ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

お湯が流れてきました

2011-10-15 | ルーマニア・ブカレストの日常


先の日曜から気候が激変したルーマニア。雨模様だった日曜日がいちばん寒かったけれど、週明けからも曇り空が続き、日が落ちるとすぐに気温は10度近くまで下がります。街路樹もこの冷え込みにびっくり、黄色く葉っぱが色を変えてきています(ルーマニアの紅葉は黄葉)。
 


日曜日の夕方、ふと通りの脇を見ると、地下でお湯が流れ始めた様子。この緑の通気溝は、この下にお湯の配管パイプがある印。この通気溝から湯気が出てくるのは、お湯が流れていることをあらわします。ブカレスト全域で、カロリフェールにお湯が流れ始めるもの近い。
 
と思っていたら、我が家の区域では、水曜日からお湯が流れ始めました。ブカレストの暖房は、工場で作られたお湯を循環させて、各家庭・住居にあるカロリフェールにお湯を送り、それで室内を暖める方式。家庭でガス(火)を使うでもなく、電気を使うでもなく、お湯による暖房。
 
このカロリフェール、市を揚げての大規模な暖房なので、いったんお湯が流れ始めると、春まで止まることはありません。我が家のカロリフェールは全部で5箇所。居室とキッチンのカロリフェールにはスイッチが付いているので、暖房が不要なときには、スイッチをオフにしておくと、カロリフェール内にお湯が流れない仕組み。でも、各部屋の配管にはつねにお湯が流れているので、スイッチをオンにしなくてもじんわりと暖かくなります(くわしい説明と写真はこちらの記事から)。
 
さらに、浴室のカロリフェールには、スイッチがついていません。ブカレスト市の工場からお湯が流れ始めると、ずっと流れ続け、我が家の浴室(兼トイレ)はいつも暖かい、というわけ。冬場に寒いトイレで、便座カバーがかかっていなかったらお尻がひやっとするけれど、トイレ全体が温かいので、便座のひんやりが無くて、快適♪
 


このカロリフェールはとても暖かいので、この上に洗濯物をおいておくと、すぐに乾きます。靴下など小物は手洗いをすることが多いです、でも、半日もすれば乾くので、大助かり。浴室もつねに暖かいので、シャワーのときなど、これまた寒さを感じません。
 
が、この冬、お湯の値段は2倍に。200%の値上がり。キッチンやシャワーで使うお湯は、お湯のメーターが付いていて、買っているのです。カロリフェールに流れてくるお湯も、器具にメーターが付いていて、遣った量だけ請求が廻ってきます。浴室がいつも温かい、と喜んでばかりいられません、ちゃ~んと、財布からお金が出て行くのです。出来る範囲の節約で、着込むことかな~。


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