の足を止める法
長芋を結ぶ法
いやがる馬を船に乗せる法
胸のつかえを治す法
おこりの特効薬
走っても息切れしない法
長生きかどうかを知る法
焼け火箸を手でしごく法
鍛えてない鉄を鋼にする法
酒ぎらいにする法
卵の白身と黄身を入れ替える法
切った縄を接ぐ法
白紙を餅や栗にする法
碁石が消失する茶わん
子持ちだるまの法
とっくりから水を噴き上げる法
紙のなべで酒のかんをする法
卵の上に重い物をのせる法
箱から長い竹を出す法
茶わんを切る法
暗い所で文字を読む法
盛夏に雪を積もらせる法
何枚もの紙に透写する法
小刀で天の水をとる法
室内で卵がひとりでに動く法
茶わんをたもとに付ける法
銭を吊ったひもを燃やしても切れない法
灯ろうに自動点火する法
水で火をつける法
舌に釘を通す法
火吹きだるまの法
陰銭神通力の縄
白紙を卵に変える法
ろうそくを空中に吊るす法
天狗のもぎ銭
水面に文字を浮かせる法
茶わんの水を即座に氷にする法
水面の木の葉に生け花をする法
銭を水に浮かせる法
柱に茶わんを付ける法
碁盤に水を盛る法
四方に出る引出し
擬製とうふの作り方
ごまどうふの作り方
うどんそうめんとうふの作り方
水晶こんぶの作り方
煮さんしょうの作り方
煮とうがらしの作り方
しそ千枚づけのほいろ仕上げ法
貝類の柔らか煮の作り方
巻き魚類の作り方
しんじょの作り方
魚とうふの作り方
たこの柔らか煮の作り方
かまぼこの作り方

最後の方は本当に料理本ですね

私家版 秘事百選 知徳斎著述

2015-06-11 19:32:27 | 本と雑誌


前回の百撰と今回の百選、漢字が違うのです。英語のchooseとselectの違いみたいなものかな?
と勝手に解釈しながら、今までと同じような内容が重複するのもselectならでは、
で今回は「選」なのでchooseですね

棒寄せ
板の上に立つ卵
水面に浮かぶ文字
とっくリ吊り
紙のはしご
水を吸い上げるとっくり
支えなしで大鉢に生ける花
水上に浮く卵の楼閣
あぶリ出し
煙を吹きかけると現われる文字
点火すると彫り抜きになる文字
濃い茶を白湯にする法
柱にくっつく茶わん
脇差し呑み
茶わんから茶わんへ飛行する米
隠し場所の当てもの
手持ち牡丹花火の作リ方
唐がらしをくべてもせきこまない法
すすけた布地の再生法
まぜ合わせた同文字二組をペアで出す法
客が思った文字を当てる
竹筒内の蛍火が外から見える法
山芋で作る鰻の蒲焼
山芋を結ぶ方法
紙包みの水を湯にする法
大根の促成栽培
歯痛止めのまじない
わきがの治療薬
墨を塗ると現われる白抜き文字
点火すると彫リ抜きになる文字
焼け残る白紙に書いた文字
意のままに雷を鳴らす法
水につけると白く浮かぶ文字
空中に浮く点火したろうそく
地震を起こす法
室内を大海原にする法
即席に卵を作る方法
素手で焼火箸をしごく法
水入り油に火をともす法
衣服についた油の落とし方
豆腐に絵を描く法
卵を生のまま角切リにする法
卵をいろいろな形にする法
股ずれを治すまじない
かんの虫を取るまじない
のどに刺さった骨を取る法
船を嫌う馬をたやすく乗せる法
放置した馬がその場を動かないまじない
前項の馬を歩かせるまじない
夜道や乗船の際に危難を知る法
目に入ったゴミを出すまじない
しゃっくりを止めるまじない
やけどを治すまじない
鉄砲で狙われている鳥獣を助ける法
水面に浮く大石
即席提灯製作法
客が任意に持った銭の枚数を当てる
箸を踊らせる法
紙の蝶を舞わせる法
蛇を踊らせる法
すべりひゆから水銀を採る法
藍染めの定紋部分の藍を抜く法
草花からべにを採る法
もえぎ色の粉末を採る法
はなだ色の紙を作る法
黄色の染料を作る法
蘇芳で紫色に染める法
鏡を磨く法
山芋のみそ漬けの作り方
鮑の貝殻に絵や文字を現わす法
朝顔を思いのままに咲かせる法
わさぴの代用品を作る法
藍染めの藍を抜く法
茶染めを白地にする法
銀メッキの秘伝
本金メッキの法
銀煮付けの法
刀の切先に卵を積む法
酔い覚ましの法
桃の実の貯蔵法
船酔い止めのまじない
銭を吊った糸を焼いても切れない法
泳げなくても海底の物を取る法
大酒飲みを下戸にする妙薬
毛せんの色あげ法
有毒を予知する法
いつでも鶏にときを告げさせる法
血止めのまじない
なまずの妙薬
犬よけのまじない
塩漬け魚を生魚にする法
酸っぱくなったみそをなおす法
酸っぱくなったみそ・酒を一夜でなおす法
灯心で炭火を釣る法
灯心で石臼を釣る法
灯心を針の穴に通す法
人を落馬させる法
紐を切らずに通した銭を抜き取る法
髪の毛に作った結び目をとく法
墨流し

たくさんありました。

私家版 秘事百撰 三編 全

2015-06-10 22:01:27 | 本と雑誌


このブログはすぐ見る事が出来るのに、今まで一回もすんなりと新規投稿出来た事が無い。
何かやり方が悪いのかもしれないが、これじゃ毎日更新もままならぬ(言い訳)
今回の書は三編分で長いです

水面に銭を浮かべる方法
石を接着する方法
手拭で覆った水入リ丼鉢からどじょうを取り出す方法
三社の当てもの
点火した蝋燭上を往復させて白紙が焦げない方法
手中で白い碁石を黒石に変える方法
盆上の豆腐に別の盆を蓋にして全体をひっくりかえし豆腐を二つに切る方法
暗闇で文字を読む方法
カラの鳥籠に入れた卵を雀に変える方法
化け物蝋燭の作り方
あぶリ出しの作り方
爪の先に火をともす方法
障子に映る三日月が次第に満月になる方法
箱枕の引き出しの卵を懐中に人れ枕をニメートルほど離して置いて飛行させる方法
狐に酒を買ってこさせる方法
短冊に書いた歌を水中で洗い落とす方法
大量に酒を飲んでも酔わない方法
声を出さずに人を呼び出す方法
陶器に彩色した絵を焼き付ける方法
裸で杯洗に金魚を出現させる方法
硝石精の作リ方
投げ玉の作リ方
水面に百文銭を浮かべる方法
丁子油や草花の露を採る方法
銭七枚を客に渡して八枚にする方法
古い石碑などの文字を読む方法
花鰹の作リ方
こよりで徳利を釣る方法
声を出さずに渡し舟を止める方法
金属製品を即座に銀製品にする方法
布についた油を抜く方法
鯉を生きたまま遠方へ送る方法
線香花火の作り方
挿木の秘法
一昼夜ともして三センチしか燃えない蝋燭の作リ方
雨風にも消えない松明の作り方
米・小豆・水の入れ替わリ
手を打って提燈に火をともす方法
晴雨人形の作リ方
豆腐で果物を作る方法
青物を石にする方法
藍地白抜きの秘伝
鮑の貝殻を小ロ切りにする方法
燗瓶の中へ手まりを入れる方法
鳥の雌雄鑑別法
カラの井筒から水が噴出する方法
茄子の浅漬けを一年中貯蔵する方法
納豆みその作リ方
金の吸い物の作り方
急に傘に油をひく方法
蚤を発生させない方法
銀箔を急に錆びさせる方法
燈火なしで闇夜に道を照らす方法
猪ロに穴をあける方法
暗い燈火を明るくする方法
花器に生けた蓮の花を開かせる方法
川に入っても足がほてらない方法
卵を動き回らせる方法
長距離を歩いてもくたびれない方法
大根を輪違いに切る秘法

最後の大根の輪違い、つまり繋がった輪の連続となる様に切る方法なんですが、試してみましたが難しい…