しみちゃんの不動産営業日誌

吹田市の不動産屋 マック住研の会長「しみちゃん」の不動産営業回顧録

⑧営業諸々Ⅲ その217

2012-10-28 18:17:54 | 日記
昨夜またまた我が家の月下美人が咲きました

この時期に咲くのは珍しいとのこと



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では その217 です



不動産の取引は実に色々なことがある

私が初めて不動産業界に入ったときのこと

千里山の土地を覚えるために
毎朝出社前の1時間「ポスティング」を始めた

ポスティングによる手紙の2回目の反響が…

介護のため田舎にある実家に戻らなければ
ならないためのご売却だ

お会いさせていただいてから3日後のこと

当社の価格査定書を提出し
ご説明を終えたときに売主様が口を切った

売主様「実は○○業者にも査定をして貰っている」

(この業者は大手業者だ ヤバイな!)

平静を装いながら
「査定価格は如何でしたか?」

売主様「査定価格はほぼ同じだが…
  最初の販売の仕方が全く違うんだよね

しみちゃん「と言いますと…」

売主様「あなたは査定価格より200万円上の
価格からの売出しを提案されているが
この大手業者さんは800万円上の価格から
売出して3ヵ月で売れなければ200万円を下げて…」

しみちゃん「えっ?そんな金額の
   ご提案をされているのですか?」

(相手が大手業者だけに
  お客様は信用されている様子だ)

しみちゃん「それは凄い価格ですね」

確かに億を超える物件であれば
そのくらいの価格差は許容の範囲に入ることもある

が今回の物件は3000万円を切る査定価格だ

(これはキチッとご説明をする必要があるな)

つづく

コメント
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