ROMAのCAFFE'でおしゃべりを

Due chiacchiere al caffe’ di Roma

日本のサービス業(1)

2007年03月17日 | 日本のこと



以前仕事の関係で日本へ出張した時に、日帰りで「東京~福岡~名古屋」というハードなスケジュールだった日がありました。今でもそうですが、日本へ帰るとその度に「日本の近未来化!」(ちょっとオーバーですが私の友人がこの単語を使う)と生活の便利さに驚かされます。

羽田空港でチェックインをすると、驚くことにカウンターの女性は私の航空券の行程を見ただけで観光ではなく出張だと判断。「お預けになるお荷物は、最終地の名古屋でお受け取りになりますか?」と聞いてきたんです!

本当に驚きましたよ。だって彼女は“福岡には日帰りの商用で立ち寄るだけだから、ボストンバッグは宿泊先になるはずの名古屋で必要なはず。福岡では手ぶらの方が便利”だって、客が何も言わないのにわかったんですよ。

これって世界広しといえども日本でしかありえないサービス精神だと思うのです。相手の立場に立っての接客。その時すでにラテン系思考におかされていた私は「すっげー、日本人・・・。」と感心したものです。そんなサービスをしたら、イタリアだったら絶対に荷物を紛失または盗難に遭い、最終目的地では待てども待てどもあなたの荷物は出てこないでしょう。ところがどっこい、日本では何の心配もなく名古屋で荷物をGETしました。

イタリア人を驚愕させるこの体験談は、明日もつづきます。




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