ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

網戸はオプショナル、ルーマニアの住居

2011-08-04 | ルーマニア・ブカレストの日常


高温多湿の日本の夏、涼しく過ごすための工夫の第一は、室内に風を通すこと。たいていの地域で蚊が多いので、窓を開け放つには網戸が必要。窓枠サイズの網戸だけでなく、玄関扉一枚分の網戸もごく普通にあるので、風通しには最高。
 


が、住宅事情の異なるルーマニア、網戸の設置はオプショナル。80%以上の人が集合住宅に住んでいる、と言われているブカレストで、主な居住用建物といえば社会主義時代に建てられた何の変哲もない箱型のブロックハウス。建築当時はすべての窓が木枠で、築25~30年を超えてかなりガタも来ていることから、数年前から窓わくと窓ガラスの取り換え工事が盛んに行われています。
 
窓枠は軽量サッシのテルモパン、そして冬の寒さに備えて二重窓が標準装備。日本では、網戸がほぼ標準装備のところ、やはりルーマニアの住宅は厳冬に備えるもの。そして夏の虫よけ対策の網戸は、かなりお高いオプショナル。
 


我が家は低層ブロックハウスの最上階、日本で言うところの5階(=ルーマニア式に言うと4階)。窓はテルモパンの二重窓。ときどき蚊がぶ~んと上がってくるけれど、1匹くらいなので網戸なし。日中は光をさえぎるため半分カーテンを閉め、その半分はレースのカーテンで覆い、扇風機を廻しています。
 
5階まで蚊が上がってくるなんて、羽の力が強いなあ、と思っていたら、たとえばバルコニーで緑を育てている場合、その植木鉢の下の受け皿に水がたまっていたりする場合に蚊を増殖させていることもあるそうで。蚊の繁殖力、強し、水をためないようにしなくては。
 


こちらのお宅は、ブカレスト郊外の一戸建て。すべての窓に網戸が装備されています、さすが、戸建住宅のこだわり!日本人&ルーマニア人カップルの新居です。
 


さらにおしゃれなレースのカーテンもあって、のぞき見防止にも。ちょっと注目すべきは、ルーマニアの窓はほぼすべて内開き。部屋の中に開くタイプです。これじゃあ、悪漢が玄関ドアを蹴破って入ってくるかも?おまけにいざというとき、内側からドアを蹴破って脱出できない!
 


こちらのお宅はブロックハウスのリフォームでこんなおしゃれな窓に。網戸付き。それに外壁も区分所有の部分を自由に色を塗り替えることできるのです。
 


ブロックハウスの地上階、ビリーちゃんのところは、やっぱり地面に近くて蚊が多いめと見えて、3年ほど前の窓枠リフォームで、網戸を装備。もしかして、窓を開けたときのビリーちゃんの飛び出し防止かも?

 
関連記事:
窓枠の取り換え、記事はこちらから。
以前の木枠の窓はこんな感じでした、こちらから。

一番上の玄関中折網戸の写真は、福岡・三栄建機さんのHPより画像拝借。


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