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アニメ及び周辺文化に関する雑感

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アニメ公式サイトに期待するもの1 ~こんなサイトは作らないで~

2005年01月23日 | アニメ
 昨今はアニメを見るのも公式サイトの設定を参照してキャラクターを把握しながら見るということが多いのですが、ブロードバンドも夢の夢という環境で見てると、いろいろ難儀なサイトも多いのも確かです。
 それら不満を覚える中にはウェブサイト一般に言えるものと、アニメ公式サイトとして期待するものじゃないというものが挙げられますが、まず一般的なウェブサイトとして注文したいものを記してみましょう。
 とりあえず、こういうサイトは作るなって言いたいところです。

(1)重いサイト、開くのに時間の掛かるサイトは作らないで

 重いといえば、画像データやらバナー広告やらやたら貼りまくったものがまず思い浮かびますが、素人サイトでもなけりゃ、昨今はトップページから重い画像貼り込んだサイトはあまり見掛けなくなりました。それでも開くのが遅いのは、アクセス数が多いのか、回線が貧弱なのかでアクセス反応が遅いというところが多いように思います。
 バナー広告もアダルトサイトでもなけりゃ、どこが本当のサイトの入り口かわからんぐらい貼りまくったものなどありはしませんし、あって自社サイトか関連サイトのバナーぐらいが大半だから、まず問題ではありません。

 昨今のサイトで、まず重い、なかなか開かないといえば、十中八九、フラッシュ問題です。
 何が悲しくて毎回毎回アクセスするたびに時間をかけて同じ動画を見せられなきゃならないのか知りませんが、トップページでフラッシュを見せるのが義務だとばかりに使ってるのが昨今のトレンドみたいです。
 いや、それでもちゃんとスキップが用意されてるのなら文句は言いません。問題は見たくもない動画をナローバンドで延々と見せられることです。そういうサイトに出くわすと、サイトをデザインした担当者の首を絞めてやりたくなってしまいかねません。いや、それでもフラッシュプレーヤーの機能に強制的に終了する機能でも付いてれば良いのだけど、これにそういう機能は無いのですね。右クリックでメニューを出してもそこにそんな役に立つような機能は無く、いったいどういう思想でユーザーインタフェースを作ったソフトなのかがよくわかります。ようするに企業サイトの広告がスキップされないためなんでしょうが、これを見るたびにマクロメディアの開発者を殴り殺したくなるような気分になりそうな気がします。
 悪いことは言いません。多くの人から愛されたいサイトを目指すなら、フラッシュは使わないでください。

(2)画面の広さを勝手に想定したサイトは作らないで(フレーム問題)

 フレームを使ったサイトなんていまどき珍しくもないし、フレームに対応してないブラウザなんてのは、もはや一般的な用途には存在しないと思うから、そんなもの気にする必要はありません……でも、何事も使い方の問題です。いくらブラウザがフレームに対応しているからって、使い方しだいでは環境によっては見れないサイトを作ってる状況に変わりはありません。

 まず、フレームの固定化の問題です。PCの画面は大概にして横長だから、縦方向に左右分割してるフレームが多少固定されてても不便を感じないことが多いでしょう。(これも程度の問題で、ずっと幅の広いフレームで固定されたら話は別)
 しかし、横方向に上下分割するフレームが固定された場合、残りの有効面積が極端に小さくなってしまいます。たとえばあるTV局系のサイトの場合、画面上部がかなりの大きさでその局サイト内のメニューで占められ、画面下部にはまたそれなりに大きなバナーが固定されています。おそらく、IEをデフォルト状態で使ってるユーザーしか頭に無く、ブラウザのツールバーとか、タブブラウザのタブの存在とか一切考慮に入れないで作ってるんだろうけど、一般的なのXGAの画面でブラウザを縦いっぱいに開いても肝心のサイト本体の表示幅は全体の半分も無い状態です。で、ここのサイトをVGAみたいな縦方向の表示面積の狭い環境で見てみたら、サイト本体の内容はテキスト1行読むのがようやくという悲惨な状況だったりします。こんな画面を見せられたら、そのTV局に爆弾投げ込みたくなってしまいかねません。
 むやみに上下にフレーム分割するのはやめてください。するならせめて1個だけ。そして、上下に分割したフレームは絶対に固定化しないでください。

 次は、フレームのスクロール禁止の問題です。
 画面の片方の端にフレームで区切ってメニューを作ってるサイトも珍しくないのですが、フレームの境にスクロールバーが出るのが美観を損ねるとでも思ってるのか、スクロール禁止にしてる困り者のサイトが結構多いです。
 これまた大きな画面環境では問題ないんだろうけど、狭い画面環境なんかだとメニューの途中で切れてしまうことがしばしばです。スクロールできれば下の方のメニューにもアクセスできるだけど、禁止されていればそれまでなのです。えてしてそのアクセスできない部分に欲しい情報があったりするから、こういうサイトを見たら、デザイナーを呪い殺したくなってしまいかねません。

(3)画面の広さを勝手に想定したサイトは作らないで(スクロール問題)

 スクロール禁止といえば、フレームに限らず、ページそのものの問題でもあります。昨今ではサイト側が禁止設定で作ってあってもブラウザ側で勝手にスクロール出来るようになってる場合もありますが、フラッシュ画面まではその配慮が行き渡ってないでしょう。
 そこで、長々としたデモ動画の最後にメニューを出す構成のフラッシュの場合、肝心のメニューがその見えない部分に作られてたりしたら、そこまでたどり着くまでの時間を浪費させられた上に肝心の中身が見れないって凶悪な状況になります。このサイトを見たとたん、殺し屋を雇いたくなってしまいかねません。

 スクロールといえば、最近は何か流行なのか、スクロールバーのスライダーを見えなくしてるサイトがやたら多いのも問題です。まぁ確かに、スクロールを禁じてるわけでもなく、(見えないだけで)スクロールバーが無いわけでもないから、キーボードを使ってスクロールすることは可能なんだけど、マウスでスライダー引っ張ってダイレクトにジャンプさせるということが出来なくなるから、ページの長いサイトを読むには甚だ不便な状況になります。
 スクロールバーのスライダーは単に操作に必要なだけじゃなく、ページ全体のサイズやページ内での現在位置を把握するためにも必要だと思うから、安易に見えなくしてしまっては困ります。

(4)複数ページを開けないサイトは作らないで

 最初からブラウザを複数起動して、それぞれトップページから目的のページを開いていけばどんなサイトだって複数ページを開けます。でも、ここで言いたいのは、1個のブラウザでサイトを立ち上げた後で複数ページを開けるかどうかということです。
 IE等だと右クリックのメニューに「新しいブラウザで開く」というのがあるから、これを使えば問題ないと思うのですが、これが使えるのはurlの直接で記述でリンクが貼られてる場合だけです。フラッシュのメニューだったり、リンクがjavascript等で記述されてたり、右クリック無効とかが設定されていた場合、左クリックする以外にページを開く方法がありません。この時、新規ブラウザで開くような設定になっていれば良いのですが、同じブラウザで開くような設定なら、どう足掻いたってトップページから別のブラウザで開いていく以外に複数ページを同時に開く手段はありません。また、こういうサイトはえてしてトップページに馬鹿でかいフラッシュが貼ってあったりすることが多いので、それだけでうんざりしてしまいます。こういうサイトを見たら、クラッキングを仕掛けたくなりかねません。(まぁ、何でもかんでも新規ブラウザで開かれるのも、それはそれで嫌ですが)

(5)テキストコピーできないサイトは作らないで

 いや、別にサイトの記事をコピペしてよそに無断転載しようとかいう話ではありません。
 アニメの公式サイトを見る最大の目的は、登場キャラクターや作品世界観などの固有情報の参照です。そこには、専用語句や固有名詞の文字表記というものが当然の如く含まれています。えてして難解な用語が好まれるこの世界だから、作品本編見てただけでは表記やらフルネームのわからないキャラクター名などもけっして少なくはありません。
 そこで、作品の感想書いたりする時にそれを調べるために公式サイトを参照し、1回こっきりのものなら単にコピペで済ませ、今後も使いそうなものはIMEに単語登録しとこうって話になるのですが……フラッシュで画面を作ってるページとか、固有名詞に限って見栄を張って画像データにしてるページとか、右クリック無効になってるページだとその手が使えません。テキストコピーできなければ、その表示を目で見ながらいちいちIMEで漢字を探さないといけなくなって面倒で、そんなサイトにはウイルス仕掛けたくなってしまいかねません。。
 これは作品タイトル自体もそうなんですが、固有名詞だからって見え貼って、すべてを見栄えを優先にしたサイトにしたりせず、どこかにテキスト表記を付けといてほしいものです。
 だいたい、テキストで書かれてない語句なんて検索でも引っかからないから、全然実用の役には立ちません。

(6)勝手に音を出すサイトは作らないで

 ページを開いたら勝手にWindows Media Playerのコンポーネント呼び出して、ストリーミング再生を始め出したら凶悪すぎだけど、そういうサイトも無いわけでは無いのがこの世界です。まぁ、昨今は何でもかんでもフラッシュだから、WMPのストリーミング再生ほどの重たさは無いけど、それでも迷惑なのは変わりありません。WMPならまた停止ボタンがあったと思うけど、それが無いフラッシュの方が凶悪という話もあります。
 まぁ、重たいのやらフラッシュはやめろって話は上の方でやったので、ここでは別の話です。MIDIのような軽いデータでも同じです。

 業務目的でネットを回ってる人ならいざ知らず、一般にネットのアクセスが多いのは深夜でしょう。近隣が寝静まった深夜、怪しげにネットにアクセスしてるのは良いけど、ページを開いた途端に大音響でスピーカーが鳴り出したら大迷惑極まりありません。
 音が嫌ならミュートにするなりボリュームを下げとけって話もあるけど、PCのスピーカーには他に大切な目的があります。ソフトのエラー等の警告音です。昔の国産DOSマシンの時代ならPC本体にブザーが付いてて警告のビープ音はここから出ていたから、増設ボード等でつながったスピーカーがどうであれ、警告音を聞くのに問題は無かったんですが、今は警告音もみんなWAVデータでスピーカー出力です。それなのに、ブラウザからうるさい音が連続して出力されていると警告音が掻き消されて聞こえなくなります。こういうサイトに出くわしたら、警察に被害届け出したくなりかねません。
 こういうのはセキュリティ上の問題もあるから、ユーザーの意思に反して音を出すのはマナーとしてどうかと思います。音や映像を流したい気持ちはわからないでもないけど、やるならユーザーの操作で選択できるようにしといてください。


 以上、アニメの公式サイトに限らず、ウェブサイト一般に言えることを取り上げてみました。
 他にも、どこをクリックしたら良いかわからない画面構成だとか、フラッシュを使った全面バナー広告だとか、情報をPDFデータでしか掲載してないサイトだとか、迷惑なものを挙げればキリがありませんが、アニメ公式サイトとは無関係だったりするし、最近目立ったところとしては以上のところではないでしょうか。
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