ルーマニアにはわたしの知る限りラーメン屋さんはありません。でも、インスタントラーメンは大きなスーパーで売っています。東南アジア製なら1レウくらい。SUSHI SHOPで売っている日本製のものは5レイ、などお値段まちまち。わたしの好きなチキンラーメンが無いのは残念。
さて、なぜルーマニアにはラーメン屋さんは無いのか?考察するに、ルーマニア人はほぼ洩れなく猫舌(ルーマニア人にも確認したので信憑性大有り!)。熱いものをフーフー言いながら食べる習慣がありません。食べるときにズルズル音を立てるのもマナー違反、熱いスープから麺をズズッとすするなんてもってのほか。レストランなどで出されるスープは、熱々だったことはほとんどなし。それがルーマニア流サービス。
さらに食べるときに器を持ち上げるのもマナー違反。深いボウルに入ったスープも最後までスプーンですくって食べます。お味噌汁のようにおわんを持ち上げ、口をつけて直接スープを飲むのは、ルーマニアでは品のない食べ方。
では、家で作るインスタントラーメンはどうなるの?ルーマニア人の友達が作るのを見ていると、乾麺をバリバリ音を立てて細かく崩してお湯の中にいれています。それに顆粒のスープの素をくわえ、しばらく煮込んだら出来上がり。
ラーメンを食べるのだから、と気を利かせてフォークを差し出すと、「リングラ(=大きなスプーン)がいるんだ。」~ルーマニア人がラーメンを食べるときに使うのはスプーン。乾麺を小さく砕いているので、スープの具になっていて、スプーンですくって食べるのです。
メニュー名も「スパ」(=ルーマニア語でスープ)、ラーメンはルーマニアでは「スープ」として食べられているのです、よくみるとパッケージには「supă instant」と書いてあるし。なるほど、ところ変われば、ですね~。
ルーマニア人のチョルバ好き:
ルーマニア料理の代表格、チョルバは酸味の効いたスープ。酸味は発酵させた食品から取り出すボルシというものを使っているので、自然の酸味。このチョルバにも、パスタを細かく砕いて入れるメニューがあります。パスタを食べるのもチョルバ、ラーメンを食べるのもスープ、ルーマニア人はスープが大好き。
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ところ変わればですね!
カップヌードルは世界的な食品かと
おもっていましたが、麺はこななごな具とは
とほほですね。
日本は、冷麺、ざるそば、そうめん、ひやしうどん・・・夏はこれがないと始まりません。
ずるずる~~~
こちらは普通にスーパーにあります。
ダイソーが西側より早くあるのですから、日清ももうすぐですよ。
袋ラーメンで60セント(約70円)カップ麺で1~1,5ユーロ(120~180円)です。
そちらではどのくらいの値段で販売されるかな~
呼び名も「ヌードル」や「パスタ」ではなく、「スパ」なので、ホント、ところ変わればです。
台湾製のビーフンみたいなのはあります、日本で見かけるのよりもやや太い目。これで焼きそば作って食べました~。
袋ラーメンで安いものは30円くらい(写真のもの)ですが、一昔もふた昔も前の袋ラーメンの出始めのお味、という感じで、麺自体が日本人の口には合わないかも。ルーマニア人はスープの具として食べるので問題ないみたいです。