ドイツ環境ジャーナル

ドイツの最新の環境政策や日々の生活の中で見つけたエコロジーな情報をお届けしています。

ドイツ、花の街2010コンテスト、特別賞「街の自然保護」受賞自治体が決定

2010年08月24日 | 動物保護や自然保護
 8月24日、ドイツ連邦環境省は、コンテスト「花の街 2010(Entente Florale)」の特別賞「街の自然保護」を、ヘッセン州のハナウ市が受賞したことを発表した。ハナウ市のプロジェクト「Campo Pond」は、市街地の近郊に野生の馬の生息空間を確保することを目的にしたもので、幅広い市民が自然保護活動に参画し、彼らは同時に素晴らしい自然体験を得る結果となり、身近な自然が、貴重な、絶滅の危機に瀕している種の生息空間になりうることを証明した。「Campo Pond」は、以前、軍用地であった地区の名称であり、このプロジェクトを実施することにより、現在、「モウコノウマ」の生息空間となっている。
 2001年以降、実施されている「花の街」コンテストは、地方自治体を対象にしたもので、「私たちの街は花はいっぱい」をモットーに、持続可能な地域開発、自然保護、環境教育、ローカルアジェンダ21に関する活動から優れたプロジェクトやイニシアティブを選び、表彰している。環境活動や生活の質を改善する活動への市民参加を促進することが目標である。コンテスト自体は、造園中央連盟、ドイツ自治体連盟、ドイツ観光連盟が実施しているが、ドイツ連邦環境省は、特別賞「街の自然保護」を提供している。【ドイツ連邦環境省】




☆記事は、EICネット 海外ニュースに投稿したものであり、著作権は、環境情報普及センターに属します。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ドイツ、2009年の再生可能エネルギーデータを公表

2010年08月21日 | エネルギー
 ドイツ連邦環境省は、8月21日、年次報告書「再生可能エネルギーデータ」を公表した。2009年の再生可能エネルギーの状況をまとめたものであり、ドイツの電力ミックスにおける再生可能エネルギーのポジションはさらに高まり、また、総エネルギー需要における割合も10%を超えたことを示している。概要は下記のとおり。
●電力需要のためのエネルギー源のうち再生可能エネルギーの割合は16.3%(2008年は15.2%)。
●熱、電力、動力用燃料における再生可能エネルギーの割合は10.4%(2008年は9.3%)。
●再生可能エネルギー設備への投資は、経済危機にも関わらず200億ユーロ。再生可能エネルギーにおける総合的な経済価値(投資と運営)は376億ユーロ(2008年は306億ユーロ)。【ドイツ連邦環境省】




☆記事は、EICネット 海外ニュースに投稿したものであり、著作権は、環境情報普及センターに属します。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ドイツ、エネルギーマネジメントに関するパンフレットを公表

2010年08月20日 | エネルギー
 8月20日、ドイツ連邦環境省は、パンフレット「実践に基づくエネルギーマネジメントシステム−企業と組織のための手引書」を公表した。
 ここでは、EMAS(環境管理・環境監査スキーム) と ISO14001の違いや共通点を、明瞭かつ実践面での紹介を含め示しており、EMASの認証を受けた企業は、既に、エネルギーマネジメントシステムの前提条件を満たしており、一方で、実践的なエネルギーマネジメントシステムは、EMASの実行の基盤になることを示している。
 2009年に施行した規格「EN16001」により、EU全体で統一したエネルギーマネジメント基準が実現している。【ドイツ連邦環境省】




☆記事は、EICネット 海外ニュースに投稿したものであり、著作権は、環境情報普及センターに属します。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ドイツ、電気自動車の規格化・標準化に向けた調整を開始

2010年08月20日 | 大気汚染や自動車対策
ドイツ経済技術省は、ドイツ規格協会に対し、電気自動車の規格と標準化に関する調整業務を委託した。この業務委託は、連邦政府が2009年秋に制定した規格政策コンセプトを実行するもの。革新技術や研究結果を実行し、普及するために、規格と標準化の利用強化を目標の重点に据えている。
 今回は、ドイツ規格協会内において、電気自動車事務局が設置される。様々な利害関係者をネットワークで結び、情報を提供する。対象は、特に、これまで、規格化や標準化への取り組みに関わりを持ってこなかった、研究開発などのグループとなる。電気自動車の規格化及び標準化に関する情報は、ホームページにて発信される。【ドイツ経済技術省】




☆記事は、EICネット 海外ニュースに投稿したものであり、著作権は、環境情報普及センターに属します。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ドイツ、自然に配慮した洪水予防政策の経済評価研究の結果を公表

2010年08月18日 | 地球温暖化
 8月18日、ドイツ自然保護庁は、研究報告書「エルベ川における自然に配慮した洪水予防に関する経済評価」を公表した。これは、連邦自然保護庁の委託により、ベルリン工科大学が実施した研究結果をまとめたものであり、堤防の撤去と川岸の再自然化といった自然に配慮した洪水予防対策による利益は、対策にかかる費用に対し、3対1で優勢であることを証明している。
 これまでの費用対効果分析では、洪水を減少させる効果のみ考慮されていたことから、自然保護にも貢献する洪水予防対策は、比較的、悪い結果となっていた。今回の研究では、川岸が動植物の生息空間であり、人間の余暇空間であり、さらに有害物質のフィルターの役割を果たすことが、計算段階で考慮され、これにより、多様な生態系の持つ経済価値が数量的にまとめられた。利益と費用の比較が、3対1であることは、自然に配慮した対策による環境、及び経済における利益は、対策に必要な費用よりも3倍の価値があることを示している。【ドイツ連邦自然保護庁】




☆記事は、EICネット 海外ニュースに投稿したものであり、著作権は、環境情報普及センターに属します。
コメント (0) |  トラックバック (0) |