唐草プリントについて(^-^)
パグ=唐草模様というイメージが最初からあり、ニットの唐草生地をずっと
探していたのですが見つからず自分で製作しようと思いたったのが初めです。
何十社とプリント屋さんにメールして聞いても小口でのプリント
してくれるところはなく、唯一してくれるところを見つけたのが7年前。。。
こちらのプリントは通常のラバープリントでしたがとても質の良いプリントを
してくれてました。がっ、どうしても洗濯や着用を繰り返すたびにプリントが割れて
しまうのが気になり、それをできるプリント屋さんを探したのが今のお店です。
場所は遠いのですが、自分で足を運んで実際にプリント屋さんと打ち合わせして
今の唐草プリントが出来上がりました!!
唐草模様といっても色々な模様があります。
うちはパグに合うような柄と唐草模様の大きさを決めてからプロのデザイナーさんに
唐草ののデータを作ってもらいました。
めいどいぬじゃわんの唐草模様は色々な方のご協力により素敵な唐草になっています♪
この割れない唐草模様のプリントは綿100%のものにしかプリントできない為、
少しでも化繊が入っているとプリントされていても、洗濯すると消えてしまいます。
ですので、杢グレーにはプリントできないことが最近判明いたしました。
めいどいぬじゃわんの唐草模様ですが、普通のプリントと違ってプリントが割れたりゴワゴワしないような特殊なプリントになっています。
その為、独特なニオイ(硫黄の様な)が最初いたします。洗濯を繰り返せばニオイは取れていきますので心配はございません。ですが、ニオイが完全に取れるまでは、洗濯後干す時に必ず陰干し(室内干し)でお願いいたします。ニオイがとれないうちは、プリント液の影響でプリントしている生地が日焼けしてしまう可能性があります。
このプリントは一枚一枚職人さんがプリントしています。
その為、色ムラや色あせが少し生地に出てしまう場合がありますがご了承ください。
唐草柄の生地は売ってはいるのですがニットの素材の生地はほとんど販売がなく、
とっても珍しいものです。
その為、独自に犬に合う唐草をデザインし、生地も上質な物を使用しプリントを依頼して作ってもらっているため、どうしても高額になってしまいます。大量生産ができませんので滅多に販売がありません。
貴重な唐草ウェアは他にはない『1着』になります。
★唐草コレクション(一部)
●うさぎさんとこのチッチくん♪
シシマルGメンさんとこのシシマルくん♪
●I家のあすかちゃん♪
●mayaさんとこのとろ&たら&ななちゃん♪
縫製についてですが、
現在は4台所有しています。
●ロックミシン
●直線縫い用の職業用ミシン
●カバーステッチミシン
●普通の家庭用の万能なミシン(コチラは現在まったく使っていません)
通常は上3台をフル活用して洋服を縫っています。
糸調子は自分でその都度調整して使ってます。
ミシンを使うにも、生地の厚みや種類に合わせて糸の種類、針の種類も生地に合わせて色々、ミシンに付属するバインダーも全て自分で服にあったものを選んで購入しています。
針も使用頻度が多いため、折れることも度々。。。
針の消耗はハッキリ言ってすごいです!一体何百本使ったかわかりません。
今、もう一台欲しいのは工業用ミシンですね♪
いつかは欲しいっ(^^)v
型紙いわゆるパターンですが、
こちらは完全オリジナルで作っています。
正直、一番の問題はパターンで、これで全てが変わってきます。
めいどいぬじゃわんでは専門のパタンナーさんにお願いして
基本パターンを製作しました。
サイズは100匹近いデータを色んなパグ飼いさん方集めて平均をだし、
1~10号サイズまで細かく分けました。
丈や首、胴の微調整は自分でします!
これも別の学校に通って教えてもらってきました。
ですので、微調整や襟・袖・フード・スカート等は自分でパターンがひけます。
ですがサスガにゼロからのパターンは無理なのでコチラは専門の方と
何度もやり取りをして今のデザインになっています。
自分でパターンを作れるのが一番ですが、
これだけはやはり専門でやってきている方の知識と経験が一番です!!
最近ではパグのサイズも本当に幅広く、
何パターンに分かれています。
やはりオーダ-のいいところは、飼い主さんのご要望に応じた
できるだけその子にサイズのあったお洋服を作れるというところですね!
定期的にパターン調整はしていますが、
夏の間のお休み期間はパターンの見直しと修正をおこないます。
正直ワンコと暮らすまでは『犬に服着せるげなありえん』と思ってた私です(^_^;)
でも、いざ犬と暮らしだすとどうしても服を着せたくなり、着せたときの可愛さにたまらなく感動~~~~~~~!!
それからハマってネットやお店で気に入ったものがあれば買いあさり、
着せまくってました♪
パピーから2歳位までは市販の服でも着れたのですが、大人になるとさすがにサイズが合わない?!いや、市販の服がとことん合わない!
まぁそこで思ったのが自分で作って見ようです(^^)v
それが始まりでパグの服を作り始めてはや7年・・・・・
7年もたてばパグ自体の体系も昔とはさまがわりしました。
今日はちょっとした『めいどいぬじゃわん』のこだわりを数回に分けて書こうと思います!
まず、作る前の生地選び。
素材が何かが基本ですね!!
うちは普段着メインなので、ガンガン洗濯できることを重視しています。
その為、できるだけ綿100%もしくはポリウレタン(ゴム)かポリエステル(フリースやジャージ)素材等を選んでいます。
アクリル素材は肌刺激が強いし、ウールは洗濯できないし縮みが出るので購入しません。
パグ独特の体系を考えて、素材や生地選びにはとても厳しくしています。
生地は手芸店ではニット素材はほとんど売っていないので、ネットでの注文がほとんどです。
慣れればネットの写真を見るだけでも、その素材がどういったものかある程度わかります。
今でも稀にパグ服に向かない生地も購入したりしちゃいますが、その生地は知り合いにあげたり別のものにしたりします。パグ服にならない生地は即没になります。
高い生地は確かに質のいい生地が多いですが、安くても良い生地もあります。
この生地、この柄ならパグに似あうなぁと厳しく生地を吟味して選んでいます。
生地選びももちろん大事ですが、次に大事なのはリブの部分の生地選びです。
リブも綿とポリウレタン(ゴム)の割合等で収縮率が全然違います!
パグの場合は綿100%のリブを普通に使うとことはできません。
ありがちな、首から手が抜けたり首周りがデロンデロンになったりという現象がおきます。うまく作ればならない場合もありますが。
私は経験上、使うリブのshopはいくつか決まってます。
リブにも種類があり、リブなら何でもいいというわけではありません。
生地との相性や組み合わせもあり、これは経験と勘と作り手で変わってきます。
意外にこだわってない様にみえて、とことんこだわってパグの服を作っています!
だってそれはやっぱりパグが好きだから♪