実家の母の病気のために、主治医の先生からいただいてきたリーフレットに書かれていた注意事項~周りの理解が一番大事な病気。
6月に家の中で転んで骨折してしまった母、寝たり起きたりの生活。夏の暑さにもばててしまって、また寝たり起きたり。9月に入ってあまりにも体調が悪いので、いろいろ検査。最後に心療内科で診断を受け、病名は「うつ病」。
無理もありません、何せ75年間、一人で暮らしたことの無い母。いつも誰かが一緒で、家族がいた母。父は昨年春から入院中、その直後から私も手の届かない遠いところへ。ルーマニアへ何度かもらった手紙も、元気そうには綴っていたけれども字が細々として文面がカラ元気だけのようです。
8ヶ月近く家を空けて、実家に帰ってきてみればまた一段と小さくなった母。ただの年寄りボケではない病気であることはすぐにわかりました。
襖を隔てて母の近くで休むことにしました。するとびっくり、一晩中高イビキ。尋常な音量ではないのです。2週間ほど見守っていましたが、私も睡眠を妨げられるし、とにかく大きすぎるイビキ。母には睡眠薬が処方されているのです。
「すごくよく眠っていると思うから、睡眠薬を半分にしてみたら?」、お医者さんに断らずに半分に減らしてみました。するとイビキも半量。
「よく眠れている?いっそのことなしにしてみたら?」、静かに休むようになりました。少し寝つきは悪いけれども、よく眠れているそうです。
その後お医者さんに事後報告してみました。それは睡眠薬、うつ病の治療薬ではないので眠れるようであればなしにしても大丈夫、とのこと。母の病状も少し良くなってきているのかな、とうれしいです。
最近では気が向いたときに鼻歌を歌いながら散歩に出かけるようになりました。12月というのに暖かい目の気候も体に優しいようです。でも年末年始は寒波がやってくる予想。母の病気も年越しです。
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