熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

水害ボランティアへ~まだまだ足りません

2012年07月16日 | 熊本市政のおはなし

今日は、水害にあった龍田陳内へ泥のかき出しに行ってきました。


多くの方がボランティアに参加されていました。


市の職員のみなさんも泥だしなど復旧作業に取り組んでおられました。


私が入ったのは床上浸水の被害にあったお宅。

頼まれたのは、床下に堆積した粘土質の泥のかき出しでした。

失礼かと思いましたが、被害の実態を知らせ、ボランティアの参加を呼びかけたいと思い、写真の許可をいただきました。


一見、表から見れば片付いたように見えるお宅でも、床下にはまだまだ多くの泥が堆積しています。

中腰の作業で、スコップやちりとりに泥がひっつき重くなり、作業はなかなか進みません。

でも、これをしないと、消毒など次のステップには進めません。

泥をとるために床板をはがす人、泥を土嚢につめる人(今日の私)、土嚢を運び玄関先に持って行く人、そこから重機で運搬車両に乗せる人、運ぶ人…。

なんさま人が必要です。

明日以降、まだまだボランティアが足りないと現地の方もおっしゃっていました。


現地に行ける人はぜひお願いします。また、お知り合いにも声をかけてください。

まだまだ時間はかかりそうですが、一日も早く復旧できるよう私も頑張りたいと思います。


90歳の誕生日

2012年07月15日 | 知ってほしい共産党

久々の晴れ。


共産党も今日で90歳の誕生日。政党の中では、ピカイチの長寿です。

名前を変えずに戦前も戦後も活動できたこと。

その意味をしっかりと踏まえる日でもあります。

戦争中、国賊だのアカだの呼ばれ、拷問や虐殺があるなかでも、「侵略戦争反対」と「国民主権」の旗を決して降ろさなかった闘いは、今の憲法に実を結びました。

こうした歴史をもつ政党で活動できることは私の誇りです。

これまで活動されてきた方々に改めて敬意を表するとともに、私も負けないよう頑張りたいなぁと決意を固めた党創立記念日でした。


聞き取りをもとに県と市へ~熊本水害

2012年07月14日 | 熊本市政のおはなし

熊本県内を襲った豪雨災害。

14日土曜日には、水害地域での聞き取り調査で出された要望などについて県や市に要請を行いました。


松岡徹県議、山部ひろし衆院1区予定候補、ますだ牧子市議らと。

熊本市の災害については、
1.泥かきなどの人的支援。
2.スコップなど道具の物資支援。
3.復旧作業を効率的に進めるための現地での交通規制。
4.消毒なども含めた衛生管理。
5.住居についての支援。
6.税金や福祉関係の減免制度の周知とワンストップ窓口の設置。
7.河川改修など今後の治水対策
などを伝えました。

その後も、龍田地域へ。泥だしなどまだまだ時間がかかりそう。やっぱり人が必要ですね。


早急な復旧を~熊本市水害地区へ

2012年07月13日 | 熊本市政のおはなし

昨日の大雨で特に被害が大きかった熊本市龍田陳内4丁目に調査に入りました。



この地域は、U字に蛇行した白川のUの内部に位置する地域で、白川の氾濫と同時に水が溢れ、約1時間で最大で床上1.5メートルも浸水した家屋もあります。

集落の入り口から奥に行くほど低くなっており、被害状況も様々でした。
 

共通して出された要望が、泥のかき出し作業への人的支援。

また、泥をかき出す作業の際に必要なスコップ、砂を運び出すザル・バケツ・コモなどが流されてしまい、道具そのものが不足していることなども出されました。

陳内公民館でお話を聞いた方からは、せめて1世帯あたりスコップ1つ、バケツなど運び出す器2つ、軍手、マスクなども必要とのこと。

すぐに、市にも連絡をし、対応を求めました。


特に被害が大きかった世帯については、住居、衣服などの心配は当然のことですが、今は
泥をかき出すことで精いっぱいで最優先とのこと。

市や社協などでもボランティアを募っていますが、党としても人を集い参加したいと思います。

また、漏電などの危険があり、電気が通っていない世帯もありました。
ライフラインの早急な復旧が求められます。


また、あらかた家屋の泥をかき出せた方からも、
家具や冷蔵庫などが使えない。こうした物資の支援をしてほしい。
エコキュートなどが壊れてしまし、お風呂に入れない。
床下などかき出せない泥がまだまだあり、衛生面での管理(虫や菌)が心配。
家周りの泥のかき出しはこれからであり、人的な支援が必要。

などの要望が出されました。

今後については、住居の確保が必要な方もいらっしゃいます。
これは市の方へ要望を伝え、明日にでも住居についてのお知らせがあるようです。

また、水害を受けた世帯に対しては、市税、国税、国保料、介護保険料、保育料、後期高齢者医療保険料などの減免制度がありますので、制度の周知とワンストップで手続きができる窓口を国、県、市の連携で設置することも必要となります。

言うまでもないことですが、堤防の整備など早急な治水対策なども必要です。

そして、私自身が地域に入って思ったことでもあるのですが、
被害地域は道幅も狭く、泥の運搬車両やガス・電気などの工事車両、住民の移動、マスコミ関係や消防関係の車両など大変混雑していました。

明日以降、ボランティアに来る方の移動手段の工夫や車両の誘導、規制など適切に行う必要があります。

県内の被害が大きかった阿蘇地域などの要望なども合わせ、以上のようなことを共産党として、明日、国や県や市に対して要請を行います。

現地からの要望やこうしてほしいとの声などがありましたら、ぜひお寄せください。

一日も早い復旧を力を合わせ成し遂げたいです。