ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

Crosul Vedetelor

2009-09-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
 

来月18日のAIMS公認ブカレスト・シティマラソンの記者会見を兼ねて行われたマラソン大会。主催者の代表はヴァレリアさん、もとカヌーの五輪金メダリスト。自身も競技引退後、国外各地のマラソン大会を楽しまれ、走ることはすべてのスポーツの基本、そして国民の健康づくり、とルーマニアに浸透することを願っての開催。
 
記者発表会を兼ねているのでたくさんのカメラマンや記者が取材に来ています。会場に集まる人々、ウォームアップでジョギングする人々、ストレッチをする人々、あちこちで写真を撮ったりインタビューしたり。
 
「日本から来たこの子は、ルーマニア各地のマラソン大会で優勝しています。」とヴァレリアさんの紹介で、私の愛用のシューズ・アシックス、赤のターサージャパンまで大写しで写真に納まりました。かかと部分に「TARTHER Japan」のロゴ、これ格好良くて私もお気に入り。でも、取材陣が多いわりに参加者は少なめ。大会開催が周知されていなかったようで残念。
 


さあ、いざスタート。ヘラストロウ湖を4分の1周たらずのミニ・マラソン、距離は1200~1300mくらい。この大会も男女区別無く、トップ10を表彰するとのこと。男子に混じってこれまた勝ち目なさそうだけど、人数も少ないし、頑張ってみます!



先ほどまでマイクを握っていたヴァレリアさんも走ります。 
ブカレストではトップクラスのビクターも来ています。集まってきているメンバーを見て「楽勝」と判断したのか、すそまであるトレーニング・パンツのままスタート。いつもあっという間に離れていくけれど、みんなの様子を見ながら力を残しているみたい。
 
でもワタクシ、マドモワゼルは真剣にダッシュ。明日はブカレストで年間を通じてもっとも大事な試合、クロス・ペトロムだけれど、今日くらいの短い距離ならちょうどスピード・チェックにもってこい。
 
中間疾走体制になって前の人数を数えると私は7番目。これは入賞の可能性もあり。とにかく距離が短いので、目いっぱい行きます。途中でひとり抜き、終盤に2度くらい追いつかれかけたけれど、ラストスパートで胸の差ひとつでそのままゴール。上位10位入賞者の中の紅一点となりました。

その後のプレス発表が豪華版。オリンピックや世界選手権でのメダリストの女性9名が花を添えてくれたのです。ヴァレリアさんがひとりずつ、プロフィールを紹介。
 
北京五輪女子柔道48キロ級の金メダリスト、アリナ・ドミットルさん!なんと小柄で華奢な。そしてブロンドの長い髪。

「谷亮子の連覇を阻んだ貴女は、日本でもとても有名です。」と挨拶して一緒に記念撮影。
「テレビで見るよりもずっと小柄でびっくりしました。」、私よりもずっと小さいドミットル選手。小顔で可愛らしい。
「あら、谷も小柄よ。」

テレビやグラビア写真で見るアリナはすらりと長身に見えました。谷選手のほうが小柄。よく考えると、格闘技で戦えるだけの筋肉を供えての48キロ級。大柄なはずがありません。
 
女子体操の世界選手権メダリスト。この方も小柄で華奢。
(写真は後日掲載)
 
湖畔のレストランで行われたプレス発表、軽食とドリンクも用意され、場は和みます。みんなが第2回ブカレスト・シティ・マラソンを盛り上げようと楽しみにしています。ルーマニアでランニングが一大ムーブメントを巻き起こしかけているのです。
 
ブカレスト・マラソンとパートナーシップを結んでいる「RO CLUB MARATON」も一役買うこと間違いなし~Alergă cu noi!(=私達と一緒に走りましょう!)




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2 Comments

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Unknown (アイロンマン)
2009-09-30 10:20:04
日本でも国民の健康づくりのため(高額医療費の無駄を省くため)もっとランニングを推奨すれば良いのにね(笑)
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アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2009-10-02 03:41:26
日本は紛れも無く、ランニング先進国ですよ~。日本人のマラソン好きはルーマニアでも有名。彼らはマラソン「発展途上国」を自認しています。
このあたりの事情、ランナーズの新年1月号に原稿を書いたところです。11月22日発行分、まだ先のことですが、ぜひ、立ち読みでもなさってください!
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