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今日の御言葉 20131026 サムエル記下7:18~29 「ダビデの祈り」

2013-10-26 | Weblog
10月26日(土)
現在のテーマ「ダビデ王」
今日のテーマ「ダビデの祈り」
■聖書 サムエル記下7:18~29 (28-29)
■聖句 「主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です。あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。どうか今、僕の家を祝福し、とこしえに御前に永らえさせてください。主なる神よ、あなたが御言葉を賜れば、その祝福によって僕の家はとこしえに祝福されます」。(28-29)
■解説
ダビデは主の家を建てることを願い、それについて預言者ナタンに尋ねます。主がナタンに言われたことは、主がダビデのための家を建てる(11)こと、主の家を建てるのはあなたではなく次の世代の者である(13)ということ、ダビデ王国はとこしえまでも堅く据えられる(13)というものでした。そして今日拝読の「ダビデの祈り」となります。この祈りの中に「僕」という言葉が10回使われています。主の御前におけるダビデの姿勢をあらわしています。ダビデは主の家を建てたかったのです。主はその願いを退けます。一国の王であるにもかかわらずダビデはそれを素直に受け入れます。サウルは権威に固執し、主に従うことができませんでした。権威が自分の手にあると考えたからです。ダビデは主から与えられた権威であることを自覚していました。王でありながら主の御前で自らは「僕」に過ぎないと知っていたのです。これがダビデの素晴らしさです。後にダビデは失敗をします。その時、悔い改めることができたのも、自らを「僕」認めることができたからです。さらに、ダビデの祈りは「信仰の祈り」です。ダビデ一代に対する主の祝福は経験済みです。しかし、神殿建設も、王位継承も、ましてやとこしえまで続く祝福も、全て未来のことであり、何の保証もありませんでした。ダビデはそれを信仰と感謝をもって受け取ります。そして、確信をもって祈ったのです。ダビデの確信は今日の聖句に現れています。主こそ神であること、主の言葉は真実であること、御言葉は必ず実現することを信じてダビデは祈ったのです。
■祈り
ダビデの信仰、ダビデの姿勢に倣う者としてください。主の御前に僕に過ぎないことを認め、御言葉に対する確信をもって祈らせてください。

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