午前中、めずらしくテレビをつけてみると、まあ何と、「冬のソナタ」が出てきました また再放送をしているのですねえ
私が初めてNHKのBSで、土曜日の深夜に「冬のソナタ」放送をしているのを観てから、すでに4年になるでしょうか。
まさかあの後、すごいオバサンパワーの韓流ブームが起きるとも知らず、当時はドラマの中の「イ・ミニョンさん」がすてきだなあ、と思って私も機嫌よく観ていたものです
「見るからに知的で、外国語が堪能な、ただの欧米かぶれではない国際派の、アグレッシブなメガネをかけた男性が理想」という欲張りの私にとって、ドラマの中のイ・ミニョンさんは、まさに憧れの人でした
しかし、先日、久しぶり「冬のソナタ」のスキー場でのシーンを見ていて、あらためて私は「あー、この俳優さん達の薄着は気の毒だあ・・・」と痛感したのでした
韓流ブーム全盛の頃、あの冬のソナタの撮影秘話などが頻繁に語られ、真冬のソウルや春川、スキー場でのシーンの寒さは俳優たちを苦しめた、とか、マイナス10度の中での撮影・・・などと言われましたが、正直、あまりピンときていなかったのです ふーん、そうなんだあ、程度、でしょうか
しかし、昨年の12月初旬、3泊4日で主人と二人でソウルを訪れた私は、タイミングよくソウルでの初雪の日に到着し、郊外の水原ではツルツルに凍った道やつららの中を歩き、本当に「寒い韓国」を実感したのでした
熟年アスリートの主人は、体脂肪率が非常に低く、ホテルから一歩外に出ると寒い寒いしか言えず・・・ ズボンの下にはタイツ、カシミヤのセーターの下はロングT-シャツ、マフラー、手袋にダウンジャケットのいでたちでも不十分だったのでした
私はドラマの中で、スキー場のゲレンデをバックにベンチで語るペ・ヨンジュンさんとチェ・ジュウさんの白い息を観ながら、
「あー、どんなにテレビの画像が進化し、デジタルハイビジョンの映像を見て、まさに自分がそこにいるように感じられる画像が配信されるようになっても、実際に「体感」しないと感じられないものはあるんだなあ・・・」と、しみじみと思ったものです
ああ、そうか
あのソウルでの千切れるような耳の冷たさ、手袋なしでは指先がしびれてしまう寒さ・・・そんな冬の寒さで、「透き通るような純愛のピュアさ」を一層演出したかったんだなあ、と、あらためて監督さんの意図を読み取ったような気がしたのでした
実際に体感するから、いやでも何かを肌で感じる・・・
実際に経験をするから、頭ではなく体で感じる・・・
そうなんですねえ
それがどんな些細なことでも、見たり、聞いたりして「頭」で理解するのと、その場に自分が置かれて経験するのとでは、まったく感じ方、考え方の深さが違ってくるのでしょう
親が子どもに与えてあげられるチャンス、経験をさせてあげられることは、無限にあるわけではありません。
しかし、わが子にたくさんのチャンスを与えてやろうという意思、一つでも多く経験させてやりたい、という気持ちが親になければ??? 子どもには何も起こりません
成長したわが子が、広い世界の中で、自分の意思で多くの経験をする・・・そういう時期がくるまでは、やはり子どもは「どういう考えを持った親の元で育つか?」に大きく影響されます
親の責任・・・大きいですね
私が初めてNHKのBSで、土曜日の深夜に「冬のソナタ」放送をしているのを観てから、すでに4年になるでしょうか。
まさかあの後、すごいオバサンパワーの韓流ブームが起きるとも知らず、当時はドラマの中の「イ・ミニョンさん」がすてきだなあ、と思って私も機嫌よく観ていたものです
「見るからに知的で、外国語が堪能な、ただの欧米かぶれではない国際派の、アグレッシブなメガネをかけた男性が理想」という欲張りの私にとって、ドラマの中のイ・ミニョンさんは、まさに憧れの人でした
しかし、先日、久しぶり「冬のソナタ」のスキー場でのシーンを見ていて、あらためて私は「あー、この俳優さん達の薄着は気の毒だあ・・・」と痛感したのでした
韓流ブーム全盛の頃、あの冬のソナタの撮影秘話などが頻繁に語られ、真冬のソウルや春川、スキー場でのシーンの寒さは俳優たちを苦しめた、とか、マイナス10度の中での撮影・・・などと言われましたが、正直、あまりピンときていなかったのです ふーん、そうなんだあ、程度、でしょうか
しかし、昨年の12月初旬、3泊4日で主人と二人でソウルを訪れた私は、タイミングよくソウルでの初雪の日に到着し、郊外の水原ではツルツルに凍った道やつららの中を歩き、本当に「寒い韓国」を実感したのでした
熟年アスリートの主人は、体脂肪率が非常に低く、ホテルから一歩外に出ると寒い寒いしか言えず・・・ ズボンの下にはタイツ、カシミヤのセーターの下はロングT-シャツ、マフラー、手袋にダウンジャケットのいでたちでも不十分だったのでした
私はドラマの中で、スキー場のゲレンデをバックにベンチで語るペ・ヨンジュンさんとチェ・ジュウさんの白い息を観ながら、
「あー、どんなにテレビの画像が進化し、デジタルハイビジョンの映像を見て、まさに自分がそこにいるように感じられる画像が配信されるようになっても、実際に「体感」しないと感じられないものはあるんだなあ・・・」と、しみじみと思ったものです
ああ、そうか
あのソウルでの千切れるような耳の冷たさ、手袋なしでは指先がしびれてしまう寒さ・・・そんな冬の寒さで、「透き通るような純愛のピュアさ」を一層演出したかったんだなあ、と、あらためて監督さんの意図を読み取ったような気がしたのでした
実際に体感するから、いやでも何かを肌で感じる・・・
実際に経験をするから、頭ではなく体で感じる・・・
そうなんですねえ
それがどんな些細なことでも、見たり、聞いたりして「頭」で理解するのと、その場に自分が置かれて経験するのとでは、まったく感じ方、考え方の深さが違ってくるのでしょう
親が子どもに与えてあげられるチャンス、経験をさせてあげられることは、無限にあるわけではありません。
しかし、わが子にたくさんのチャンスを与えてやろうという意思、一つでも多く経験させてやりたい、という気持ちが親になければ??? 子どもには何も起こりません
成長したわが子が、広い世界の中で、自分の意思で多くの経験をする・・・そういう時期がくるまでは、やはり子どもは「どういう考えを持った親の元で育つか?」に大きく影響されます
親の責任・・・大きいですね
これからも子供と一緒にできる限りの経験を積み重ねていきたいと思ってます。
季節を感じたり、美味しさを感じたり、ふと通り過ぎてしまいそうな、身近なところにも、子供に伝えてあげられることが詰まってるんですよね
そうなんですよね、日常生活の中で、本当にたくさんの驚きや、感動することってあるんです
それにね、時には「子どもの目線」の位置で世界を見てみませんか?
同じ空間なのに、見ている位置が違うだけで、ぜんぜん感じ方も、見えるものも違ったりするんです
多くを与えることと、一緒に感じること・・・どちらも、同じくらい大切なことですね