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アニメ及び周辺文化に関する雑感

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週刊アニメ定点観察 Vol.488 (1/6)

2006年04月20日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/04/03~06/04/03

◎Fate/stay night
 (第13話)
 ライダーとの戦いで宝具エクスカリバーを使い、魔力を消耗し尽くして眠るセイバー。マスターの士郎から魔力を得られない以上、セイバーが戦い続けるにはライダーがやってたように他人を犠牲にして魔力を集めるしかないと言う凛。
 ここで普通の作品なら士郎が魔力を与えられるようになればいいって特訓が始まるわけだけど、そういう方向に行かずに、他人から魔力を奪う方向で悩んでる士郎。もちろん高潔なセイバーがそんなこと承諾するとは思えないから、実行するなら霊呪を使って言うことを聞かせるしかないわけだけど……

 セイバーが眠るそばでうと寝した士郎の意識に流れ込むセイバーの過去。エクスカリバーなんぞ持ってるからアーサー王か円卓の騎士の関係者かと思ったら、アーサー王本人だったってかい。というか、アーサー王って女だったのか?
 アーサー王と言えば日本では聖徳太子と同じ時代の人物のはずだけど、片や剣と魔法の世界の神話世界の住人で、片や事跡も明らかで直筆とされる文献も残ってる実在の歴史上の人物とは、えらい違いだね。ま、そんなこと言えば、アレクサンダー大王の時代の日本はどうだったかとかいう話になるけど……
 いや、ま、所詮はエロゲの世界の住人の話。牛若丸が女だったとか沖田総司が女だったとか何でもありの世界だから、いまさらアーサー王が女だったってたいした事件でもないだろうけど……
 そういえばライダーはペガサスを使ってたからその関係のギリシア神話の世界のキャラかと思ったら、どうもメデューサ(ゴルゴン)だったみたいね。サングラスで目を隠してたのはそのせいか。しかし、そうだったらセイバーとまともにやりあって負ける前にサングラスをはずして相手に目を見せさせて石にしてしまえば良かったと思うんだけど……サーバントになったら生前の妖術は使えないのか? それとも英霊には無効なのか? 英霊に効かないだけなら士郎の方を石にしてしまうって手もあったはずだけど……

 セイバーの魔力回復のことを考えあぐねてのこのこ出掛けた士郎。目の前にやってきたイリヤにまったく油断しきって、金縛りに遭って捕虜になってるとは間抜けすぎ。やっぱしライダーと戦ってたビルに潜んでたのはバーサーカーだったみたいだけど、こいつら、ライダーが敗れて逃げてきた慎二を始末したってか。凶悪だね。
 サーバントを失ったマスターなんて放っておいても……って気がするけど、そうしたらマスターを失った別のサーバントと契約して復活してくる可能性があるから、元を断つためには殺すしかないってか。ま、所詮、慎二に罪の償いをさせようとしていた士郎は甘いって話になるんだろうけど……
 士郎が帰って来ないから敵に捕まったのではないかと、体力も回復してないのに探し回ろうとするセイバー。見かねて凛とアーチャーも同行してるけど、一方で士郎を捕縛したままセイバー抹殺に出掛けたイリヤ。先に士郎を始末した方がって気がするけど、そんなことしたらセイバーがもっと魔力を自由に扱えるマスターと再契約して復活してくる可能性があるから、へたれの士郎のサーバントで魔力が回復できないうちに叩いてしまおうって話だな。

◎妖逆門(新)
 (第1話)
 サンデー読むとき飛ばしてるくらいだからパス。
 でも1話の内容はサンデーの連載とは違うからちょっと関心が引いたけど、2話以降は同じ方向で収束するみたいだから見続けてもしょうがないか。

◎タクティカルロア(終)
 (第13話)
 ノイントテーゼの説明だけど、どう考えても単なるこじ付けで理論も破綻してるし、まともに取り合うような学説ではないわな。カオスを導くための結論先にありきって作りがミエミエだし……もうちょっとまともな理論は考えられなかったのか?
 前回の復讐戦ということで、例の潜水艦と再びまみえるパスカルメイジだけど、潜水艦側が哨戒機からほとんど丸見えという地の利もあってか、今度はパスカルメイジの勝ちってか。そのままロア発生装置を破壊してお終いかい。ナクリマ政権もそれで引っ込むとは意外と情けないね。
 それから半年。阿古屋暦は例のテロリスト2人に証拠隠滅のために殺されたって……悲惨ね。というか、これじゃ何のためのノイントテーゼだったかもわからずに意味不明じゃないかい。要するに単なるハッタリだから後に引かないようにキャラを殺してお終いにしただけなのね。
 そう言えば阿古屋姉妹の復讐とかいうのはどうなったんだ? 八重島で何があったかも語られてないし、例のハッキング少年も前の洋衛軍との戦いでOSをハッキングしただけで終わってるし……なんか伏線だけは張り巡らせて置いて、結局、阿古屋暦を殺しただけで、全部置き去りにされてしまったって感じだね。
 出向願いが受理されてハーレム環境に戻ってくる凪宮……良い御身分だね。つまづいてこける凪宮とさんご……いったいいつの時代のアニメですか。で、七波との関係はうやむやのまま。これの前の番組ではっきり兄妹で結婚する話を堂々とやってるんだから、中途半端なことしてももどかしいだけなのにね。

 はっきりいって、全体的にお粗末過ぎる作品ね。ま、80年代ぐらいだったらこんな作品でも受け入れられただろうけど、今となってはどんなセンスの人間が作ってるのか顔を見てやりたいくらいアナクロな感覚の作品としか言いようが無い。ま、護衛艦の戦闘シーンは(緊迫感が欠けるとか、あんな反応速度で迎撃が間に合うのかとかいう問題は多々あるけど)それなりに描けてるけど、それ以外の部分がどうしようもなく最低レベル。
 護衛艦を舞台にハーレムアニメを作りたかったとかいう話にしても、そっちの方が物凄くセンスを疑いたくなるような作り。それをやるならせめてキャラ設定を今風にでも作ってくれって感じ。ハーレムアニメというよりは『うる星やつら』以前のドタバタラブコメにすらなってないし、キャラのセンスは70年代の『かぼちゃワイン』あたりまで遡ってるな。
 それでもノイントテーゼだけでもまともに描いたならそれなりの評価は下せたんだろうけど、それを単に適当な理由付けで最後はポイじゃ話にもならない。もうどうしようもなく「駄作」以外の言い方は無いね。いや、今の時代にこういうものを金をかけて本気で作ったということが驚異以外の何者でもないな。

◎涼宮ハルヒの憂鬱(新)
 (第1話)
 いきなし『朝比奈ミクルの冒険』で来たかいっ! これ、確か文化祭用の映画だったよな。ハルヒが映画の中でCM流すからといって電器店から巻き上げたビデオカメラをキョンが撮影させられてるというお話……素人映画というのを前面にさらけ出してるのはともかく、いきなしこの主題歌かいっ! おもいっきし音痴に歌わされてる後藤邑子も大変だね。
 しかし、周囲の赤の他人にセリフを棒読みさせてるか…… それにしてもバニー姿はともかく、ちゃんと走ってるシーンで胸を揺らせさせるか。
 計画性も無くいかにも行き当たりばったりで撮影したシーンだけど、NGのみくるビーム(本物)のカットもちゃんと入ってるのね。いちいちナレーションでフォローさせられてるキョンも大変だね。
 模型店のCM……ここは何をせしめたのかと思ったら、モデルガンだったか。
 最終決戦、みくるがジャンプするシーン、ちゃんとパンツを撮ってるか。この辺の光線の合成、辛うじて長門が手助けして知らない間に入れておいたものだな。これ、撮影完了が上映の前日で、一晩で編集しろとキョンが押し付けられたものだから、本当なら合成なんて入ってる余裕無いんだけど。
 猫の声が緒方賢一……『きまぐれオレンジ★ロード』のジンゴロを思い出すなぁ。
 EDのハルヒの断りセリフは、あれを言わないと映画の設定が現実化してしまう可能性があるから、キョンが無理やり言わせたセリフなんだな。
 しかし、ハルヒよ。おまえ、こんな出来の映画で満足できるのか? それにしても監督だから映画中は全然出番が無かったのに、終わったとたんにすべてを支配してしまってるテンションの高さ……ああ、まさに涼宮ハルヒだな。
 どうでもいいけど、原作読んでないとまったく理解不能な第1話って……

 この第1話が凄いのは、原作が単に映画を作ってる話であって、撮影光景は描かれてても完成された映画のストーリーが書かれてるわけでもないのに、あの原作で出来た映画ならこうだろうと言うのを作り上げてしまったことだな。しかも、映画から逆に原作の撮影光景が思い出されるという……
 それこそ原作を知らないとどこが凄いのかが全然わからないというのも……途中からみくるがカラーコンタクト付けてたり、最後でハルヒがこの映画がフィクションであることを2回も言わされてたり……
 ところでこれの裏バージョン(つまり、原作通りの映画を撮影する話)はやるのかなぁ?

◎Angel Heart
 (第25話)
 居眠り運転で幼稚園のバスにぶつかりそうな車を、タイヤを撃ち抜いて進路を変えさせた香瑩……はいいけど、なんか性格変わってないか?
 それを見ていた板前の男、極道の弟と自分を殺してくれと依頼してくるけど……端っから殺人の依頼は受けないという香瑩に対し、松竹梅に死ぬまでの時間も合わせたコースを提示してるリョウ。こういうのは具体的な話を出せばビビって思い止まるというリョウだけど、相手は本気みたい。しかし、死ぬまで1日以上苦しんでから死ぬコースってのは嫌だねぇ。
 とりあえず殺す相手である弟のことを調べ始めたら、この弟も本当は家族思いだったって話。極道になったのは手っ取り早く金を稼いで両親を楽させてあげたいと思ったかららしいんだけど、そのことが誤解を生みまくってるって話ね。
 そんなこととは知らない兄は、死ぬ前に常連客にサービスしようと95円均一なんて始めてるけど……物凄く真面目な人だね。だからこそ極道で評判のよくない弟を兄として許せないんだろうけど。
 弟の本当のことを知ったら兄も考え直すだろうと思ったら、弟は親分筋から麻薬密輸の濡れ衣を着せられて命を狙われてるってか。ま、リョウの言うとおり、ようやくシティーハンターらしい事件になってきたみたいだけど……
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