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雲南の書記と副書記9 四川から雲南副書記、失踪して貴州副書記へ

2017-05-20 15:01:51 | Weblog
写真はシーサンパンナ・景洪の道路の歩道で水浴びをする子ども。一月に撮影したものだが、亜熱帯気候なので昼間は十分にたらいで水浴びできる。ただし、湿度は低いので夜は冷える。今梅雨前の日本の暑さと同じ感じである。

【西部を流浪する副書記】
さらにへんな事件が雲南でも。

2015年4月より雲南省の党副書記に就いた鐘勉という人がいました。彼は四川出身で、四川財経学院卒。2007年からは四川省の委員秘書長、常任委員、四川省人民政府副省長などを経て、雲南の副書記となった人物でした。時期としては、四川関係の白の嫌疑から逃れようとしたとも見えます。

その彼が2016年10月24日から雲南省の副書記の身分で雲南省の怒江リス族自治州の扶貧調査に出かけ、そのまま雲南側での露出が一切なくなり、消息不明とまで言われるようになりました。ちょうど同月9日に白恩培が執行猶予つきの死刑・終身監禁の判決を受けた直後です。

同年12月17日にその鐘勉が突如、公の場に姿を現しました。それは雲南ではなく、雲南と四川双方の隣にある貴州省。ここの省常任委委員会会議に出席し、副省長の右側という場所に座っていました。これは中国の解釈では雲南省に帰らず貴州に移ったことを意味するのだそうです。

その6日後の同月23日の雲南省常任委員の中には彼の姿はありませんでした。そして2017年1月5日には貴州省副省長の8人の中の1人で、省の序列3番の位置に明記されました。

いかに、中央政府からの波紋が四川から雲南におよび、貴州にまで到達したかが分かる、なんともおどろおどろしい話です。

また、中国では席順がそのまま、実際の権力の位置を示す、というのは重要なところです。中国との外交場面では、立ち位置は日本以上に注意を払わなければならないのです。

ともかく権力の移り変わりに翻弄されて、副書記のまま命を長らえるのもたいへんなこともあるようです。
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