初めての大学広場での開催、クリスマスマーケット。ここ3年くらいかけてこの広場の地下を掘り起こし、地下鉄新線工事と地下駐車場工事が進められていたものが、ほぼ地上の工事が終わったのでこのスペースがすっきりきれいになりました。地中から旧ブカレストの遺跡が見つかるたび、発掘調査をしながらの工事だったので、かなり時間がかかっていたけれど。
実はこのクリスマスマーケット、本日午後5時オープン。フェンスが閉まっていて、入り口の警備員に「5時からだから、まだ入れないよ。」と言われながらもフェンス越しに写真を撮っていると、中で準備中の人が「どうぞ入ってきて、写真を撮ってもいいですよ。」と招き入れてくれたもの。いったん諌められた警備員さんも「どうぞ。」とフェンスを開けてくれたのです。このあたり、融通が利くのがルーマニア人の人懐こいところ♪
日中の明るさの中で見るツリーもきれいだけれど、「電気がつくと、とてもきれいだよ=。」と案内してもらったツリー。
小さいけれど、メリーゴーランドも準備中。
掘り起こし工事期間中は、この広場に4体の銅像も別の場所に避難していました。地上工事が終わって、無事、元の場所に戻ってきたイオン・ラドゥェスク像。
馬に乗った名武将といえば、ミハイ武勇公。1500年末ごろに活躍した歴史上の人物ですが、今でも花束が手向けられています。
開店準備中の小屋がいくつも並んでいて、飾り付けの真っ最中。クリスマスグッズやアクセサリー、ルーマニア特産の陶器のお店、トルタ・ドルチェ(=ルーマニアの固焼きビスケット、ジンジャーブレッド風)のお店などなど。
ひとあし早く準備を整えたお店に、テレビの取材インタビューが。この後、あたりで写真を撮っていた私にもマイクが廻ってきました。
「この大学広場のクリスマスマーケット、どう思いますか?」
「ルーマニアにもう7年居ますが、こんなに楽しそうなのは初めて見ました。」
「ウィーンやプラハのクリスマスマーケットみたいでしょ?」
「私は行ったことが無いからわからないけれど、もっと楽しそう。あそこで、ホットワインやホットツイカが飲めますね!」
ホットワインはヨーロッパ各国にあるけれど、ホットツイカはルーマニアだけ!
「かならず夜にもう一度、来ます!」、ニコニコ顔でレポーターさんに手を振って別れました。
このマーケット、明日からは午前10時開店、夜更けまで。今日は日中も最高気温5度と寒いブカレスト、日が落ちれば氷点下に近くなりそう。外は冷え込むけれど、寒いときに外に出て楽しむのもまた、ブカレストの冬の醍醐味。来年1月3日まで連日開催。
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つい先日、ルーマニア産ワインの通販専門店サイトをOPENしたタドと申します。
お店の名前は「葡萄と酒人(ぶどうとしゅじん)」と言います。http://www.romaniawine.net/
まだまだ品数は少ないですが、もし宜しければ、こちらも覗いてみてください。よろしくお願いします。