prisoner's BLOG

見た映画のメモを☆=20点★=5点による評価つきでつけていますが、テレビ画面で見たなどの理由でつけないこともあります。

「GODZILLA ゴジラ」

2014年08月30日 | 映画
ゴジラ以外に空飛ぶ怪獣ムートーが複数現れて、ゴジラが前半なかなかはっきり姿を現さないで気を持たせる間の場をつなぐ構成をとっていること、ゴジラがムートーの天敵であること、などかなり平成ガメラが入っている感じ。

さらに、ゴジラは核爆発と放射能が産んだと同時に、放射能を取り込んで生きるエネルギーとしてむしろ他を浄化する存在に設定にしているあたり、こじつけがかっているが「風の谷のナウシカ」の腐海とも通じるものがある。
日本のサブカルチャーにずいぶん通じているなあ、と思わせる。

もともと放射能の恐怖を訴えるだけだったら怪獣を出すまでもなくストレートに放射能だけを描けばいいことなのを、なぜ怪獣の存在でワンクッション置く形で描くことになったのか、という疑問を改めて考え直した。
もともと放射能という目にも見えなければ音も匂いもしないものを、怪獣という依代に託して一時的に可視化して呪いを解く、といった機能がいくらかあったのではないかと思う。実際、核の扱いには日本製ゴジラもかなり苦心していて、あまりすっきりした結論が出ていない。

ゴジラの全身が現れる、雄叫びをあげる、炎を吐く、といった場面まで気をもたせてもたせて、ためを十分とったところでどーんとぶつけてくるあたり、ほとんど歌舞伎です。千両役者の登場という感じ。
ハリウッド映画らしく戦艦の下をくぐるあたりなど、ゴジラの巨大感の出し方は見事。

日本人としては核爆発を見ること自体、かなりの抵抗を覚えるのだが、アメリカ映画の場合はそういう抵抗感はあまりなしにほいほい爆発させるのだが、しかし、爆弾を止めに行って結局止められないってなんだろうか。爆弾が出てきたら爆発させないといけない不文律に従ったみたいだけれど、爆発自体にカタルシスがあるわけでもない。
(☆☆☆★★)


劇場ロビーにあったモデルです。


ミッドタウンに作られた1/7モデルです。



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