ギリシャでの大規模ストライキ、これはヨーロッパ中でニュースになっていたようで、29日の夕方にギリシャからブカレストの家にたどり着くと、「よく帰ってこれたね、飛行機も止まっていたんだろう?」とお姑さん。
今回の空港のストライキは、管制塔職員の時限ストライキ。29日に実施されたのは、朝8時~昼12時、午後6時~夜10時。私のフライトは、午後5時55分、ルーマニア国営航空のタロム利用。時限ストライキの時間帯にはかかっていないので、ホテルのレセプションの人はストライキ情報を確認しながら、「午後便は、ノープロブレム。」・・・が、このあたり(=バルカン半島あたりの諸国)で「ノープロブレム」といわれて、それがノープロブレムで済むはずがなし(幾多の経験上)。
何があってもおかしくないバルカン半島のストライキ、待つのを覚悟で朝から空港へ行ってみることに。7時半に滞在地リトホロを出発し、バスを乗り継ぎテッサロニキ空港へ。スムーズに10時半までに到着できました。
空港の外まで人があふれています、チェックインカウンターには案の定、長蛇の列。午前便が軒並みキャンセルになり、その代替便へのチェックインで人々があふれているのです。ストライキ解除直後の12時には、なんと4本もアテネ行きがあります。
行列を物見の見物に来たのではありません、自分の乗る予定の飛行機の時刻を確認するのが第一。こんな場合、空港内に必ず設置されている空港会社別のブースをたずねるのが確か。インフォメーションもどこにあるかわからなかったけれど、タロム航空のブースはすぐにわかりました。一日に何本もフライトがあるわけではないので、ほかの航空会社と共同ブースになっています。
「タロムのフライト予定を聞きたいのですが。」、ブースにいるのは別の航空会社の人。でも、タロムの時刻を調べてくれました。「タロムは前倒しして5時に飛ぶことになっています。タロムの職員は2時になったらここへ来るから、そのときにまた確認してください。」
やっぱり!私の予定飛行機も時刻変更になっていた!!2週間前に予約確認をしたときには、5時55分のフライトでした、ストライキの影響としか言えません。とにかく、早く来てみて良かったです。
6時間以上待ち時間があります、でも、5時と言い渡されたフライトがさらに変更になったりするかも?心配で仕方のないわたし、このまま空港内に留まることに。ストライキなど何もなければ、いったん空港で大きな荷物を預け(チェックインではなく、手荷物預かり)、テッサロニキの街を観光する予定だったけれど、バルカンストライキが心配でそんな気にもなれません。
結局そのまま空港内で時間を過ごし、何度も出発便のスケジュールボードを確認。タロムは17時05分発、と表示されるまで、気が気ではありませんでした。それにしても不思議なのは、堂々と「17時05分発」とだけ、表示されたこと。従来の予定の「17時55分」はまったく表記されず、「変更」とも表記されず、「予定通り」「17時05分発」。
自分のメールボックスをチェックしても、タロムからの変更通知は来ていません。どうなっているんだろう?予約確認はもっと直前にすべきなのだろうか?リコンファームの規定は72時間前、というのがあるけれど、それをした事はありません。しなかったからといって、乗れなかったこともありません。ほかの航空会社だと、フライト時刻が変更になっていたら、メールで通知が来たけれど。
50分の前倒し、しかも何の通知も無いとなると、これは大きいです。通常チェックインは45分前に締め切られるから、ぎりぎりに飛び込んできた人はどうなったんだろう?飛行機の旅、あな、おそろしや。やっぱり余裕を持って行動するしかないのかな。
@Bucureşti
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