たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

日本海の北海道⑦ 小樽運河は色付いていました

2015-11-14 14:55:36 | 国内旅行

稚内から日本海岸を南下してきました。
3日目は小樽歩きからです。





小樽には30年以上も前に札幌で仕事をした後、
鉄道列車で来て以来ですから、寿司を食べて、
駅横の市場を見て歩いた記憶くらいしかありません。
当時とは全てが変わっているのでしょう。



運河倉庫の壁のツタが赤く染まって水面に映っています。
運河に注ぐ川には産卵に遡上したサケが何匹か動いていました。



北海道で最初の鉄道。手宮線(貨物線)の廃線跡を撮っていたら、
女性3人組に頼まれシャッターを押しました。





金融資料館で金の延べ棒や1億円の重みを体験したり、
お金に関するあれこれを見聞しました。







堺町通りに戻って、キョロキョロ徘徊していると、
バスガイドさんが話していた、
「お父さん預かります」の看板が目に入りました。



「利尻屋みのや」という昆布専門店で昆布製品が並んでします。
店員さんに誘われて床机に腰を下ろすと、
「ぜひ味わってください」と味噌汁とお茶を出してくれました。
「ゆっくり飲んでください」「昆布が溶け出し甘くなりますという」
お茶が確かにまろやかな甘いとろみに変わって来ました。

「お父さん預かります」の意味は、
カミサンたちが硝子店やお菓子の店で買い物に夢中で、
お父さんがいらいら待っている間、この店で預かってくれる?
待っている間に試飲した商品が欲しくなるという塩梅のようです。



この後「北一硝子」や「ショコラの店」など覗きながら、
蒸気時計のメルヘン交差点をUターンして、
トイレを探して居たら、集合時間に遅刻してしまいました。









この後、忍路海岸と函館本線に沿って、
ニッカウヰスキー余市蒸留所の余市へ向かいました。
<この項続く>

2 コメント

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小樽 (屋根裏人のワイコマです)
2015-11-14 17:54:03
私は何故か?冬の小樽に縁が多くて
一度は昼の観光、昨年は小樽築工港の
ショッピングセンターとホテルと併設した
所へ宿を取ったので・・其処からバスで運河へ
運河の近くの・・忘れましたが体育館のような
大きなレストラン?焼肉屋さん?で食事して
夜の運河を酔っ払って撮っていた・・その
あと運河から駅までののぼりが・・しんどくて
やっとホテルに戻った・・そんな思い出が
懐かしい、懐かしく素敵な写真を拝見しました
余市を・・期待しております
小樽の歴史 (管理人の爺)
2015-11-15 11:17:17
ワイコマさん、お出でくださり恐縮です。
昨夜、たまたま見ていたNHKの「ぶらタモリ」で、
小樽が取り上げられていました。
夏姿で映っていましたので、再放送かな?

小樽の繁栄の歴史、町のできた過程、
そして衰退していった事情と、
いま再び、脚光を浴びて人気観光地に変身した理由。
栄枯盛衰が観光資源になっていることがよく分かりました。
「ふるさと創生」が日本のテーマになっています。
古さ、辺境、過去、不便さ、が観光資源として、
知恵を出すことで過疎の再生になるといいですね。