(ほとんど)シネマ日記

できるだけたくさん映画を見たいという希望をこめて

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007-08-14 12:28:29 | 映画は行
多分失望するだろうと予想しつつも、やはり観に行ってしまいました。原作で読んだ魔法省の様子や双子の騒ぎぶりが僕の想像通りだったかをチェックしないとなりません。そうしないと、世界のハリーファンとイメージを共有できないでしょう。

おそらく映画化に当たって原作のストーリーをいじる権利は一切与えられていないのでしょうね。時間が無いのに全てのエピソードを辿ろうとするから、忙しないこと忙しないこと…。それに、とりわけこの第5話は今までの4巻に比べて話が暗いのです。ハリー・ポッターの魅力は、魔法使いの世界の奇妙さや、ホグワーツの様々な行事、孤児ハリーの精神な成長にあったはず。それが、魔王との戦いに焦点を絞りすぎて面白くないのです。

とは言うものの、観れば観たなりに面白いところは発見できます。今回の目玉はなんと言ってもアンブリッジ先生でした。権力を笠にハリーを追放しようとする憎まれ役で、原作でも最初から大活躍、読者全員を敵に回して憎まれる役です。その割には、真の悪役のヴォルデモートが出てくるとアッという間にやっつけられてしまうので、ホントに脇役なのです。このアンブリッジを演じたイメルダ・スタウントンは好演でした。いかにも俗物で意地悪、太り方もばっちり想像通りでした。


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