Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(203)

2017-04-18 00:10:00 | コラム
ぷろれ「す」→「す」くーるばす

小学校、徒歩。
中学と高校、チャリ。

であったから、スクールバスに縁がなかった。

日本においてはそっちのほうがふつうで、それは米国の文化と思っていた。

わが群馬ではそんなバス見たこともなかったし、東京に出てきてチャリを走らせていると「ごく、たまーに」見かけるが、それは私立にかぎっての話でしょう、、、と。(幼稚園のバスは、よく見るけれど)

ただ、なんというのだろう、サイアクな結末を迎えた千葉の事件を考えると、子どもを守るにはスクールバスという選択肢も増やしていかなければいけないのではないか、そんな風にも思ったり。


スクールバスと映画。

スピルバーグの名を世に知らしめた『激突!』(71)。

タンクローリーを操るドライバーは、主人公にだけ意地悪。

だってスクールバスを助けて(トップ画像)あげたりするのだから笑


ふたつの作品が同年に創られたという偶然も面白い『ダーティハリー』(71)の犯人は、サイアクなことに、スクールバスをバスジャックする。




こ、こえぇ・・・。


『ダークナイト』(2008)のジョーカーは銀行を襲撃したあと、どこかから調達したスクールバスに乗って逃走を図る。

「本物のスクールバスに混じる」というのは抜群のアイデアで、だからパトカーもジョーカーの乗るスクールバスを完全スルーしたのだった。


ところで。
なぜスクールバスは黄色ばかりなのだろう?
と思ったら、これは「連邦統一安全規格」というものによって決められたことなんだって。

子どもの乗降中、ほかの車は一時停止しなければならない、などの特別なルールがあるため、目立てば目立つほどいいってこと。


タクシーも同じ理由(=目立つ)で黄色? と思ったけれど、これは統一されているわけではなく。

ただ「黄色が主」であることはたしかで、トラビスの愛車も黄色(イエローキャブ)だった。




運転手「乗るの? 乗らないの?」
ガンプ「知らないひとの車に乗っちゃいけないって、ママが」

『フォレスト・ガンプ』(94)でのワンシーンは微笑ましいが、スクールバスの悲劇を描いた映画もある。

カナダの俊英、アトム・エゴヤンによる『スウィート ヒアアフター』(97)。



スクールバスの事故によって十数人が死んでしまい、その集団訴訟の顛末を弁護士の視点で捉える。


幼稚園のバスだが、日本映画から1本。

説明描写を極力省いた演出がクールな、阪本順治の『トカレフ』(94)。

大和武士が演じるのは幼稚園バスのドライバーで、このバスに乗っていた息子が誘拐され、殺されてしまうのだった・・・。


千葉の事件を考えると・・・と書いたが、基本的にはドライバー以外は子どもだし、それはそれで危ないのかなぁ??


あすのしりとりは・・・
すくーるば「す」→「す」し。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(204)』
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1 コメント

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スクールバスごとの監禁 (夢見)
2017-04-18 09:36:51
メアリー W. ウォーカーの「神の名のもとに」(講談社文庫)を思い出します

戦争経験などから人間嫌いー人との関わりを避けて生きて来たスクールバスの運転手が一人は喘息の薬が貰えず死なせてしまうもののー新興宗教の信者らのテロから子供達を守り抜きー死んでいきます

シリーズのヒロインよりも この運転手の生きざまが 実在の人間であるかのように心に響きました

読了後 数年間は私の中では1番にあげていた本でもあります^^;

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