石油の内外情報を読み解く

内外の石油・天然ガス関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。(元ジェトロリヤド事務所長 前田高行)

五大国際石油企業2016年度業績速報シリーズ(7)  

2017年02月24日 | 海外石油企業(メジャー等)の動向

 

(注)本シリーズは「マイライブラリー(前田高行論稿集)」で一括してごらんいただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0401OilMajor2016.pdf

 

 

II. 2016年の業績比較 (続き)

2. 利益

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-02.pdf 参照)

 ExxonMobilが5社の中で利益額が最大であり(78億ドル)、これに次ぐのがTotalの62億ドル、Shellの46億ドルである。昨年大幅な赤字を出したBPは今期は1億ドルとわずかながらも利益を計上している。これら4社に対してChevronは5社の中で唯一5億ドルの欠損を出している。

 

3.売上高利益率

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-03.pdf 参照)

 売上高と利益の比率である売上高利益率を見ると、Totalが4.1%と最も高く、ExxonMobilが3.5%で続いている。シェルは売上高トップであるが利益率は2.0%と5社の中では真ん中である。BPは今期漸くプラスに転じたが利益率はわずか0.1%にとどまり、欠損を計上したChevronの売上高利益率はマイナス0.4%である。

 

4.設備投資額

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-04.pdf 参照)

 2016年の設備投資額が最も大きいのはChevronの224億ドルである。シェルはChevronに並ぶ221億ドルで、これら2社に続くのはExxonMobi(193億ドル)及びTotal(178億ドル)で、5社の中で最も少ないのはBP(167億ドル)であり、トップのChevronの4分の3にとどまっている。

 

(続く)

 

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                               E-mail; maedat@r6.dion.ne.jp

 

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