ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

練習再開、1ヶ月

2008-08-29 | 日本でランニング
故障と体調不良・実家での一大事が重なって2ヵ月半以上、ランニングに向き合えませんでした。そしてようやく7月末に走り始めたとき、5キロの距離を続けて続けて走れなくなっていました。脚がどんどん重たくなってきて、止まってしまうのです。走るフォームにすら、なっていません。

初心に戻ってスタート、と思っていましたが、ランニング初心者よりなお悪い、なぜかというと、よく走れていたときの自分の動きを感覚的に覚えていて、それが再現できないことへの苛立ちが募ってくるのです。
 
人と一緒に話しながら走れば気が紛れるかしら、とゆっくりジョギングの人と一緒に走ってもらって、1時間以上かけて、8キロ余りの距離をヨタヨタ走り。最後には脚が体重を支えきれていなくて、もつれて、転びそうになっていました。

走るときに膝を上げたり、とか太ももを持ち上げたり、と意識したことは無かったのですが、意識しないと、脚が前に出ない状態。何せ脚は重たくて動いてくれませんでした。
 
走り始めは平地から走るべきだろう、と平地ジョギング。でも、まったく走れませんでした。脚が止まってしまって、歩いてしまうのです。これでは練習にもならない、「平地で2時間くらいLSDが出来るようになってから、起伏地LSDが常道。」と思っていましたが、平地での一度あたりの走行距離、まったく伸びません。
 
考え直して、山のハイキングに取り組むことにしました。いちばん良く練習できていたころ(5~6年前)には、生駒山の大阪側のふもとまでの約7キロを走っていって、そこからさらに山の中腹まで走って上がっていましたが、いまや7キロの平坦な道を走り続けることができません。

幸いにして、電車一本、約20分で山のふもとまでいけるのです、始発に乗って、出かけました。ハイキング道を歩いて上ります。急なところもあるけれども、筋力が落ちているので、心拍数が上がるところまでしっかり動作できません。ぼっちらぼっちら、上っていきます。
 
ハイキング道を、元気に走っているときには気付かなかったことがひとつ。ゆっくり歩くと、虫がブンブン寄ってくる~顔の周りやら腕の周りやら、ブンブン。追っ払っても追っ払っても、たかってきます。

ハイキングの人が、よくウチワをパタパタさせているのを見ていました、あれは、暑いのではなくて、虫追いだったのですね~。

わたしは、腕をぐるぐる回しながら、生駒山のハイキング道をあがって行きました。なかなか、脚は走ろうと言ってくれません。走れそうな、勾配のゆるいところでも歩いてしまいます。
 
ハイキング道を歩いていても、くだりは要注意。膝を支える筋肉も弱っているので、すぐ、膝が痛くなってきました。くだりを回避するために、山の中間駅からバスに乗って下山したこともあります。半月ほど、何度かそんなハイキング練習をしていました。
 
が、土踏まず痛、再発。一年以上前から、アーチの部分が張っているな、硬くなっているな、と自覚あり。揉んだり青竹踏みしたりしていたのですが、改善なし。硬い部分がしこりのように残っているのです。

距離をたくさん歩いて(山道を10キロくらい)脚が疲れてくると、土踏まずとくるぶしの下が腫れてくるような感覚で痛んできます。山中ハイキングの難点、余りにも痛くなってきても、電車の駅まで仕方なく歩き続けて帰って来ないといけないこと。不整地だとよけいに足裏に負担がかかるのかも。

ネットで調べてみたけれど、「足底筋膜炎」ともちょっと違うかも?足裏全体が痛くなる、ということもなく、土踏まずの一番アーチの高い部分だけ、ぼわ~っと痛くなってきます。基本的には偏平足に近いです。

スポーツトレーナーの先生に相談してみると、鑑別疾患として「有痛性外脛骨」というのがあるとのこと。これは骨の異常なのでレントゲンを撮れば特定できます。ほかにもいくつかの似たような症状の疾患あり。が、治療法としてはほとんど同じ。柔軟性の回復・筋力強化動き・使い方の改善策を、ひとつひとつ指示してもらいました。
 
故障を抱えたまま、ルーマニアに戻るのはちょっと不安。トレーナーの先生は、実際に身体を見てもらうには余り機会がなく、ほとんどいつもメールで相談しています。そのつど的確で親切な返信をいただいています。ルーマニアからでもメールなら相談できるのですが、やっぱりこのままだと不安。十分走れないまま次のシーズンが来てしまうこと、これも不安。以前と同じように大会参加は出来なさそう。


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