まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

国の不祥事 その1

2017年04月25日 | Weblog

年金問題

こんな記事が。

『国の年金不祥事~前編~

この年金問題の一番の原因は、

「国民が支払った年金を素人の役人が運用して莫大な損失を被ったり、
全く必要ない無駄な建物を作ったり、着服などの不祥事」
にあります。

・公的年金流用問題:国民が積み立てた年金が厚生年金会館やかんぽの宿など
 無駄な箱物に使われてしまった。

・年金記録問題:年金記録が一部消えてしまった。

・年金横領問題:職員が支払った年金を持ち帰って私利私欲に充てられてしまった。



■箱物で無駄遣い
グリーンピア厚生年金会館という建物をご存知でしょうか?
その施設を設置するのに使われたお金は皆さんが支払った年金です。

高度経済成長期を中心に建設が進みましたが、累積赤字を抱える施設が続出した上に、
民間施設との競合も問題化も相まって国は最終的に設置した在道県や民間に等へ譲渡しました。

結局、全301施設を総額1兆4千億円で設置して
譲渡で得た売却総額は2千億円


保険料の無駄遣いで終わりました。


■年金保険料を事務経費等に充てて無駄遣い
2004年、国会や新聞報道で、年金保険料を社会保険庁に関わる事務経費等に
安易に使用していたという事が発覚

・職員宿舎の整備費用

・社会保険庁長官の交際費

・社会保険庁の公用車購入費

・社会保険庁職員の福利厚生にかかる費用
 (社会保険大学校のゴルフ道具、社会保険事務所のマッサージ機器、
  職員のミュージカル鑑賞やプロ野球観戦の福利厚生経費など)

・社会保険事務局の家賃

・年金福祉施設等の運営費


が使われました。
1998年度から2005年度までの間、年金保険料
つまり皆さんの支払った年金を事務経費等に充てたそうです。


■消えた年金問題
2007年に2月に旧社会保険庁より公表されたのが、
消えた年金記録の件数

5,000万件!!
(厚生年金:4,000万件、国民年金:1,000万件)


判明という話でした。
これは、公的年金加入した人を識別する為の年金番号があり、それを過去の記録の統合・整理などを行い、
年金個人情報の提供を充実や皆さんが事前に記録を確認する機会を拡大するなどのサービス向上の目的で
皆さんの記録の整理状況を確認した結果発覚したものです。

この結果、皆さんにはどういう影響があるのでしょうか。

●年金支給漏れ疑惑
5,000万件の過去記録の中で、現在年金を受給中の方の年金番号に統合されていない
記録がたくさん出てきました。
具体的には、転職や結婚に伴う改姓などで別に年金番号が発行され、
この年金を支払っている期間が年金番号に加算されていなかった場合には、
本来受け取れるはずの年金額より少ない金額しか支給されていない恐れが生じるというわけです。

●消えた年金による年金不支給
【国民年金での消えた年金】
納めたはずの国民年金保険料の納付の記録が旧社会保険庁のデータ
(年金記録)や地方自治体の台帳になく、保険料の領収書を残していなかった為
納付証明ができず納付と認められないケースがこれに当たります。

また旧社会保険庁等は、本人が保険料の領収書を残していなかった
(から納付した証明ができない以上年金を払えない)と追い返してきました。
しかし、国に納めた保険料がまともに記録されていない事実を無視したり
「過去何十年分もの領収書を保存していますか!?」と
個人の方がまともではないとも言えるくらい保存をいきなり要求したのです。

そういった尋常でない点と役人は自己の保身などに走って
言い逃れをしてきました。
迷惑をかけている国民への対応を優先する姿勢が見られない事に
大きく批判されました。


【厚生年金での消えた年金】
こちらも酷い話で、給料から天引きされていたはずの厚生年金保険料の納付記録が
旧社会保険庁のデータにない、あるいは、同データを改ざんして、本来得られる
厚生年金が消えてしまう状況がありました。

これは旧社会保険事務所(旧社会保険庁の全国各地の出先)が厚生年金の
加入会社からの保険料の徴収率を上げるために、なんと納付が遅延している
などの企業経営者に、事業主から提示した会社員の給料にに基づいて
年金の管理機関が保険料を決める為の計算に使う「標準報酬月額」を
給料の支給実態と異なる額(=少額)に修正指示して提出させて、徴収すべき
保険料を変更していたというもの。
つまり年金記録を改ざんしたという事です。

この結果、役員・社員は給料からは本来の標準月額報酬に見合った保険料は
徴収されていたものの、実際に企業が納付していた保険料相当の少額の
厚生年金しか受給できないことになります。


ここまでで皆さんはこの不祥事を思いましたか?

国の予算不足で年金が消えたというなら理解できますが、
先進国の日本が、国民の年金記録の作り方もわからない
ということはありうるでしょうか?


技術の面で世界でも高く評価されている日本人なのに、
年金記録に関わった人たちの知能指数が低かったのかというとそれもあり得ないと思います。

例えばインターネットで名前と年金番号を入力して、明細を確認するような
簡単に仕組みを作り出すことをできたはずです。
すでにそのようなシステムが存在しているのだから
これぐらいのことはできて当然です。


この消えた年金の不祥事で老後を迎えた高齢者にどのような影響出たのか?

記録が消えた原因で予想していた受給額よりも金額が少なく老後の計画が
崩れた人は少なくありません。

年金を充てにして老後の生活を悠々自適に考えていたのに
生活を賄うことが出来ない為、今でも多くの高齢者が現役で働いてます。


年金が少ないから仕方ないという人もいれば、一方でまだまだ現役で
働きたい人もいらっしゃいます。

一番酷いのは真面目に支払って年金が受給される年齢に達しても
もらえない人もいます。
これは不祥事が発覚した時は大きな話題になりました。

実は公的年金に25年以上加入して保険料を支払わないと
年金が1円ももらえません。


年金記録が消えたことにより、その人は25年以上加入した記録が無く、
最低受給条件まで再び年金保険料を支払って穴埋めする人もいます。


最近では報道もされなくなり、話題が薄れてあまり知られていませんが
こういった現状を理解しなくてはいけません。


これが一般企業だったらどうですか?
金融機関だったらどうですか?

一般の保険会社などは、常識で当たり前のことなのですが・・・
国が最初から誠実に年金を支給する計画があったなら、
年金記録は消えることはあり得ません。


不祥事が取り上げられた時、>旧社会保険庁は作成期限がとても短く
納期に焦り、パソコンスキルが低い人たち多かった為、タイピングミスが
多くなってしまった
と言っていました。

国民の生活に大きな影響を及ぼす年金をこのようにパソコンスキルが
低い人間に任せる事は一般的にありえますか?


国の年金機関がこのようなに取り組んでいたことについて皆さんはどう思われますか?

後編は年金横領問題と現在、公的年金の運用管理をしている機関がどのように
年金を運用しているのか?をご紹介します。

※で、責任をだれも取らない!

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