ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

モスクワ庶民の台所、市場探訪

2010-09-11 | お出かけ先のナイススポット

 
マラソン受け付け会場のオリンピック総合施設、大きなスタジアムの下はたくさんの店やレストランがテナント入りし、外にも市場が立っていて、土曜日ともあって多くの人で賑わっています。



日本では、たとえば国立競技場や長居競技場が空き場所をテナントとして貸し出すことはないし、つまりは競技会でもなければ閑散としているけれど、ロシアのこの方式は人をたくさん呼べるし名案かも。スタジアムやその周りがいつも賑わっているのは良いこと。
 


ロシアも9月が学校の新年度らしく、小中学校向けの書籍を扱う露天商がいっぱい。ルーマニアも来週13日から学校が始まります。6月中旬から丸3ヶ月、夏休みを楽しんだ子供たち、また学校に戻っていくのです。
 


近郊の農家からの野菜や果物が並んでいる市場もあります。リンゴ・プラム・ネクタリン・桃・ブドウなど、だいたい今の時期のルーマニアと同じ。
 


これはルーマニアでは余り見かけないもの、生のイチジク(figs)。ルーマニアには乾燥イチジクが輸入物として入ってきています。
 


酢と塩、香菜で漬けた保存野菜は冬を越すのに欠かせないもの。キュウリのピクルスを2本だけ買って味見。わたしが食べ慣れたものとほぼ同じ味。



「2本だけ買いたい」と手のひらに小銭を出すと、おばさん、数枚を取ってくれました~「美味しいだろう!」とにっこり。
 


豚の脂身、スロリナ(ルーマニア語名)、これも寒い冬を越すのに絶好のエネルギー源。これを軽くあぶり、ヴォッカのおつまみに。もちろんのこと、脂質ばかりなので、食べ過ぎに注意。
 


いろんな種類のチーズ。白チーズが多いです。お値段、ルーマニアよりも少しお高い目。サワークリームで合えたサラダ類もあり。
 


これから旬を迎えるキノコ。ブカレスト近郊チェルニカの森でもキノコは採れるけれど、時として毒キノコに出会うときあり。素人がキノコ採りに行くのはちょっと危ないかな~、よく知っている人と出かけるに限ります。 
 


これもルーマニアの山のほうで秋になるとよく見かけます、ブラックベリーや木苺、黒すぐりなどのベリー類。これらもお値段ルーアニアより少しお高い目。
 


まさに森からの贈り物、ハチミツ。自然の蜂が集めてくれるものが、お味も濃厚、美味しさ際立っています。
 


ロシアは魚類が豊富。この市場では干したもの・燻製にしたものをたくさん見かけました。



手にとってクンクン臭いをかいで、みんな買っていきます。ほかにスーパーにはたくさんの種類の魚の缶詰類がありました。
 


小腹が空いたらスタンドでサンドイッチとビール。子供時代に学校でロシア語を習ったと言うマイダーリン、数字や簡単な単語がわかるのです。ちょっとした買い出しは任せて、ひとまず乾杯!
 


心配していた秋の冷え込みは無く、むしろ上着を脱ぎたいくらいの陽気。

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モスクワマラソン前日受付

2010-09-11 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
マラソン前日はお決まりのナンバーカードピックアップ。都市型マラソンなのでエキスポも同時開催、ちょっとしたマラソングッズの買物も楽しみのひとつ。前週に大会主催者から送られてきた案内にしたがって、地下鉄5号線プロスペクト・ミーラ駅最寄のオリンピック・コンプレックス(総合競技施設)へ。
 


ちょうど今週、この競技場でレスリングの世界選手権開催中。メインスタジアムに大きな横断幕。ちょうどわたしたちと同じ宿に、この大会にレフェリーとしてオフィシャル参加(IDあり)しているイラン人が滞在していて、「君、日本人?今日、日本人女性が金メダルを取ったよ。」と教えてもらっていたまさにその大会。「気合だ==!」のお父さんといっしょに撮影した写真なども見せてもらっていて、う~ん、レスリング会場はどこだろう??
 
などとよそ見をしている場合ではないです、私たちの行き先はスイミングプール8号入り口から、マラソン受付へ。マラソン出走が全部で2000名くらいなので、そんなに規模は大きくない会場。前にアシックスの車が停まっていなければ、見つけにくかったかも。
 


中は前日にエントリーする人などもいて、かなり混雑しています。明日はマラソンだけでなく、10キロレースも同時スタート、モスクワオリンピック開催年度にちなんだ1980mのクロスもあります。案内はすべてロシア語、つまりキリル文字。これ、ヨーロピアンアルファベットと違ってまったく読めません。とにかく入口はいったところで尋ねるに限ります。
 
外国人受け付けのために一室が設けられていました。英語を話すスタッフに誘導され、室内へ。メールに添付されてきた「登録確認書」を提示、これを忘れたマイダーリンはパスポートの提示だけでもオッケーでした。


 
ナンバーカード交付してくれるブースには日本を話すロシア人もいて、手荷物預かりの場所など親切に説明してくれました。隣にマイダーリンも同席していたので、英語と日本語混じり。ナンバーカード・記録計測のためのチャンピオンチップ・コース図とパスタパーティ券・記念のポスターを受け取って、受け付け完了。私は個人所有のイエローチップを忘れてきたけれど、ブラックチップをレンタル。このあたりはどこのマラソン大会でも同じ受け付けの手順なので、特に問題なし。
 


ほっと一安心して周りを眺めてみると、これまでのヨーロッパ圏内のマラソン大会と違って、聞きなれない国名のトレーニングスーツを着た人たちが多いです。カザフスタン・ウズベキスタン・アルメニア。旧ソ連圏内の人たちが走りに来ているのです。彼らはロシア語を話すこともあって、「外国人」には分類されていないらしく、一般の受け付けブースでナンバーを受け取っていました。



壁にもいろいろ情報が貼ってあるけれど、キリル文字だけなのでまったく読めず。「詳しい情報はweb-siteで確認してください。」と受付時にも言われてしまったし。お決まりの写真撮影ブースで国旗を掲げて記念撮影するくらい。


 
うろうろしていると誰かそのあたりのランナーに「どこから来たの?」と話しかけられることが多かったのですが、今回は例外。皆ほとんど英語を話さない様子がわかります。 

 


ここでこんな親子に出会いました、ダーリンが娘さんのバックプリントの地図を読み取ってくれて「彼らはサハリンから来ているみたいだよ。」、サハリンと言えば樺太、北海道のすぐ北。なんとはるかなところから走りに来ているのです。
 


お互い写真を撮りあったりして、笑顔を交換しました。日本とロシア、樺太の問題はあるけれどそれは政治的な問題。スポーツの場でそんな話題は出ません、マラソンが好きではるばる走りに来ている気持ちは同じ。がっちり握手をして明日の健闘を祈りあいます。娘さんはサポーター、お父さんがマラソンに出走。
 
さあ、明日はどんなマラソンになるのかな?どこで走ってもいつ走っても距離は同じ42.195キロ、でも走るごとに違う表情を見せてくれる42.195キロ。

@Moscow


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