とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017東北みやぎ復興マラソンツアー:3日目蔵王登山(蔵王温泉~熊野岳~刈田岳)

2017-10-05 18:40:49 | 山登り
蔵王温泉の宿は、「 堺屋森のホテル ヴァルトベルク」である。名前の由来は、ドイツ語で森(ヴァルト)と山(ベルク)の意味からつけられたそうだ。その名の通り、蔵王連峰の山懐に抱かれるように立つホテルで、源泉かけ流しの温泉が良かった。


全員、東北みやぎ復興マラソンのTシャツに揃えて登山することにした。ホテルの玄関前では、山形花笠まつりの花笠を手に記念写真を撮る。


8:30。蔵王山麓駅からロープウェイに乗る。


7分ほどで樹氷高原駅に到着し、もう一つのロープウェイに乗り換える。


樹氷高原駅からラブゴンドラに乗り換え、地蔵山頂駅まで行くと“恋人の聖地”がある。


地蔵山頂駅の屋上テラスには、“恋人の聖地”という事で、鍵がいろんなとこに掛けられていた。色づき始めた山の紅葉をバックに記念写真。


地蔵山頂駅の近くには、大きなお地蔵様が。


蔵王地蔵尊は、安永4年(1775)、諸願成就・災難よけとして宝沢の庄屋によって、37年もの長い歳月をかけ建立されたという。高さ2.34m、肩幅1.2m、膝幅1.8m、台座の高さ0.34mの坐像で、安山岩でできた立派な地蔵さまである。


蔵王地蔵尊の前で、安全登山を祈願して記念写真。


地蔵岳へ向かう登山道にも、赤く色づいた樹木が目立ってきた。


ロープウェイ駅の周りも、緑の中に赤やオレンジが目立ってきている。


9:33。地蔵山1736mにまず登頂。


地蔵山から少し下って、熊野岳を目指して進む。




鞍部からは、蔵王沢の斜面が良く見える。この日は、このあたりが一番の紅葉だ。




9:50。ワサ小屋跡に到着する。ヤマンバさまの像が不気味だ。


ヤマンバさまの像は数年前に、新しく建てられたらしい。ヤマンバさまについては、こんな説明看板が立っている。
「蔵王の主峰、熊野岳の山頂に『熊野神社(現在の蔵王山神社)』があります。その山頂に至る登山道、神社への参拝道で最後の上り口にあたるこの場所は、「ワサ小屋跡」と呼ばれ、おワサさんという老婆がここにあった山小屋の番をしており、参拝者の面倒をみていたといわれています。
この土地は蔵王山神社地とともに山形市下宝沢の神保神官が司る敷地で、ひと頃は参拝者に対してここで水を提供していたといいます。
その昔、三途の川のほとりで衣をはぐという婆という伝説があり、そこから先は「女人禁制」であったという言い伝えがあります。立ち膝にギョロ眼、大きく開いた口の端から牙をむき出して、入山するものをとがめているようです。
この姥神、通称ヤマンバ様の石像がここにいつの頃から居るのか、いつ首が無くなったか、つい最近まで誰にも知られずに、積まれた石の下に埋もれていました。
祓川登山道の分岐点を標す「首なし姥神さま」に、あらためて頭・顔部を再生しようという機運が上がり、このたび晴れて開眼と相成りました。」


ワサ小屋跡から整備された石積の登山道を進んでいく。


10:23。蔵王の最高峰である熊野岳1840mに到着する。2015年に登って以来、2回目の山頂だ。


熊野岳から馬の背経由で刈田岳方面に向かう。馬の背からは、蔵王に来たら外すことができない“お釜”がある。この日も、好天に恵まれお釜周辺の景色はバッチリだ。お釜とは、火山噴火によってできた火口湖のことで、外輪山に囲まれた姿が「お釜」に似ていることからそう呼ばれている。湖水は美しいエメラルドグリーン色で、太陽光線の当たり方によって色が変わって見えることから五色沼とも呼ばれている。


11:30。刈田岳1758mに到着。ここからもお釜や熊野岳の景色が素晴らしい。これで、蔵王連峰の三座を登頂できた。


刈田岳の標識の近くには、刈田嶺神社奥宮と御朱印販売所がある。


刈田岳からは、元来た道を戻り、いろは沼経由で下山の予定だ。帰りの新幹線に間に合うよう、大急ぎで下山する。

「2017東北みやぎ復興マラソンツアー:3日目蔵王登山(刈田岳~いろは沼~蔵王大露天風呂)」に続く。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様 (gaku)
2017-10-05 22:00:43
参加したかったです。1日は自治会役員会(定期的に開いている為)良き仲間たちとのランと蔵王山登頂?楽しいひと時を過ごされた(すごく羨ましいです
gakuさんへ (とっち―)
2017-10-05 23:00:44
また、次の機会がありますので、その時はよろしくお願いします。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。