(ほとんど)シネマ日記

できるだけたくさん映画を見たいという希望をこめて

アイ,ロボット

2004-09-30 17:00:00 | 映画あ行
これは面白かったです。ロボットと格闘して勝てるのはアンジェリーナ・ジョリーぐらいだと思っていたのですが、ウィル・スミスも頑張っていましたね。

2035年のシカゴ、ロボット大手のUSロボティック社は画期的な新型ロボットNS5型の発売を目前に控えていた。そんな折に同社の研究者であり著名なロボット学者のラニング博士が飛び降り自殺をする。その現場に残されたホログラム・メッセージは、ロボット嫌いの刑事、スプーナー(ウイル・スミス)に宛てたものだった。死因に疑問を感じたスプーナーが、博士の部屋を調べていると一体のNS5型ロボットが隠れていた。ロボット3原則によって絶対に人間を傷つけることの出来ないように作られているはずなのに、そのNS5はスプーナーを襲う。ロボットが博士を殺したとスプーナーは直感するが、博士の助手だったカルヴァン博士(ブリジット・モイナハン)は、3原則はハード的にロボットに埋め込まれていて間違い無いものだと主張する。しかし、そのNS5型の中には、恐怖や夢という人間にしかないはずの感情がラニング博士によって作り出されていたのだ。

ロボット(人工知能)と人間の戦いを描いた映画は飽きるほど見てきましたけれど、この脚本はとてもよく出来ていると思いました。人間の心の本質を解き明かすような深みがあります。お勧めです。

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