先週のクロス・ペトロムの優勝賞品ガソリン300リットル・ゲットに続いて、ビッグな賞金レースを制したワタクシ、マドモワゼル。会場である国民の館前広場で繰り広げられているアトラクションを見ながら、そのあたりをうろうろ。
(いつでも人懐こい子供たち。中には、こんにちは!と挨拶してくれる子も)
(表彰式を待つ、車椅子ランナーたち)
ラン仲間だけでなく、顔見知りのランナーたちからも「おめでとう」と言ってもらったり、まったく知らない人からも「あなたが、ヒロコね、あなたに挨拶をしたいと思っていたの。」とか、「一緒に写真を撮らせてください。」とか言ってもらって握手したりして、ただただ笑顔と驚き。
(ラン仲間と一緒にストレッチ)
そんなこともありながら、ラン仲間たちとくつろいで表彰式を待っていたとき。コーチ風の男性がどこからともなく近づいて来て、「この日本人はフェアプレーじゃない。スタートのとき、車椅子ランナーの前から走り始めた。」とか、「スタートダッシュで、子供を突き飛ばしていた。」とか、誰に向かって言うではなく、それでも私たちに聞こえるように言ってきました。、
どこか近郊の子供の陸上クラブの関係者であるようです。「そんなわけない。ヒロコは、僕の後ろに並んでいた。僕たちの周りに子供はいなかった。」、ちょうどスタート地点で、私の斜め3列ほど前に並んでいたマイダーリンが反撃してくれます。
(最前列に並ぶ車椅子ランナー)
スタート係員が整列をさせているので、車椅子ランナーの前からスタートするなんて、エリート選手でもありえないことだし、スタート位置を確保するときに、絶対の子供の後ろには並びません。危なすぎることは明らか。
スタートラインに並ぶときには、なるべく知り合いの私よりもずっと速い男子ランナーの後ろにこそっと並ぶことにしています。彼も勝負がかかっているから絶対に転ばないように細心の注意を払ってスタートするだろうし、ダッシュで前方が明き、走りやすいに違いないから。今日は確かに後方から子供が飛び出してきて、とても危なくて、子供に近づかないように走るのに、精いっぱいでした(子供はいつどこで突然転ぶかわからないので)。
ダーリンが反撃してくれて、それでもまだその男性はぶつぶつ言っていたけれど、周りのラン仲間も相手にしなかったので、どことへともなく消えていきました。
そして無事、表彰式も終わり、賞金受け渡し場所の、ロッテリー本社(=ルーマニアの宝くじ会社)ロビーまで出向き、受け渡し窓口に並んでいると。またその男性が現れ、「この日本人はフェアプレーじゃない。」と言い始めました。ここにいるのは、全員入賞者ばかり。そんな集団の中で、デマでもこんなことを言われたくないです。
マイダーリンもベテランの部1部で9位に入賞していた(上の写真、右端♪)ので、共に並んでいるところ。同じ部で2位になったステファンも一緒。ダーリンもステファンも、反撃してくれます、「何が欲しくて、そんなことを言うんだ。」
この場所に来ているということは、この男性が指導している子供たちも入賞しているはず。その子供たちに向かって、「あの日本人は・・・」などと言われると、純粋な子供たちはそれを信じてしまうかも。私は何もしていないのに、なぜわざわざこんなことを言いふらすの?
ルーマニアだから、というわけではなく、どこにでもこのような人は居ます。私が優勝して賞金を持っていくのがその人にとって面白くないから、何か腹いせで、デマでもいいから言いふらすのです。「この中国人は・・・」と言わず、「この日本人は・・・」と言うところをみると、私が日本人であることをちゃんとわかっているのです。
ルーマニアのマラソン大会に初参加したのが2005年秋。そこから丸6年たつと、これ位のことを言う人が現れるのだ、と、覚えておくことに。
記事中の写真数点は、プロ・サイクリズムさまから拝借。
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