Cape Fear、in JAPAN

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俳優別10傑 海外「は行」女優篇(2)

2017-07-22 00:10:00 | コラム
~ブリジット・フォンダのキャリア10傑~

いわゆる芸能一家のフォンダ・ファミリー、
本日の主役ブリジット(53歳)は、ヘンリー・フォンダを祖父に持ち、父がピーター・フォンダ、伯母がジェーン・フォンダという、このひとたちのキャリアを紐解けば、ハリウッド映画史そのものを俯瞰出来るという血統書つきの女優さん。

ティム・バートンの盟友として知られる映画音楽家のダニー・エルフマンと結婚し、以降は映画出演を控えているのがとっても残念。

伯母と同様に、自由な作品選びがユニークだったし、健康的なエロスを持ち合わせたひとだったから。


(1)『ジャッキー・ブラウン』(97)

足指が大好きなQTタランティーノに見初められ、バカなビッチを楽しそうに演じた。



デ・ニーロとファックし、その後、デ・ニーロに射殺されてしまうけれど・・・。

(2)『ルームメイト』(92)

ひじょうによく出来た、スリラー。

「ブリジット化」していくジェニファー・ジェイソン・リーの演技力に持っていかれた感はあるものの、作品そのものが水準以上なのでこの順位に。

(3)『シンプル・プラン』(98)

金に狂う男女を描いて、見応え充分。



サム・ライミが、あんまりふざけないで創っている映画というのも珍しい。

(4)『アサシン 暗・殺・者』(93)

オリジナルの『ニキータ』(90)に比べると甘ったるいが、なんだか憎めない。




(5)『ゴッドファーザー PART III』(90)

ソフィア・コッポラも含めて、役者陣は「いわれるほど」悪くないと思う。

フランシスの演出そのものが、問題だったのでは?

(6)『シングルス』(92)

グランジファッションも楽しい、キャメロン・クロウによる恋愛群像劇。



(7)『あなたに降る夢』(94)

チップでもらった宝くじが当たる―という夢物語だが、たまには、こういうのもいい。

(8)『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(2001)

ジェット・リーと共演したアクション、意外と人気が高いので、リーともども、現状としては「もったいない」。

(9)『キャプテン・スーパーマーケット』(92)

解説のしようがないので、観てもらうしかない映画・笑




(10)『スキャンダル』(89)

英国の政治スキャンダル「プロヒューモ事件」を描く、多くの日本人にとって「初ブリジット」となった記念すべき映画。

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明日のコラムは・・・

『いつかギラギラする日』
コメント (1)
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