犬吠埼灯台へ

お盆休みもそろそろ終わりですね。

我が家の子供たちは、
何とか日程を合わせて２日間ほど帰ってきました。

なのにそのうち１日は私が仕事だったため、
家族４人が揃う唯一の１日をどう使おうかと、
日帰りできる観光を探しました。

そして、ドライブがてら車で２時間くらいで行ける
「犬吠埼観光ホテル」の温泉にでも
つかりにいきましょうということになりました。

ドライバーが４人もいるので、お気楽です。
そんな些細なことから「子供たちも一丁前になったんだなぁ」と感じたりします。

だって子どもが小さい頃の旅行というのは
子どもたちを楽しませるために
親があれこれと入念に準備して、
アクシデントに巻き込まれることのないようにと
気を張りながら盛り上げたものですからね～。

さて、犬吠埼までいくのならせっかくだから、
灯台にも行きましょうということに。

記憶も薄れる30年ぐらい前、
まだ子どもたちが生まれる前に
一度訪れたことがあります。

そのときの印象は
「ほんとに灯台だけしかないのね。」

それが、このたび訪れてみると、
駐車場近辺にお土産屋さんが並び
あんがい観光地らしくなっていました。

外から見ると思いのほか小さいのですが、
灯台の上へ上がるには
人とすれ違うのも危なっかしいほどの狭い螺旋階段を登らなければなりません。
その段数は、９９段。
「九十九里」からの「９９」段とうことだそうです。
なるほどね♪

しかし運動不足の私には、少々きつかった！
降りてくる人に道を譲るようなふりをして
実は休み休み上まで登ったのでした。

さすがに千葉の最東端に突き出た灯台というだけあって、
ぐるりと海を一望できます。
360度のうち３／４くらいは海。

小さな女の子を抱っこして登ってきたお父さんが、
空と海の境を指さしながら
息が上がった声で熱心に話していました。
「ほらね、水平線がまぁるく見えるでしょ？
地球がまぁるいの、わかる？」

小さな娘さんは
ほんとうに分かっているのか分かっていないのか、
「うんうん・・・。」
と素直に頷いて、
お父さんの労をねぎらっているかの様でした。
微笑ましい光景でした。。。

























　
雨も降ってきたので犬吠埼観光ホテルへ移動。
外観は年季が感じられましたが、
中は小綺麗でした。


久しぶりに娘と入る温泉♫
太平洋を眺めながらぼーっと湯につかっていると
体中の硬直もほぐれていきました～。




ホテルのロビーラウンジの奥に、
海を眺めながらくつろげるフリースペースが。
いろんなタイプの椅子やソファがあります。

座り込んで書棚の漫画を読みふける夫、息子、娘。。。
その間、私は
天井から吊り下げられた籐椅子に座って揺られていました♪♪
寄せては返す波を見つめていると
ふわふわ、ゆらゆらと夢の世界へ逃避行・・・。

スタッフの方々も
お客さんを自由に放っといてくれる感じで
気楽でよかったです。