イタリアの労働状況はけっして良いものとは言えなくなってしまいました。
以前は労働者と組合の結束と努力によって、その権利が強く守られている国だったわけですが、新しい法律などにより、雇用主側の力がだんぜん強くなってしまいました。劣悪な労働状況で、それを受け入れなければならないイタリアの若者たちは、いったいどういう状況で働いているのでしょうか。
短期間の雇用契約(3ヶ月や6ヵ月など)を永遠に継続できる現システムでは、社員はいつ解雇されるかわからないという恐怖の中で、安い賃金をあてがわれながら仕事を続けることになります。もちろん家や車を買うローンも組むことができないので、親に扶養され続けることになります。経験のない新卒者は、仕事を覚えるために『タダで働かせてもらう(!)』のが当たり前のようになっており、そのタダ働きでの経験を履歴書に書き加えることで、最終的にお給料が支払われる職場を見つける努力をしていくわけです。大卒者がマクドナルドでフライドポテトを揚げる、ピッツァをスクーターで宅配する。失業者が減っているようにみえるのは、ただの錯覚。“まともな仕事がない!!!”これがイタリアの現実です。
最近の巷の話題は、何といってもBeppe Grillo(ベッペ・グリッロ)について。

2005年から開始された、社会や政治の現実と問題点を鋭く指摘する彼のブログへのアクセス数は1日に15万人から20万人。イタリアでは1位、世界でも20位と、短期間に非常にビジターの多いブログとなりました。喜劇役者であるため、皮肉で自虐的な彼の語りには人をひきつけるものがあり、イタリアの労働条件について書かれた『SCHIAVI MODERNI(現代の奴隷たち)』という著書はインターネットから無料でダウンロードできることもあって多くの人たちに読まれ、劇場へトークショーを聞きに行く人も多数います。
そんな彼が2007年9月8日、イタリア全国の主要広場、及び全世界にあるイタリア大使館前にて、大掛かりなデモを企画しました。ちなみに、催行された世界16都市の中には東京も含まれています。
その名も 『V-Day (Vaffanculo-Day)』 !

英語だとFuck you-Day!とでも訳せましょうか。日本語にはののしるための言葉って極端に少ないので直訳が難しいけれど、イタリア語には豊富にあります(笑)ちなみに日本だったら放送禁止用語に引っかかると思うのですが、ここでは国営放送でもきちんと発音されておりました。話されている内容は非常に真面目ですし、合言葉としては最高にマッチしておりまして、グリッロがうならずにはいられないひどい現実を話し終わった後に、いちいち叫ぶんです、「Vaffanculo(ヴァッファンクーロ)!!」って・・・。国民の政治へのうっぷんを、このひとことが見事に表現しているんですね。
V-Dayの目的は、次の市民法案を通すため。
1.有罪判決を受けている、あるいは第1、第2審中で最終判決を待っている市民は、国会に立候補できない(有罪判決を受けている議員が25名国会にいる)
2.いかなる市民も、2期(10年)以上にわたって国会に選出されてはならない。この法則は、過去に遡って有効とする
3.国会議員は、市民によって直接投票で選出されるとする(現在の方法だと、市民が党を選出し、党が議員を選出することになるため、一部の地元へ貢献するためそこでのみ人気を有する最悪な政治家が、閣僚として君臨していたりするんですね。例:マステッラ
)
市民法提案をスタートするのに必要な最低署名数50,000を大幅に上回る、332,225名の署名が9月8日に集まりました。まだこの戦いは始まったばかりですが、最終的には国民投票にもっていくことになります。
政治家たちは真っ青
グリッロのことをテロリスタなどと言ってみたり・・・。
さて、今後このプロジェクトがどういう展開になっていくのか、私も興味があるところです。イタリア人って騒ぐばかりで改善に向けての実行ってしない国民ですからね。次回のV-Dayにはうちのレオナルドも、同僚のトニーも参加予定。もちろん私も是非参加しようと思っております。
『SCHIAVI MODERNI(無料)』をダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。残念ながらイタリア語版のみです。
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以前は労働者と組合の結束と努力によって、その権利が強く守られている国だったわけですが、新しい法律などにより、雇用主側の力がだんぜん強くなってしまいました。劣悪な労働状況で、それを受け入れなければならないイタリアの若者たちは、いったいどういう状況で働いているのでしょうか。
短期間の雇用契約(3ヶ月や6ヵ月など)を永遠に継続できる現システムでは、社員はいつ解雇されるかわからないという恐怖の中で、安い賃金をあてがわれながら仕事を続けることになります。もちろん家や車を買うローンも組むことができないので、親に扶養され続けることになります。経験のない新卒者は、仕事を覚えるために『タダで働かせてもらう(!)』のが当たり前のようになっており、そのタダ働きでの経験を履歴書に書き加えることで、最終的にお給料が支払われる職場を見つける努力をしていくわけです。大卒者がマクドナルドでフライドポテトを揚げる、ピッツァをスクーターで宅配する。失業者が減っているようにみえるのは、ただの錯覚。“まともな仕事がない!!!”これがイタリアの現実です。
最近の巷の話題は、何といってもBeppe Grillo(ベッペ・グリッロ)について。

2005年から開始された、社会や政治の現実と問題点を鋭く指摘する彼のブログへのアクセス数は1日に15万人から20万人。イタリアでは1位、世界でも20位と、短期間に非常にビジターの多いブログとなりました。喜劇役者であるため、皮肉で自虐的な彼の語りには人をひきつけるものがあり、イタリアの労働条件について書かれた『SCHIAVI MODERNI(現代の奴隷たち)』という著書はインターネットから無料でダウンロードできることもあって多くの人たちに読まれ、劇場へトークショーを聞きに行く人も多数います。
そんな彼が2007年9月8日、イタリア全国の主要広場、及び全世界にあるイタリア大使館前にて、大掛かりなデモを企画しました。ちなみに、催行された世界16都市の中には東京も含まれています。
その名も 『V-Day (Vaffanculo-Day)』 !

英語だとFuck you-Day!とでも訳せましょうか。日本語にはののしるための言葉って極端に少ないので直訳が難しいけれど、イタリア語には豊富にあります(笑)ちなみに日本だったら放送禁止用語に引っかかると思うのですが、ここでは国営放送でもきちんと発音されておりました。話されている内容は非常に真面目ですし、合言葉としては最高にマッチしておりまして、グリッロがうならずにはいられないひどい現実を話し終わった後に、いちいち叫ぶんです、「Vaffanculo(ヴァッファンクーロ)!!」って・・・。国民の政治へのうっぷんを、このひとことが見事に表現しているんですね。
V-Dayの目的は、次の市民法案を通すため。
1.有罪判決を受けている、あるいは第1、第2審中で最終判決を待っている市民は、国会に立候補できない(有罪判決を受けている議員が25名国会にいる)
2.いかなる市民も、2期(10年)以上にわたって国会に選出されてはならない。この法則は、過去に遡って有効とする
3.国会議員は、市民によって直接投票で選出されるとする(現在の方法だと、市民が党を選出し、党が議員を選出することになるため、一部の地元へ貢献するためそこでのみ人気を有する最悪な政治家が、閣僚として君臨していたりするんですね。例:マステッラ
)市民法提案をスタートするのに必要な最低署名数50,000を大幅に上回る、332,225名の署名が9月8日に集まりました。まだこの戦いは始まったばかりですが、最終的には国民投票にもっていくことになります。
政治家たちは真っ青
グリッロのことをテロリスタなどと言ってみたり・・・。さて、今後このプロジェクトがどういう展開になっていくのか、私も興味があるところです。イタリア人って騒ぐばかりで改善に向けての実行ってしない国民ですからね。次回のV-Dayにはうちのレオナルドも、同僚のトニーも参加予定。もちろん私も是非参加しようと思っております。
『SCHIAVI MODERNI(無料)』をダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。残念ながらイタリア語版のみです。
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テレビでもかなり取り上げられてますね。
私もこれすっごい興味深々。
まさにmacoromさんが書いたように、経験を積むためにただで喜んで働くイタリア人。
で、生活意はパパやママにおんぶにだっこで、どうにか生きて行けるし、バカンスにもいけるから自分からなんとかしようと思わない。
雇用主も悪いけど、そういう生活をよしとしている若者もいかんよ。と私は思う。
とにかくこの話題、私も興味深々。
次のV day、私も参加したいな!
やっぱりヴィーさんがすでに説明済みでしたか。話がわかりやすくて、それにさすがCOMICOだけあって、人を引き付ける話し方をするよね。おもしろいし。ただのブームで終わるのではなく、根本的解決にまでいくといいね。本当にこの国はこのままではダメになるよ。
パラサイトについてだけど、イタリアではどうしてどこの親も子供を経済的に援助できるのか不思議。親もたいしたお給料をもらっているようでもないのに、子供たちは相当甘やかされているよね。でもやっぱり一番大きな問題は、若者が仕事を見つけることができない、または自立できるだけ稼ぐことができないことだと思うよ。
実は、ダンナとこのV-DAYに行ったのですが、身分証明を持っていかなかったので、署名に参加できませんでした〜(身分証明は常に携帯しなくてはいけないのですが...笑) Beppe Grilloは、ハッキリと「本当の事」を言っているだけですよね。 文句ばかりで改善しようとしない、多くのイタリア人に早く気がついてほしいです。
こんちには、お久しぶりです。
V-Day行かれたのですか?!すごい熱気だったのではないでしょうか。署名できなかったの、残念ですね〜。ちなみに、市民権のない外国人の署名も有効なのでしょうかか?
Grilloは外国人の私たちにもわかりやすいくらいのシンプルな話し方をするし、私は好きです。GABBERINAさんがおっしゃっているように真実を言っているだけ、というのもすばらしいです。今後も動向をしっかりと見守っていくことにしましょうよ!
コメディアンは口が回る分、頭も良い方が多いので、グリッロのような人が難しいから、興味ないからと敬遠しがちな話題にメスをいれてくれるのは良い機会だと思うなぁ。正しいこと言っているだけだけど、イタリアって正しいことを大声で言う人もなかなかいないしね。
ところでっ!
↓のコメントだけどね。そうなのよ〜。macoromちゃんのいうとおり、ナポリ人だからか?(爆)写真はダイスキなのよ〜
でもね、調子にのって撮っていると、人様に「うちの妻は日本人だからさ〜、すごいんだよ、写真ばっか撮って」と言って、からかうのぉ!だからイヤなのよ。
ダイソンの掃除機、重いんだあ・・そうか。じゃあ、パルケに傷がつくなぁ、これも。
私も批評見てから決断しようかな。
高いものだけに買うと決めるまで時間がかかるわ。
私、小市民ですから〜。
そうそう、これだけおしゃべりなのに案外公には意見を言わない人が多いよね。改善はこの国ではありえないのかと思っていたわ。フランス人の持っている気概から比べると、イタリア人って本当にヘッポコって感じ・・・。
変革は難しいけれど、この動きで政治家たちがビビッて少しはお仕事してくださると、大変助かるのですが。というか、仕事してもらわないと、この国は大変なことになってしまうと思う。
ダイソンについてだけど、使用者からのコメントが書き込まれているので↓参考にしてみて。パルケはどうかなあ。とにかく、安い買い物ではないから、いろいろ調べてみた方がいいと思う。ただ日本のサイトを調べていると、買う気がなくなってしまうかも。