たれもが楽しみにしていた、寿司デモンストレーション。今回の日本語サマースクールのハイライト~ブカレストの寿司レストラン、『Wasabi Running Sushi』の全面協力を得て実現。
午前中に、なぞなぞ漢字で「鮭」(サケ)」を学んだばかり。オーナーシェフであるCristian Nao土屋氏の "The world of Sushi" の講義も、「魚へん」の漢字から始まりました。
「鯖(サバ)」「鰯(イワシ)」「鮪(マグロ)」「鱚(キス)」「鰹(カツオ)」「鯨(クジラ)」「鯉(コイ)」、身近な魚でもいざ漢字で、となるときちんと書けなかったりします。
つづいて、寿司の起源も勉強~お寿司は今や和食の代表格ですが、もとはと言えばタイの山奥での魚の保存食でした。塩と米で発酵させて2か月、これがシルクロードをたどり、中国から日本へ伝わったのです。
そして江戸時代に、ご飯に酢を混ぜて酢飯を作り、早く作って早く食べられるように改良。当時の江戸と言えば、人口100万人を抱える世界一の大都会、人々の往来も激しく、早く食べて早く用事に行かなければならなかったからです。
この江戸時代のお寿司は大きかったと言います。それが、第2次世界大戦後に2つに切り分けるようになり、2貫が基本になりました。第2次世界大戦後に考案された寿司の種類と言えば、軍艦巻き。
江戸前寿司というのは、江戸湾で採れた魚を使うからこの名称になりました。
お寿司のおいしさの60%は、お米(シャリ)で決まると言います、寿司米としてふさわしいのはJaponicaという種類の短粒米。Jawaの大粒米はパエリアに、Indicaの長粒米はソースで和えて食べるもの。
時々ルーマニア人で、「家でお寿司を作ったけれど、どうしても美味しくないんだ。」という人の多くは、お米選びに失敗、長粒米を使ってしまったから。
女子学生の中にも家で巻き寿司を作る人たちがいます、家で作るくらいだから「大」のお寿司ファン。ふさわしいお米も熟知。もちろん私も、家で作ることもあるし、ルーマニア人と寿司パーティをすることもあり。
でもやっぱり時々は、本物のお寿司を食べた~い、というわけで、寿司レストラン『Wasabi Running Sushi』に通うわけです♪その本物のお寿司が、ASE大学の日本語サマースクールで食べられるなんて!!いよいよ、デモンストレーションの始まりです==。(続く)
ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑