たにしのアブク 風綴り

85歳・たにしの爺。独り徘徊と喪失の日々は永い。

なんとなく半年が過ぎて7月になった、だから…

2017-07-01 11:16:03 | 散策の詩


月並みに言えば、
「早くも一年の半分が過ぎて」
「月日の経つのは早い」とかの常套句になります。



徘徊を日々とするタニシの爺にとっては、
時の経過の意識はあまりないですな。
「見当識」喪失は認知症の始まりとも。

遅かれ早かれ「一年」は終わります。
ノルマも計画もない、怠惰な時間が過ぎていきます。



7月は「文月」ということは知っています。
道野辺の徘徊人にとっては、7月は「青月」ですね。

咽るような青葉・草の「青いきれ」に圧倒されます。
冬場の徘徊道中は茶色ばかりで、
視界には青が全くなかった。そして早春。



春から初夏にかけて青が広がり、
梅雨入りとともに徘徊の道野辺を、
濃い青色が繁茂して両脇から迫っている。



まさに、山滴る(やましたたる)気配に満ちる。
旬の食彩も青が主流になる。
ピーマン、キュウリ、サヤインゲン、枝豆。



前立腺治療、夜間頻尿が爺の最大関心事。
体重58.6㌔、体脂肪18、BMI20・5を維持しつつ、
暴飲防食は控え、ビールと枝豆の季節の7月です。