Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

豊作万歳!

2017-08-21 06:08:55 | コラム
真夏に公開された映画は、まぁ、「そこそこ…」のものは多かったけれど、個人的に、こころを大きく動かされるような傑作には出会えず、また、ひとに薦められるような「ちょうどいい感じ」の作品も少なく、フラストレーションが溜まっていた。

のだが、公開されたばかり、あるいは、まもなく公開される、いわゆる晩夏~初秋の映画が豊作で、これは素晴らしいぞと。


以下、晩夏公開の映画5傑。

そもそも同じ時期に、5本の映画を紹介出来ること自体が珍しく、
しかも自分が推しがちのインディーズというより、「ド」メジャー中心というのが(映画界全体を捉えて考えると)頼もしいじゃないか!! と。


(1)『エル ELLE』…トップ画像

レイプ被害者の復讐譚だが、監督がオランダの奇人ポール・ヴァーホーベン、演じるのがイザベル・ユペールであるからして、ふつうのサスペンスになるはずもない。

震えながら笑う、、、という、なかなか出来ない映画体験を味わえる怪作。




(2)『ダンケルク』

天才、クリストファー・ノーランが描く戦争。

説明描写は少ないが、敢えて予備知識なしで観に行こう。

(3)『ベイビー・ドライバー』

今回の5作品のなかで、最もひとに薦め易い「面白さ」と「軽さ」を併せ持つ映画。



にしては、配給会社の努力が足りないのか、
はたまた敢えての戦略なのか、

公開規模が、思ったほど大きくはないのである。

(4)『幼な子われらに生まれ』

自分の師匠・荒井晴彦が脚本を担当、浅野忠信の巧さを堪能出来る家族の物語。




(5)『ワンダーウーマン』

「ド」メジャーのなかの「ド」メジャー、
いわば「超ド」メジャーなので、自分が言及しなくてもヒットは確実な映画。

ただ自分は、基本的にはこの手の映画に乗れない。
そんな、乗れない自分が珍しく乗った、、、のだから、嘘くさい「感動しました~」的CMよりも信憑性があるでしょうよ?

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『俳優別10傑 海外「ま行」女優篇(2)』
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2 コメント

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「ワンダーウーマン」は (夢見)
2017-08-21 08:51:39
TVドラマのリンダ・カーターさんの超絶スタイルと美貌が昔 話題でしたっけ

また新しく!スケールアップして
新作映画ながら何やら懐かしい気持ちとでテレビに流れる宣伝を観ています
今晩は (oyajisann)
2017-08-21 18:43:33
1作ぐらい映画館へ足を運べれば良いのですが
浅野さんのお子さんって大きくなられましたね。

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