ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

第4ステージ8.4キロ(5/22)

2009-05-29 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
翌日午前中の第4ステージは8.4キロ。これまでの総合持ちタイムの遅い選手から順番に一人ずつ、30秒おきにスタートする、完全な個人戦。トップ10の選手は1分ごとのスタート。

上の写真、リラックスしているトップのアルジェリア・クイデールと3位のイスラエル・モハメッド。彼らのスタート時刻は11時を廻ります。
 
このレースは、丘陵地帯を潜り抜けるようにして走るカーブの多いコース。穏やかな稜線の丘陵地帯を見ていると、ほぼ平坦に勘違いしてしまうけれど、じわっと脚に来るアップダウンの連続、しかも距離が短いのである程度スピードを上げて走らないといけない。毎年このコース、うまく攻略できず後半失速し苦戦しているのです。
 
さすがに今回は前半を抑えていくことに。抑えすぎたのか、1キロ余りの走ったところで、後ろから30秒差でスタートした男子選手に早々と追い抜かれてしまいました。前に30秒差でスタートしていった男子選手とは余り離れていないので、気にしない、気にしない。
 
半分ほど過ぎたところで、わたしの1分前にスタートしていたアリーンの後姿が見えてきました。スピードを上げている男子選手が追い抜いていくのが見えます。
カーブ地点などで彼女との差を確認するとまだ50秒くらいあり。それでも彼女はわたしの1分前にスタートしているのだから、彼女よりもわたしのほうが少しだけ速く走っているようです。
 
追いつくのは無理かな、と思いながらも後姿が見えてくると気が強くなるもの。何度もその差を確認、45秒、35秒、少しずつ近づいてきているのが励み。そこから一気に差が縮まり、最後の500mほどの登りを必死の形相で走り、アリーンに2秒に迫るところでゴール。
 


フィニッシュ地点のアナウンスも、「ベテランの部マイヨのヒロコは、2位のアリーンから1分遅れでスタートし、ほぼ同時にゴールしました!」と伝えてくれました。
 


毎回レースが終わり、結果発表&表彰式のち、アペリティフが振舞われます
リキュールやウイスキー、地元のシードル(りんご酒)やコニャックなど。この会場にはパスティスがありました、私の大好きな南フランス・マルセイユ特産のお酒。原酒は琥珀色をしていて水で割ると白濁し、アロマティックな香りが際立ちます。アルコール度数45度。
 
わたしのパスティス好きもすっかり人様に知れ渡るようになりました、だって3杯もおかわりするのだから。(まだ午後のレースがあるんですよ~)


上の写真、トップクラスの選手たちは緑の芝の上でクーリングダウン。


宿舎前の小川、水はものすごく冷たく、格好のアイシング。例年、素っ裸で泳ぐ人も・・・(写真掲載は控えます)。


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