とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017利尻島一周悠遊覧人Gツアー:2日目マラソン編

2017-06-07 18:20:57 | マラソン
4時半頃起床し、宿のおにぎり朝食を頂き、スタート会場に向かう。宿の車で送ってもらうと数分の距離である。前日のフェリー欠航の影響で、スタート地点に集まったのは150人程度と寂しい。足止めを食らったのは400名もおり、大会史上初めての事だという。それでも、この日のフェリーの出航が決まり、午前中の10時スタートに間に合えば、大会に参加して16時までにゴールすれば完走と認めることになったそうだ。利尻島一周悠遊覧人Gのコースは、約53.7キロあり、6時間で走ることは健脚でなければキツイ。それでも、日本の最北端まで来て引き返すのもツライ。参加者の走りたい気持ちが、私にも十分伝わってきた。

我々のメンバーは、無事会場に到着し、会場内でスタート時間を待つ。


会場の外に出ると、気温はかなり低い。雨が降っていないだけでありがたい。スタート地点には、地元利尻高校の生徒たちも大勢集まっている。高校生たちは、学校行事の一環でこの大会に参加することになっているようだ。


5:57。スタートラインに並ぶ。人数が少ないので、いきなり前のほうに入ってしまった。先導のパトカーも前に止まっている。


6:00。スタートする。利尻島鴛泊から反時計回りに利尻島を一周し、再び鴛泊に戻ってくるコースである。


6:29。最初のエイドに到着する。まだ、4.6キロくらいだ。


海岸の向こうには、うっすらと礼文島の島影が見える。


6:32。5キロ地点を通過する。


この方向には、利尻山が見えるはずなのだが、雲に覆われ全くその姿を確認できない。


7:02。ミルピス商店前を通過する。


7:08。10キロ地点を通過する。少し雲が切れ始めている。


消防署の前には、トトロ、プーさん、ワンピース、鬼太郎などのキャラクターがランナーを見送っている。


利尻山にかかっていた雲がだいぶとれてきた。


8:04。人面岩の近くまで来た。注連縄が掛かっている岩で、斜め上を見上げている人の横顔に見える。


こちらは寝熊の岩。確かに寝そべっている熊に見える。


更にその横には、北のいつくしま弁天宮がある。


8:22。20キロ地点を通過。


8:27。「麗峰湧水」前を通過する。この湧水は、利尻山に降った雨水や雪解け水が山体を浸透して、30年余りの長い年月を経て湧き出しているといわれている。


仙法志御崎まで来ると、海岸まで流出した溶岩流の奇岩が点在しており、独特の景観を表している。


9:05。仙法志埼灯台が見えてきた。ここが、利尻島の最南端となる。コースのほぼ半分くらいの地点だ。


9:34。南浜湿原に到着する。この湿原はミズゴケの発達した島最大の高層湿原だ。低地にありながらの高層湿原は国内にはあまり例を見ない大変貴重な場所だという。


9:41。30キロ地点を通過。


9:54。オタトマリ沼に着いた。この沼は1976年以来、石屋製菓の「白い恋人」のパッケージに採用されている。


利尻島で最も賑わう観光地といえば、このオタトマリ沼だと言われているが、曇り空で寒い日なので観光客はほとんどいない。ランナーも、ほとんど素通りしていくが、一応沼の近くまで立ち寄ってみる。残念ながら、ここからは利尻山が全く見えなかった。


11:17。40キロ地点を通過。


11:37。42.195キロ地点を通過。やっとフルマラソンの距離まで来た。だんだんペースが落ちてきているのがわかる。5月中旬頃のトレラン以来、ほとんど走っていなかったので、大分足取りが重くなっていたようだ。


12:33。野塚展望台まで来ると、雲の切れ間から利尻山が少し見えていた。


ペシ岬が前方に見えてきた。残り5キロくらいだ。


鴛泊フェリーターミナルから、ちょうどフェリーが出航していった。


13:09。ペシ岬前を通過する。


13:20。小学生の女の子と手を繋いで無事ゴール。写真は、ゴール後振り返って写したものだ。


他のメンバーたちもほとんどゴールしており、送迎バスで既に温泉に向かっていたようなので、軽く食事をしたあと次のバスに乗って温泉に向かった。

「2017利尻島一周悠遊覧人Gツアー:2日目完走パーティー編」に続く。

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