マラソン受け付け会場のオリンピック総合施設、大きなスタジアムの下はたくさんの店やレストランがテナント入りし、外にも市場が立っていて、土曜日ともあって多くの人で賑わっています。
日本では、たとえば国立競技場や長居競技場が空き場所をテナントとして貸し出すことはないし、つまりは競技会でもなければ閑散としているけれど、ロシアのこの方式は人をたくさん呼べるし名案かも。スタジアムやその周りがいつも賑わっているのは良いこと。
ロシアも9月が学校の新年度らしく、小中学校向けの書籍を扱う露天商がいっぱい。ルーマニアも来週13日から学校が始まります。6月中旬から丸3ヶ月、夏休みを楽しんだ子供たち、また学校に戻っていくのです。
近郊の農家からの野菜や果物が並んでいる市場もあります。リンゴ・プラム・ネクタリン・桃・ブドウなど、だいたい今の時期のルーマニアと同じ。
これはルーマニアでは余り見かけないもの、生のイチジク(figs)。ルーマニアには乾燥イチジクが輸入物として入ってきています。
酢と塩、香菜で漬けた保存野菜は冬を越すのに欠かせないもの。キュウリのピクルスを2本だけ買って味見。わたしが食べ慣れたものとほぼ同じ味。
「2本だけ買いたい」と手のひらに小銭を出すと、おばさん、数枚を取ってくれました~「美味しいだろう!」とにっこり。
豚の脂身、スロリナ(ルーマニア語名)、これも寒い冬を越すのに絶好のエネルギー源。これを軽くあぶり、ヴォッカのおつまみに。もちろんのこと、脂質ばかりなので、食べ過ぎに注意。
いろんな種類のチーズ。白チーズが多いです。お値段、ルーマニアよりも少しお高い目。サワークリームで合えたサラダ類もあり。
これから旬を迎えるキノコ。ブカレスト近郊チェルニカの森でもキノコは採れるけれど、時として毒キノコに出会うときあり。素人がキノコ採りに行くのはちょっと危ないかな~、よく知っている人と出かけるに限ります。
これもルーマニアの山のほうで秋になるとよく見かけます、ブラックベリーや木苺、黒すぐりなどのベリー類。これらもお値段ルーアニアより少しお高い目。
まさに森からの贈り物、ハチミツ。自然の蜂が集めてくれるものが、お味も濃厚、美味しさ際立っています。
ロシアは魚類が豊富。この市場では干したもの・燻製にしたものをたくさん見かけました。
手にとってクンクン臭いをかいで、みんな買っていきます。ほかにスーパーにはたくさんの種類の魚の缶詰類がありました。
小腹が空いたらスタンドでサンドイッチとビール。子供時代に学校でロシア語を習ったと言うマイダーリン、数字や簡単な単語がわかるのです。ちょっとした買い出しは任せて、ひとまず乾杯!
心配していた秋の冷え込みは無く、むしろ上着を脱ぎたいくらいの陽気。
@Moscow
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