電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.462 (4/4)

2005年10月13日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/09~05/10/09

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第25話)
 行き倒れてたレントンを助けたウィルとかいうにーちゃん。親切だけどおしゃべりな人なんだけど、その同居人のマーサは絶望病ってか……
 大地の地殻変動を抑えるために打たれてるパイルバンカーを抜いてるウィル。なんか理由はよくわからんけど、自然に逆らわずに身の丈に見合った生活をしろってかい。 ま、よくある自然主義者の発想だけど、この世界は知らんけど現実世界の人口じゃ太陽エネルギーによる大地の実りだけで生きてける限界はとっくに越えてるからねぇ。それを実行するにはまず戦争か何かで人口を減らさないと……
 しかし、絶望病ってよくわからん病気だね。極度の自閉症で何一つ主体的な行動をしない上に、睡眠時無呼吸症候群の症状を併せ持ってるってかい。
 レントンを探しに出たのはいいけど、行く手をことごとく軍に阻まれてるホランド。せっかくチャールズから作戦のことを聞かされたレントンなのに、ぐずぐずしてるうちに完璧に手遅れになってるんじゃないのか? こまったガキだね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第33話)
 なぎさの誕生日。気を利かせて藤Pと2人だけにしてやるほのかだけど……そりゃ気の利かせすぎ。
 自分の誕生日だからって藤Pを意識する必要は無いのに、異様に意識してるなぎさ。相手に見返りでも求めてる立場の人間のような態度だね。しかし、誕生日だからって何も告白する必要は無かろうに。
 だいたい、試合の前にいきなし告白されたら、藤Pだって困るだろ。いや、それが藤Pへの励ましになるって確信があるなら良いんだけどね。
 ま、結局は去年の同じく告白できず。進歩が無いね。ま、今回はほのかの余計な気の利かせようのおかげで不意打ちを食らったってとこだろうけど。でも、そうでもしないと進展が無いから、ほのかとしてももどかしいんだろうけどね。

◎雪の女王
 (第20話)
 ただの総集編ね。それにしては何か偏ってるというか、半年も無駄に時間を浪費させられた魔女のとこの話が入ってないし……

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第24話)
 宇宙から降ってきた小怪獣が生け捕りにされてMATの研究所に移送されたってのは良いけど、白黒のニュース映像って端折り過ぎ。
 怪獣で遊んでるガキ。電動のバラゴンって……昔はそんなもん売ってたんかい。
 ガキたちの目の前で怪獣を抹殺してるMAT……おいおい、研究するんじゃなかったのか?
 怪獣の破片を持ち帰って壁に貼り付けてるガキ。なんか壁に同化して怪獣の形を取り始めたけど……ガキの言う通りに強化してるって、まるでガバドンみたいな怪獣だな。
 大村千吉のマンションの管理人のおっさんがなんか怪獣よりも怖いけど、だからってマンションを壊してくれってメチャクチャなガキだな。マンション壊れたらおまいはどこに住むつもりなんだ?
 MATの攻撃で暴れだした怪獣にマンション中が避難してるのに、自分だけ怪獣にこだわって中に戻ってるって、ろくでもないガキだな。こんなガキ、見殺しにしても誰も文句は言わんだろ。
 ウルトラマンにやられて骨になるキングストロンだけど、マット画合成かいっ。骨の模型作る予算が無かったのか……
 しかし、このガキ、なんで怪獣の弱点なんか知ってたんだ? とてもそこまで考えて設定を作ってたとは思えんし、怪獣だって言うがままに弱点なんぞ作らないだろうに。
 マンションからガキを助け出してた伊吹隊長だけど、この辺りは前の加藤隊長よりアクティブな感じだね。
 それにしても、まだローンが山ほど残ってたマンションが壊れたけど、こいつらどうやって生活していくんだろうね。ま、今の災害保険じゃ地震等と同じ天災扱いで保険金は下りないだろうけど、この世界には怪獣災害保険でもあるかも知れないけど、さすがに自分とこから怪獣出してたら保険金も下りないだろうし、逆に他の被害者から賠償金を請求されて当然だからねぇ。考えただけでも悲惨な未来が待ってるな。

◎ウルトラマンマックス
 (第15話)
 画家を目指していて目が見えなくなったから音楽家に転向しようとしてる女の子。いや、楽譜が読めないのに音楽家になるのは至難の道だと思うぞ。
 突然出現した謎の物体。わけのわからんものは焼き払えとばかりにDASHが攻撃したら、それと同じ武器を使って反撃する怪獣に変化してるって凶悪だね。
 公会堂を残しても周囲が壊滅状態だったら演奏会は開催できないと思うぞ>ミズキ。
 公会堂を守りに現れたマックスだけど、そのマックスの力も怪獣の力になってしまって歯が立たず、逃げ去ってるって無様だね。
 敵がいなくなり、周囲を焼き尽くす怪獣、イフ。もう演奏会も出来ないのかと悲嘆してる女の子。しかし、目の見えない女の子がそんな燃え盛る町の中に入っていけるか?
 ピッコロを持って怪獣を説得してる女の子。その音波攻撃の前に、イフは対抗して楽器を持った天使に変身してるってか。
 最初にイフに攻撃を加えるというDASHがバカなことをしたおかげで人類の滅亡が決定したようなものだったけど、女の子が起こした奇跡によって救われたってかい。本当に使い物にならない組織だな<DASH。
 しかし、女の子を車に乗せたままイフを宇宙に誘き出してるマックスだけど、その車、気密性能は大丈夫なのか? それに大気圏を出たら音は伝わらないだろ。で、宇宙に誘い出したイフは結局どうしたんだ? また地球に戻ってきたんじゃダメだし……ま、女の子をどこかの星に置き去りにしてイフを留めておくってのが妥当なところか。

◎牙狼(GARO)(新)
 (第1話)
 見覚えのない木箱に入っていた絵から、画廊のオーナーに取り付いたクリーチャーか何か……ホラーとか言ってるみたいね。
 女ばかり食うホラーはいいんだけど……その相手を吸い取ってるような映像、なんかトラウマになりそうだな。いや、いわゆるスプラッターみたいに血にまみれた人肉を食うとか言う描写よりはマシかも知れないけど。
 で、次に展覧会の画家のねーちゃんに手を付けようとしてるホラーだけど、そこにやってきた魔戒騎士のにーちゃんに退治されるという、お約束のパターン。ま、それはいいんだけど、最後でにーちゃんがキンキラに変身して一気に作品の雰囲気ぶち壊し。ここまでは結構良く出来たホラー作品だったんだけど、急にガキ向け特撮の要素が入ってきたって感じ。雨宮慶太じゃ仕方がないか……
 魔戒騎士のにーちゃんに逃げろと言われてたのに、影から見てた画家のねーちゃん。最後に倒されたホラーの返り血を浴びてるけど……返り血を浴びた者は殺さなくてはならないって、そいつがまたホラーになってしまうって話か?
 ……と思ったら、ホラーの血の匂いが他のホラーを呼び集めるから、そいつの周辺に災厄が頻発するって話か。それを逆手にとってホラー狩りの餌にしようと言ってるんだけど……ま、単に殺せなかった言い訳だな。

◎仮面ライダー響鬼
 (第35話)
 引き続きトドロキと日菜佳の恋愛問題だけど、鬼のように女性を愛してきたって……あんたもそのノリかいっ!>ザンキ。
 で、今度は香須実が別の男と付き合ってるのを見てショックを受けてるイブキ。いい加減にしろよ。
 童子をいじめてる凶悪な姫……で、分裂してる魔化魍はなんかゴキブリみたいだけど、『剣』の最終回に出てきてたやつらの再利用みたいだな。もうダメだな、この番組。
 モッチーと桐矢の件は誤解だったってよくある話だけど、どう考えてもそうは見えないんだけど……
 あきらがイブキの弟子だと知って、今度はあきらを尾行してる桐矢。もう完全にストーカー同然の行為だからやめとかないと新聞ネタだぞ。