ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーでは路上飲酒禁止!!

2006-07-14 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
 これ、今日になって、初めて知りました。
 今日になって、と言うのは、すでにこの暑さのためにランニングの帰り道にミニマーケット(24 hour non-stopのちょっとしたコンビニみたいな店、市内にたくさんある)で500ml入りのアルミ缶ビールを100円くらい(スーパーでは同じものが70円くらい)で購入して、道々飲んだり、疲れ果てたときにはそのままトラムに持ち込んで飲んでいたりしていたのです!これって、時々日本でもやってしまったりしていますよね、まあ良いか~みたいな感じで、ランニングの姿そのままで。

 ところが今日、朝ジョグから帰ってきたらすぐに郵便局に出向く用事があったので、こちらの弟さんと一緒に出かけることになりました。水をコップ1杯飲んだだけですぐ出発です。

 郵便局の最寄駅でバスを降り、マイダーリンとの待ち合わせ時刻まで10分。ふと見るとスーパーが目の前。「喉、渇イテイルカラ、何カ飲ミ物、買ッテキマス。」と小銭を借りてスーパーへ。当然行き先は冷えたビールのショーケース。路上でビール缶を開けようとすると、
「ノー、ノー、ポリスマン!!」
「エ?!?!マイダーリンハポリスマンダケド?」
「ノー、ノー、ポリスマンガ見テイル。」
、と言われ、初めて路上飲酒が法律で禁止されていることを教わりました。ビール・ワインなど、路上・バス・トラム・メトロでは飲酒禁止。公園でも禁酒。だから「お手軽ご近所BBQ」をしている人たちを見かけないんですね~、せっかくくつろげる広い公園が市内にたくさんあるというのに。郊外へ向かう列車の中ではOKだそうです。Black Seaの海岸でもOK。

 私が相当喉を渇かしていると見た弟さんは「テラスデ飲モウ。」とオープンカフェ形式のバーに誘ってくれました。そこで飲むビールは500ml瓶入り4.5レイ。私がスーパーで買ったのは500mlアルミ缶1.5レイ。あ~、怒りたくなるわ~、ルーのこの法律。せっかくビールが安く売っているのに何たること!!(4.5レイって言っても、200円ほどなんですけどね。)

 ポリスマンのマイダーリンに訴えました。「ナンデナノ!?!」「ソリャ、皆安イビールヲ路上デ10本以上モ飲ンデ、スグニ問題ガ起キルカラサ。喧嘩シタリトカネ。」

 ルーの田舎のほう、農村地帯では、許可されている自家醸造のワイン・ツイカ(プラム酒)・パリンカ(ツイカの強いもの)をどんどん作り、冬の間は雪が降って農家は外で働くことが出来ないので暇にまかせてどんどん飲んでしまい、やはり同じような問題が起こっているそうです。飲みすぎると、ラテン人の熱い血が騒ぐのかしら??

 私は日本人だけど、郷に入っては郷に従え、ルーの法律を守らなくてはなりません。たしかにビールやワインは安いから、路上で飲むとそのまま路上で寝込んでしまうことになりかねないし???

(以前の私、自宅最寄駅から家にたどり着くまで2時間かかったことあるんです。通常は歩いて1分なんですけどね。長居での昼3時からの宴会の帰りだったのですが最寄駅に帰ってきたのはたしかに夜8時前、ホームの時計をチラッと見た記憶が残っていて、その後、酔いを醒まそうと駅前のベンチで寝転んでしまったみたいです。とほほほ・・・)

*さけもっとさんから、メールいただきました。*

 水曜日夜の酒練のあと、ローソン前で「お疲れさん会」が開催されているそうです。この暑さだもの、飲みたくなりますよね~。たくさんの種類のチューハイの中から、さけもっとさんはマンゴー味がお気に入りだそうです。「増量中」の「からあげくん」は3人でつまんでちょうどいいくらいの量だそうです。
 
 缶チューハイがルーに存在しないのは百歩譲って許すとして、わたしもそのうち、知らん振りして路上飲酒してやる!!好きなときに好きなところでビールが飲めないなんて信じられない!!

日本から小包が届く

2006-07-14 | ルーマニア・わたしの日常
 6日に発送したとメールで連絡があった小包が届きました。ルーでは、個別住宅の郵便受けに入らない封筒以上の大きさの小包などは郵便局で受け取ることになっています。日本で配達されるような「不在通知書」のような紙切れが郵便受けに届けられ、その書面と受け取り本人のIDカードを持って郵便局に出向きます。日本からの郵便物は、国際郵便を取り扱っている郵便局まで受け取りに行かなくてはなりません。

 自宅最寄駅からバスに乗って15分くらい、距離にして7キロくらい離れています。平日の昼間に通知書が届けられたので、こちらの家族は「日本からヒロコに何か小包が来ている、早く取りに行かなければ。」と大慌て。ちょうど弟さんが夏休み中(なんと5週間のサマーバカンス!!もちろん学生ではなく国立博物館に勤めておられます)で、一緒に行ってくれることになりました。

 でも、主たる宛先はマイダーリンになっています。ダーリンは仕事中でしたが、電話で連絡を取ってもらい、郵便局最寄駅で合流することになりました。受け取るためにはマイダーリンのIDカードが必要なのです。

 郵便局の窓口で書面を差し出すとすぐに小包が出てきました。予想よりも大きいぞ?私が日本の母に依頼したのは、「だらにすけ」という奈良県天川村特産の和漢胃腸薬です。こちらの食事は口においしくても、胃が受け付けなくなってきて、すぐに胃痛を起こしてしまいます。胃が弱ってきているのか、昨日なんぞ夕方にクリームサンドビスケット5~6個・プレーンビスケット5~6個食べただけで夕食が食べられなくなる&走りにいけなくなるほどの胃痛。これくらいの間食は日本では当たり前で、いつも走る前にポリポリ食べていました。

 受け取る際に「中身ハ何デスカ?」と尋ねられ、「Japanese medicine」、でも何が入っているのか私も早く知りたかったので、開封義務があるのか無いのか尋ねる前に開封していました。ペーバーバックの中からしっかりした紙の箱。ガムテープをはがして蓋を開けてみると予想通り「だらにすけ」。その上に山形屋の「紫翠」の海苔。そうか~、私が焼きおにぎりを作って食べていることを知らせていたので、海苔を送ってくれたんだ~、これで海苔巻きのおにぎりが食べられる!!

 嬉しかったです、やっぱり母です。それからまだはこの中にはどっさり何かが入っています。何かな?何かな?~探っても探っても出てくるのは「だらにすけ」。なんと1ダース!お徳用一袋1,200粒入りで、一回の服用は30粒です。それが12袋も出てきました。これには笑ってしまいました。マイダーリンと二人で大笑いです。 
 「100年、ルーマニアに居ろってことかなあ?!?」

いかにも日本の和漢薬、というパッケージの「だらにすけ」、表には漢字で大きく「陀羅尼助丸」と縦書きされています。郵便局員の人は何がなんだかわからずにキョトンとしていました。
マイダーリンには、「日本の、薬。自然のものだけから作られている。」とダーリンが腹痛を起こしたときにも勧めて飲んでもらっているので、効用は体験済み。「Motherって、そういうものさ。My motherも、いつも僕の食事のお皿は、山盛りだよ。多い、多すぎる、って何度も言うんだけどね。」~そうですね~~。

家に帰って、お姑さんにも見てもらいました。「ここでは、私がmamaだからね。」と有難いお言葉。本当に良くしてもらっています。


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