prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「二ツ星の料理人」

2016年07月14日 | 映画
才能はあるけれど自分勝手なためシェフとして一流になりきれない男が周囲のことも考えるようになって再起するという、ありがちな話だけれど、そのプロセスがきっちり描きこまれていなくて、なんとなく再起したらしい、といった程度の印象なのは物足りない。
いくら腹を立ててもシェフが皿を投げつけてはダメでしょ。

ブラッドリー・クーパーとシェナ・ミラーの組み合わせというのは「アメリカン・スナイパー」で夫婦役だったのが再共演ということになるが、それも計算してのキャスティングだろうか。

監督が「ER」を何本も撮っているから「ER」風に厨房を撮っているのかと思ったら、救急病棟よりもっと狭いし火は強いしでそれほどカメラを動かさないでカットを割って撮っている。その分やや平凡。

ミシュランの調査員のやり方がああバレていていいのだろうか、と思った。それとも映画用の創作だろうか。
(☆☆☆)

二ツ星の料理人 公式ホームページ



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二ツ星の料理人|映画情報のぴあ映画生活

映画『二ツ星の料理人』 - シネマトゥデイ


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