レストランのテーブルの上に常備されているものとしては、たいていが「塩&胡椒」のセット。横に「ウゾ(ouzo)」の灰皿が置いてあるのは、ギリシャのレストラン。通常、理解しうる西洋料理のパターン。
ところ変わって、香港の庶民的なレストラン。「塩&胡椒」とソースの類。爪楊枝もかならず置いてあります。
さらに中国本土でも同じような感じ。メニュー表もど~んと。
香港のカジュアルなレストランだと、テーブルに引き出しがついていて、ナイフやフォーク・箸などお客人に必要なものがいつでも取り出せるようになっています。スピーディで合理的。。
そしてルーマニアとなると、「塩&胡椒」に加えて「オイル&酢」のセット。これがルーマニアのオリジナルで、かつ必須。
酢が活躍するのは、ciorba de burta(チョルバ・デ・ブルタ)を食べるとき。これは、牛の胃袋の煮込んだものをにんにくとサワークリームで味付けしたスープ。どっしりした食感になるので、酢を足すと、味が引き締まります。
「塩&胡椒」と「オイル&酢」がすべて必要になるのは、サラダを注文したとき。ルーマニアの生野菜サラダはシンプルで、何もドレッシングがかかっていません。食卓の上に置かれた4種の調味料セットで、自由に味付け。
どうも見ていると、塩をたくさんかける人が多いみたい。発汗する夏場だからまだいいようなものの、塩分の摂りすぎに気を使っている人は少ないような。
今までのルーマニアレストラン、トマトサラダを頼むと、トマトを輪切りにしたものだけが出てきたり、きゅうりのサラダだときゅうりを棒状に細長く切ったものだけが出てきたりすることが多かったけれど、最近はサラダ・アソート(ミックスサラダ)的なお皿が多くなってきました。
私はたいてい、酢と塩を少々かけていただきます。
ブルンザ(白チーズ)との相性も抜群のミックスサラダ、オリーブの実をトッピングしてもよし、このボウルは目玉焼き付スペシャル、旬のものをしっかり召し上がれ。
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