若いソリストの歌声に

2017年07月29日 19時02分27秒 | オペラに挑戦
サワカミ財団が主催する「椿姫を100倍楽しむために」というガラコンサートを聞いてきた。
この夏予定されてる「ジャパン・オペラ・フェスティバル2017」のプレイベントです。昨年夏雨で途中中断になった野外オペラ公演の今年版の始まりなんです。
1部は講師によるオペラ「椿姫」の解説。「愛」の哲学的分析とそれがこのオペラにどう移し込まれてるかを先生なりの解釈で講義してくれた。古い哲学で「アリストテレス」と「エイリッヒ・フロム」の考え方を先生は「愛の二大哲学」と紹介されてたが、驚いたのは「エイリッヒ・フロム」が紹介されたこと。なぜビックリしたか? 実は僕が卒論をまとめる時に彼の『希望の革命 技術の人間化をめざして』を参照したんです。彼は「人間と労働」を考え、書いた人だと思って今日までいた。ところが「愛」についても書いた(『愛するということ』)と知って驚いたんです。
ストーリーを知ってるから今更「椿姫の愛論」なんだけど、こんなふうに学術的に解説されると、「なるほど」となる面もあったかな。
2部はサワカミ財団の若い研修生によるガラコンサート。まっこっちが聞きたくて参加したんですがね。
ソプラノが3人、テノールが1人、バスが1人の5人が歌ってくれた。テノールの彼はイタリア研修から戻ったばかり。他の4人はこれから留学だと紹介されてました。皆さん素晴らしいんだが、しいてあげれば岡村実和子さんとバスの松中哲平君に感心した。帰りにロビーで2人に応援の挨拶をしてきた。日本のソリストさんもレベル上がってる。十分世界に出ていけるんじゃないかな。
これだけの歌声を無料で聞かせてくれる、「私がオペラを応援してるのは「儲け主義」の今にあって、純粋に応援したいからなんです」と話す澤上さんの心意気が解る。だって昨年3幕が雨で中止になった野外公演、チケット代を返金してくれましたからね。素晴らしい財団です。そしていいコンサートでした。

さてもっと大事な発表がありました。8月の末から9月初めに4回野外オペラ公演(イタリアのソリスト、合唱団、楽団を招いて)のアナウンスがされてるんですが、未だに場所が発表になってなく、なんか不安な気持ちになってたんです。今日澤上さんから発表がありました。
今年は「迎賓館」で決まってたんだそうです。実は予想してたんです。「迎賓館の前庭でやってほしい」との希望も大だったんですがね。
が、予定してた期間に国賓が来ることになって使えなくなり、あわてて代わりの場所探しに奔走してたようです。そこで決まったのが、静岡の市民文化会館だそうです。しかも4回公演が2回になったとのこと。
 ① 9/1  18時から  ② 9/2  14時から   残念ながら室内になったわけですよ。
決まったからにはこれからどう観劇するかを決めることにする。有力は日帰りで②で観賞でしょうか。
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2 コメント

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迎賓館前だと1幕にぴったりだったのに (sky)
2017-07-30 08:27:14
残念なことです。後はソリストの発表を待つばかりです。
静岡市民会館になった理由はいかに。
新幹線で旅するメリットは?ここは思案ですね。
ただ、オペラハウススタイルの公演は、休憩時間の楽しみとか華やかな気分を味わえます。
しかし、足の便が悪いところですね。タクシーで10分か。
静岡決定のいきさつ (岳)
2017-07-30 08:46:06
skyさん まっはっきりしたから一歩前進と思いましょうかね。
昨日会が始まる前に澤上さんの挨拶があって、その中で経緯の説明とお詫びがありました。
突然迎賓館側から「申し訳ない」があって、あわてたようです。都内の大きな会場はもう全て押さえられてて、だんだん東京から離れていって、おさまったのが静岡で2回公演だったようです。舞台の大きさ、オケピットの大きさがネックだったようです。逆にみれば静岡市民文化会館は2000人はいって、オペラかけられる大きいホールだってことですね。そこはりっぱだね。

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