熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

一般質問の原稿書きにラストスパート

2011年08月31日 | 熊本市政のおはなし

私の8月31日は子どもの頃から忙しかった。

なぜか?

それは、「宿題を早々にやり上げる派」から脱落してしまい、
「宿題を最終日まで残す派」としての激務に追われていたから。

数週間分の日記をまとめて書いていたため、天気を思い出すのが大変でした。
漢字ノートなんか画数の少ない漢字ばかり選んで書きこんでいた
ような気がします。←あんまり自分のためになっていないということは気づいていました。

鉛筆で手の腹が真っ黒になりながら焦ってたことを思い出します。


そして議員になった今は、9月議会の質問書き。

9月8日(木)午前10時より一般質問を行います

質問時間を90分間ももらえる年に一回の大切な機会。
いま、原稿を一生懸命に書いています。


おなじみの「資料」「飲み物」「耳かき」など、ちらかり放題の机

どちらかというと原稿を書くことよりも、
テーマごとに論点を整理し資料を集めたり、
調査したりすることのほうが時間がかかりますが、
やっぱ原稿書きは気力も体力も使いますね。

よい答弁を引き出せるよう引き続きがんばります。

ぜひ傍聴にお越しください。


「原発ゼロへ」の宣伝

2011年08月30日 | 知ってほしい共産党

先日、健軍商店街入り口で「原発ゼロ」に向けた
街頭宣伝と署名集めを行いました。



原発事故からやがて半年。

報道の頻度、国民の関心、原発への恐怖や不安などなど
月日がたてば変化していくものばかり。

しかし「安全な原発は存在しない」という事実は
変わるものではありません。

そうである以上、原発事故を再びおこさせない唯一の道は
原発をなくすこと以外にはないとの思いで街頭に立ちました。

今後も、宣伝や署名を粘り強く進めていきたいと思います。


事業仕分け・事務事業外部評価会議を傍聴してきました

2011年08月29日 | 熊本市政のおはなし

熊本市版事業仕分け、その名も「事務事業外部評価会議」
2日間にわたって12の事業が検証されましたが、傍聴してきました。



初めての取り組みでありましたが、まずは8名の委員のみなさま、
大変お疲れさまでした。

様々な分野の12事業について意見を言うのは大変で、
事前の学習や検討などかなりの労力が必要だったのではないでしょうか?

「正直、この事業についてはわからんけん、意見は言いません」
とおっしゃる委員さんもいらっしゃいましたが、
しょうがない部分もあるのかなと思いました。

率直な感想は、
●1事業のみを切りだしての検証となっているので、
収支が赤字だと「サービス量の切り下げ」、「受益者負担の引き上げ」
などと一面的な結論が導かれやすい傾向にあると感じました。
市全体の事業や予算規模などの把握をし、無駄な支出がほかにないかなど
全体像をつかんでの議論が必要だと感じました。

選定された事業についても国の影響を大きく受けるために
市としての改善余地が限られているもの、事業の効果などが
わかりにくく外部評価委員では判断が難しいものなどもありましたし、
逆に、中心市街地の再開発事業や議会にも繰り返し陳情が
だされている特例区協議会委員の報酬などは検証の対象と
ならないなど、事業選定が市側の判断にゆだねられたという
課題を残しました


審議時間1時間は短かすぎです
掘り下げができないまま結論が出されるというのはどうかと思いました。
例えば、さくらカードの時も、健康増進、地域経済への貢献など
多面的な論議が必要との意見も出されましたが、
その効果を検証するデータも示されませんでしたし、
にもかかわらず、時間内に結論を導かざるを得ない点が矛盾点でした。

●そしてこれが最大の問題点なんですが、利用者の声が反映
されにくい
という点です。
委員の中には関係者からの聞き取りを行い、こうした声に
基づいての発言もありましたが、基本的には利用者の声を参考に、
意見を言われたシーンは少なかったと思います。
利用者の声や思いは
事業評価をする際に最も大切です。
それは事業の賛否にとどまらず、なぜそう思っているのかという
理由や感情にこそ、事業改善の最大のヒントがあると思うからです。

初めての取り組みということでの苦労はあったかと思いますが、
課題が多く見つかり、8名の意見をもって客観的な評価が
なされたとはいえない面もあるのかなというのが私の感想です。

9月議会で取り上げたいと思います。


駐輪場の有料化~どう思われますか?

2011年08月25日 | 熊本市政のおはなし

9月議会には、放置自転車をなくすことを目的に
「駐輪場の有料化条例」が提案されます。

市の放置自転車ゼロ作戦(案)によれば、市営駐輪場を
有料にすれば、民間業者も駐輪場の経営に参入し、
駐輪スペースが確保されるだろうということです。

また、自転車利用者がタダで駐輪スペースを使うのは、
他の交通手段利用者との関係で公平ではないため負担を
求めるということも明記されてあります。

「かえって放置自転車が増えるのではないか?」との
声も寄せられていますが、指導員による指導の強化、
放置自転車撤去の強化でなどで対応するとの方針です。

「受益者負担」「監視の強化」
これで、住民のみなさんがホントに街に来たくなるんだろうか
…。

私は率直に、「中心市街地の魅力が低下し、
街に出かけようとする人が減少するなど、
経済や環境の面にマイナスになる」
と考えています。

3・11の震災を機に、持続可能なエネルギー政策への転換や
環境への関心が高まっています。

環境にも優しく、健康にも寄与する自転車はこれからますます
注目される交通手段です。


↑は交通機関が1人を1km運ぶ場合の二酸化炭素(CO2)の排出量
 「2004年国土交通省データ」より


「受益者負担」ということで自転車利用者に負担を求める
考え方は改めて、地域経済にも地球環境にも益を還元している
自転車の利活用をもっと推進する立場での取り組みが求められます。


こうした放置自転車も、撤去の対象とするのではなく、
自転車ラックを設置し整理して止められるようになれば、
決して景観上も安全上も問題はないと思うのです。

ともあれ、一般質問でも、この課題は取り上げたいと思います。

みなさんのご意見・感想などお寄せください。


熊本市動植物園に子どもと二人

2011年08月22日 | 我が家

忙しかですバイ。

9月議会の一般質問の準備
9月8日一般質問を行います。準備に大慌て…。いかんですね。
もともと追い込まれてからパワーを発揮するタイプですが、焦っています。
質問項目などはまたお知らせしたいと思います。

生活相談
市役所とともに5月に開設した生活相談所にも多くの相談が寄せられています。
相談が寄せられるということはそれだけ頼りにされているんだなぁとうれしい半面、
やはり相談が多いということは、その分困っておられる方も多いということで
社会や政治の問題も改めて考えさせられます。
ご相談がありましたら何でもおよせください。

かみさんが仕事を始めました
病気などもあり仕事をやめていたうちのかみさんも仕事を始め、朝はバタバタ。
家事も少し手伝っています。←分担といえるか微妙…。
お盆の15日もかみさんは仕事で、保育園はお休み。

久々に子どもと二人きり。一緒に動植物園に出かけました。

もう一人で歩くようになり、目を離せば水たまりに
ビジャビジャと入っていきます。
楽しかった!
ともあれ、成長ってホントに早いなぁと実感した一日でした。

議会広報委員会が開かれる
今度の9月議会より「市議会だより」が発行され、私はその広報委員のメンバーです。
市議会として「議会だより」を発行することになったことはいいことで、
少しでも分かりやすく読まれる議会だよりを作りたいと思います。
いまは掲載する内容を他会派の議員さんとあれやこれやと議論をしているところです。


久々の更新で、伝えたいことはたくさんありますが、今日はここまで。


なでしこジャパン~宮間選手が教えてくれたもの

2011年08月15日 | つれづれ日記

少し時期は、ずれますが共産党の発行する市議会だよりに掲載した
コラム
「控室から」に寄せた記事を紹介します。


世界一に輝いたサッカー日本女子代表のなでしこジャパン。
ワールドカップ決勝のアメリカ戦は、私も早起きをして、
テレビの向こうの選手たちに声援を送りました。

手に汗握るPK戦。優勝を決める最後のPKが決まった瞬間、
選手たちが抱き合い、喜ぶ姿に元気をもらいました。

しかしこの時、優勝を喜びあう日本の輪とは違う方向に歩き始めた選手がいます
同点ゴールを決め、延長戦の澤選手のゴールをアシストした宮間選手です。


宮間選手は、アメリカ選手の側に向かって歩き始め、
激戦を終えた相手を称えました。

サッカーに限らずスポーツは己の技術や精神を磨き、
そして同じように練習を重ねた相手と勝敗を決します。

人の心を引き付けるシーン、そして感動が生まれるのも、
素晴らしい相手があってのことです。

相手に敬意を表する姿勢を最後まで見せた宮間選手の姿に、
世界一にふさわしいスポーツマンシップを見ることができました。

優勝とはまた違う感動を与えてくれた選手たちに感謝しています。

さて、熊本のプロサッカーチーム「ロアッソ熊本」も、現在、
全国のチームと熱戦を繰り広げています。

生の観戦は迫力も感動もテレビとは違います。
スタジアムに足を運び、力いっぱい応援したいと思います。


事業仕分け・熊本市版への疑問

2011年08月08日 | 熊本市政のおはなし

「世界一になる理由は何があるのでしょうか?
2位じゃダメなんでしょうか?」
でおなじみの事業仕分け。

こうした事業仕分けの熊本市版――「事務事業外部評価会議」が行われます。
12事業が選ばれ、それぞれの審議日程は以下の通り。


熊本市から頂いた資料によれば、この外部評価会議は、
「熊本市が実施している事業のなかで、
検証が必要だと思われる事業を選定し、
外部の視点からのご意見をいただき、
次年度以降の予算編成の参考とする」

ための会議ということです。

国の事業仕分けは、「財政効率」「採算性」などに重きがおかれ、
文化や学術研究など貴重な予算が削減された経過があります。

私自身、今回の市による外部評価会議は、大いに問題点あり
と考えています。

いくつか問題点をあげると、
1.検証が必要と選定された事業の
選定基準がはっきりしない。
例えば高齢者や障害者の方々の社会参加を支える通称「さくらカード」も
検証の対象とされています。このさくらカードは、市民運動により実現
できた制度で多くの方に喜ばれている事業です。
しかし、受益者負担の視点で利用料の引き上げの是非などが検証の中身となっています。
一方で、私たちがこれまでも議会で追及をしてきた合併後の旧町議さんや
町長さんの高額報酬(合併特例区委員の報酬問題)などは検証の対象となっていません。
つまりは、検証する事業の選定が市の都合にゆだねられていることが大きな問題です。

2.検証を行うのは、識者、他都市職員
などで市民・利用者の声が反映しづらい。
検証会議の委員は、有識者、福岡市職員、市民からの公募などにより構成される予定です。
しかし、利用者からの声を反映させる仕組みがなく市民が主役の検証とはなりにくい。

3.検証時間は1事業1時間。
多面的な検証ができないままの結論付け。
例えば、さくらカードにしても事業の採算面だけではなく、高齢者の社会参加による
健康増進、地域経済への寄与など多面的な検証が必要です。
しかし、今回の外部評価会議では、わずか1時間の審議で結論付けるため、
多面的な検証は困難となります。


などの問題点があります。

傍聴にも出かけ、9月議会の議論にもつなげていきたいと思います。
なお、日程は以下の通りです(市政だよりより)。


市議会対抗野球大会

2011年08月05日 | つれづれ日記

東京・新潟への行政視察、住民からの生活相談、9月議会の準備、
市議会だよりの作成、夏祭りなど地域の行事など忙しい毎日を送っています。

先日、1年に1回ある九州の市議会対抗の野球大会に参加してきました。


会場の北九州市民球場です。

こうは見えても私は高校まで甲子園を目指す球児。

意気揚々と参加しましたが、準備運動の段階ですでに息が上がり、
運動不足の怖さを感じました。

体力の衰えを感じながらも、炎天下の中、久留米市と福岡市と対戦。

結果は残念な2連敗。

でも、楽しかった!!

太陽のもとで議員のおじさんたち(自分も含め)が
一つの白球を追いかけ少年のようにキャッキャッいってる。

「野球っていいなぁ」と改めて思いました。

来年こそは1勝をしたい。
二日後にきた筋肉痛に哀愁を感じながらも、
来年への決意を固めた夏の日でした。