小耳噺

かの学生寮は地方出身者が多いことで名が通っている。
差支えがあるといけないので名前は伏せておくことにしたい。

つい最近のことだが、九州宮崎で牛が「口蹄疫」を発症したことがニュースになった。


さて、その学生寮でのある日の会話。

誰がどの発言をしたか定かではないので
いちいち発言者を明記しないで発言のみに留めることをお許しいただきたい。

「何だな～。《口蹄疫》が発生したんだって？」
「じゃあ当分食べるのやめとこか？」
「いや、でも人間には移らないらしいから食べても平気だって！」
「でも病気持ちじゃ旨くはないだろう。。。」

ここで近くにいた新たな学生2人が加わる。

「馬喰わねっぺ？」
「あんな旨いもん喰わねってか？」
「昔からワシ等馬喰わねってば！」

「そんな話じゃなくて口蹄疫にかかった牛は旨くはないって話」

「だってさっき(馬喰わねえ）って云ってたべ？」
「馬じゃなくって牛！牛だよ！」
「牛はでえじな家畜だべ。」
「そんなことしたらバチあたるぞ！」
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何だかこんがらがった話が延々と続くが、
後はみなさんのご想像にまかせます。

因みにこの大学、病理学関係の大学である。

海兵隊の役割が最近理解できたらしい方がわが国の首相を張っているが。。。

いずれもやんぬるかな、だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　片言居士