さて、今日はちょっと血なまぐさいシーンがありますので
苦手な方は、読み飛ばしてくださいませ。
今回は、Morcilla(モルシージャ、血のソーセージ作り)です。
スペインでも地方によって色々な作り方があるようです。
たとえば、何度か買ったアストゥリアス地方のものは、油分が
ゴロゴロと塊になって入っていて、ちょっと食べられたものでは
ありませんでした。
おそらくファバダという煮込み料理に入れる
ダシ用なんでしょうか、、、。安物を買ったつもりはなかったの
ですが、高いものも安いものも同じようなかんじでした。
それに比べMolinilloで作られるものはひと味もふた味も違います。
うちの彼に言わせると、昔、マドリにあるアルゼンチン料理
レストランで食べたものがMolinilloのに似ていて美味しかった
との事ですが。私には、Molinillo、あるいはこの近辺で作られる
物がスペインで一番美味しいのではないかと思います。
この美味しさの秘密はコレ

大量の玉ねぎにあります。
豚
一頭分の血に対し約100キロもの玉ねぎを使います。
コレが完全に生臭さを消し、まろやかなほんのりとあまみの
あるMorcillaに仕上げます。
そして、チョリソーには茹でてすりつぶした乾燥パプリカ
を使いますが、Morcillaにはこちら


低温の油でじっくり揚げたパプリカのすりつぶしたものや
実にいろんな種類のスパイスやハーブが使われます。
さて、大量の玉ねぎですが、コレは前日に処理されていました。
この日は獣医師である叔母さんのだんなさんが、仕事が終わってから
とりたての新鮮な血を持ってくるので午後からの作業になって
しまうからです。そこから玉ねぎを準備したのでは真夜中
に
なってしまいます。

玉ねぎは、皮をむき、煮てから機械にかけてつぶされ、水分を
切っておきます。

これまた、朝採りたての新鮮なラードを余分な皮をはぎ
機械ですりつぶしておきます。


ラード、処理済の玉ねぎにスパイス、パプリカを混ぜ
(桶の大きさがちょっとしたベビーバスぐらいなので
4人で力いっぱい混ぜます
)

今回は約2頭分、10リットルの豚の血を入れます。
さらによーく混ぜた後、チョリソーやサルチーチャと同じように
腸詰され、タコ糸で括られます。
あっ、腸詰の前に一度中身をフライパンで炒めてから味見します。
今回は、彼の従姉妹のカルメンシータも食べるという事で鷹の爪
は控えめにされました。


そして、すべて茹でて寒くて乾燥したところにつるされます。

この後、これらは冷凍庫保存し、普通に加熱したり
煮込み料理に入れたりして食べられます。
もっと味を濃くして、よーく干したものは普通に切って
出されます。
血のソーセージというと名前を聞いただけで嫌がる方も
いますが、この地方のは本当に美味しいです。グラナダに
行かれたら、だまされたと思ってぜひ一度試して
いただきたいと思います。
苦手な方は、読み飛ばしてくださいませ。

今回は、Morcilla(モルシージャ、血のソーセージ作り)です。
スペインでも地方によって色々な作り方があるようです。
たとえば、何度か買ったアストゥリアス地方のものは、油分が
ゴロゴロと塊になって入っていて、ちょっと食べられたものでは
ありませんでした。
おそらくファバダという煮込み料理に入れるダシ用なんでしょうか、、、。安物を買ったつもりはなかったの
ですが、高いものも安いものも同じようなかんじでした。
それに比べMolinilloで作られるものはひと味もふた味も違います。
うちの彼に言わせると、昔、マドリにあるアルゼンチン料理
レストランで食べたものがMolinilloのに似ていて美味しかった
との事ですが。私には、Molinillo、あるいはこの近辺で作られる
物がスペインで一番美味しいのではないかと思います。
この美味しさの秘密はコレ


大量の玉ねぎにあります。
豚
一頭分の血に対し約100キロもの玉ねぎを使います。コレが完全に生臭さを消し、まろやかなほんのりとあまみの
あるMorcillaに仕上げます。
そして、チョリソーには茹でてすりつぶした乾燥パプリカ
を使いますが、Morcillaにはこちら



低温の油でじっくり揚げたパプリカのすりつぶしたものや
実にいろんな種類のスパイスやハーブが使われます。
さて、大量の玉ねぎですが、コレは前日に処理されていました。
この日は獣医師である叔母さんのだんなさんが、仕事が終わってから
とりたての新鮮な血を持ってくるので午後からの作業になって
しまうからです。そこから玉ねぎを準備したのでは真夜中
になってしまいます。

玉ねぎは、皮をむき、煮てから機械にかけてつぶされ、水分を
切っておきます。

これまた、朝採りたての新鮮なラードを余分な皮をはぎ
機械ですりつぶしておきます。


ラード、処理済の玉ねぎにスパイス、パプリカを混ぜ
(桶の大きさがちょっとしたベビーバスぐらいなので
4人で力いっぱい混ぜます
)
今回は約2頭分、10リットルの豚の血を入れます。
さらによーく混ぜた後、チョリソーやサルチーチャと同じように
腸詰され、タコ糸で括られます。
あっ、腸詰の前に一度中身をフライパンで炒めてから味見します。
今回は、彼の従姉妹のカルメンシータも食べるという事で鷹の爪
は控えめにされました。



そして、すべて茹でて寒くて乾燥したところにつるされます。

この後、これらは冷凍庫保存し、普通に加熱したり
煮込み料理に入れたりして食べられます。
もっと味を濃くして、よーく干したものは普通に切って
出されます。
血のソーセージというと名前を聞いただけで嫌がる方も
いますが、この地方のは本当に美味しいです。グラナダに
行かれたら、だまされたと思ってぜひ一度試して
いただきたいと思います。












アルメリアってバルのタパでもよく見かけるよね。いっつも頼んでます。手作りなんて、おいしそう・・・。うらやましいです。
ところで、家で買ってきて食べようと思うと、選ぶのが悪いのか、あんまりおいしくないんです。そんなに安いのを選んでるつもりもないんだけど。ひょっとしたら焼き方に問題があるのかな? どうやって焼くといいのか知っていたら教えてください。
うちでは、主にお湯で茹でてます。
彼が言うにはBBQで網焼きにすると皮がくっついて破けてしまうので、ホイルに包んで焼いた方がいいとのことです。あとはうちでは、よーく乾燥させてしわしわになったぐらいのを切ってそのまま食べます。どこのも中に火は通っているから大丈夫ですよ。
ところで、バルで食べるのと同じものを買ってます?ためしにバルに行ったときにどこのか聞いてみるといいかもしれないですよ。
いつかお会いする機会があって、その頃まだMorcillaが残っていたらおすそわけしますよー。あっ、でもオリーブさん玉ねぎ苦手ですよね。MolinilloのMorcillaは大丈夫でしょうか、、、。
いろんな種類?のスパイスやハーブとは言え香辛料が大分違う様で、パプリカ味となりますね。腐り難くなるのでしょう。良く干したものが美味そうですね。面白いのは、冷凍庫保存です。昔は、如何していたのでしょう?燻製類は如何なんでしょう?
地方によっても大分違うようですね。一般的な豚の利用も大変興味あります。勉強になります。
以前は山の中の友人が自分の豚を堵殺して、家族と頼んだ肉屋の専門家と共に捌いて居りました。最近は豚も他所から連れて来るようです。
「獣医師である叔母さんのだんなさんが」新鮮なのを10L ですか。すると玉葱だけでも大変な仕事でしたね。屠殺が無いとなると男達は何もしない。素晴らしい。
他の記事もゆっくり見せて頂きます。
Morcillaを冷凍庫保存するのは、新鮮さを保つためと乾燥を防ぐ為だそうです。
外に普通につるしておいても腐らないのですが、つくりたてのプリプリとしたジューシーさを保つため、いくつかは乾燥用に、残りは冷凍庫保存としているようです。
昔は、多分オリーブオイルにつけていたのかもしれません。
一度、大きなボトルに大量のオリーブオイルに漬けたMorcillaを見たことがあります。こうすると空気が入らないのでカビがつかないし、水分も逃げないと言っていました。
豚は、お爺さんの時代、週末に3〜4頭買ってきた生きた豚をつぶしてたと聞きます。それは家庭用ではなく売る用だったからなのですが、一家総出の大作業で皆
へとへとになるまで働いたって言ってました。今は
男の人たちは重いもの運ぶくらいしかやらないみたいです。
ドイツでは肉の専門家が一緒にされるのですね。
近所で本格的に屠殺からやっているのを遠目に見ましたがすべて家族内での作業でした。
いつか、Maerillaさんのグラナダのお家で
ご一緒させていただきたいです!
我が家の3匹の子豚がもっと大きくなって、
お手伝いができるようになったら・・・。
それにしても、乾燥用の棚なんて、
何処かの工場かと思ってしまいました。
1頭で1家の1年分ができるんですか?
ほんと、すごい。
タライに顔をつっこみたい気分です。
血のと言っただけで日本では尻込みされますね。
やはり食文化の違いは大きいですね。
マタンサというと、日本じゃアンコウの吊し切り程度のことなんでしょうね。
まあアンコウは断末魔の悲鳴はあげませんけれども。
私は、ブラジルのフェイジョアーダに入ったものをよく食べます。
今回韓国のスンデを食しましたが、ずいぶんと違うものだなと思います。
中国のも八角の香りが強いです。
ノルウェーで食べたものは、そんなにハーブが強くなかったように記憶しています。
それにしても羨ましい。目の毒です。
この家は、アンダルシアの田舎の家らしく、一階が車庫や倉庫、キッチンやちょっとしたフィエスタが出来るようにサロン風になっていてマタンサの時に大活躍です。
本当に、パッと見、工場の様ですよね。ここで作ったエンブティード類は一年経たずに消費してしまう事もあります。そうすると、同じ敷地内の親戚の家にもらいに行ったりしています。
いつか、ボクちゃんたちに見せてあげたいですね。
きっとビックリしますよ
MORI MORIさん
早速のコメントありがとうございます。
MORI MORIさんのところでブラジルのが美味しいとのことで、以前食べたアルゼンチンの血のソーセージを
思い出しました。 そこのはクセがなく、とっても美味しかったです。ブラジルやアルゼンチンの肉類やソーセージは、彼らがさすがに肉類の事を良く知っているからかとっても美味しいように感じます。
いろんな国によっていろんなつくり方や味があるように、スペイン国内でもずいぶん味が違うようです。
アンコウの吊るし切りですか。私たち日本人が