ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

信頼と尊敬でつなぐロープ

2010-02-22 | 日本でランニング
 

「目の見えない人が走れるの?」~一般的によく聞かれる質問。視覚に障害があるけれども、運動能力的な障害が無い場合、走ることが出来ます。でも、進行方向や周りの様子がわからないので、伴走者が必要。

伴走ランナーと視覚障害ランナーと一緒に走るには、一本のロープを輪にして互いに持ち合って走ります。腕の振りと脚の動きをあわせ、二人三脚の要領で。こうするとお互いリズムよく走ることが出来るのです。

「伴走、ご苦労様。」~泉州マラソンを伴走中、沿道から声がかかります。いいえ、ちっとも苦労なんてことは無い、堂々と走る視覚障害ランナーと一緒に走れるなんて、こちらがとっても励まされることなのです。

「伴走、大変ですね。」~一緒に走る練習をしていると、ラン仲間からも声がかかります。とんでもない、まったく大変なことはありません。自分も走る練習をするのだから、誰かと一緒に走ったほうが、気分的にも楽に長い距離を走れます。一緒に走る誰か、が、視覚障害であれば、ロープを持って走るだけ。

ロープを預けてくれる絶大なる信頼に、わたしは彼女への尊敬でこたえます。目が見えないというハンディキャップがあるのに、まったくそれを感じさせない前向きな姿勢。心の目が開いていて、教えてもらうことのほうがなんと多いことか。

彼女とのエピソード、こちらこちらから。



長居公園では毎月第二&四日曜日に伴走練習会実施中。絆が結ばれつながれ、輪が広がっていきます。




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