今週あたりから市場に出回っています、生木のクリスマス・ツリー。「あれ、ちょっと遅くないの?」~ご心配なかれ、ルーマニアではクリスマス・ツリーは年始の飾りも兼ねています。新年を迎えて1月も中旬になるまで、ずっと飾り続けるのです。
チェントラル(=ダウンタウン)のウニリ広場のツリーも、今週水曜日にやっと立ち上がり、飾りつけ。(15日、水曜日の撮影)
野外のマーケットでたくさんのツリーが並んでいるところに近づくと、モミの木の良い香り。これを家に持って帰って室内に飾ると、それはそれは新鮮な香りが部屋中に漂うそうです。
でもね、ちょっと気になります、これって森から緑の木を伐採してきているんじゃないの?ツリーがすべて完売し、それぞれの家庭に飾られるといいけれど、必ず売れ残りが出ます。
ドイツでは、生木のクリスマス・ツリーを購入するには、お客さんが森まで行って、自分の気に入った木を気に入った丈に切ってもらって、持ち帰るそうです。これなら無駄なし。
マイダーリンに訴えると、毎年のことだから、クリスマスツリー専用の森林があって、そこでたくさん育てているから問題ない、とのこと。でも、どうしても無駄が出てしまいます。昔からの慣例だから、それを尊重するべき?
鉢植えのモミの木も、少ないながら見かけます。これなら、クリスマスが終わっても育てることが出来るかな。とはいえ、ブカレストの夏はものすごく暑いです、寒冷地からやってきた針葉樹、夏を越せるのかどうか。
気になるお値段、訊ねてみました。枝ぶりがしっかりしていて、いかにもクリスマスツリー、大人の背丈ほどのこれは200レイ(=約3000円)。
毎年の習慣なのか、買いに来ている人もいます。枝が張っているので、こんなふうにメッシュの梱包材に包まれて、お持ち帰り。
これはフィンランドから直輸入のクリスマス・ツリー。腰の高さくらいしかないけれど、100レイ。ちゃんと産地を証するタグが付いていて、大事に陳列されています。少し枝が空いている感じのモミの木なら、45~55レイ。ルーマニア産。
とにかく、たくさん、たくさん、モミの木が並んでいるのがこの時期の市場。これまでは野菜を売っていた市場ですよ~。
生木のリースもたくさん出まわっています。飾りや大きさによって5~10レイくらい。きちんと丸く手作りされていて、飾りが付いているものもあるし、緑だけのものもあり。
お隣のお宅のドアにかけられたリース。おかげで我が家の玄関先まで、階段の踊り場が良い香り。生木には生木の良さがあります、クリスマスの飾りまで「無意味な緑の伐採」と言わないでね。なんといっても大切な緑、無駄がないように。
注:
記事中の写真は、2箇所のモミの木売り場から集めています。1箇所は市場の中の売り場、いつもは野菜を並べているところ。もう1箇所は、クリスマス・マーケット入口の特設売り場。
@Bucureşţi
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とか思いながら読み進めていると、あれ?
「ドイツでは、生木のクリスマス・ツリーを購入するには、お客さんが森まで行って、自分の気に入った木を気に入った丈に切ってもらって、持ち帰るそうです。これなら無駄なし」
う~ん、残念、こういう販売方法もあるのだろうけど、
ウチ周辺はそちらと同じですよ~
1月過ぎまで飾り付けているのも同じです。
ウチはまだ買っていません。
今年はやるのかな?
面倒だからいつも「来年はやらない」って義母は言っているけど。
我が家は2M以上もあるプラスチックのツリーです。マイダーリンが数年前に「クリスマス・ラン」で賞品としてゲットしたそうな。マラソン大会の賞品でツリーなんて、TPOに合っているかも?
私の近所でもモミの木の露店販売が盛んです。
でも歩道を占領するのはやめてほしいなぁ。
車道を歩くの怖いし...
舗道にはまだ少しシャーベット状の雪が残っているけれど、車道は安心して走れますよ~with running shoes!!